2026/5/6
👩🦰🌳 公園を、もっと安心で心地よく。女性の視点を生かした公園づくりへ
2025年3月の南風原町議会では、公園管理や公園整備において、女性の視点や多様な利用者の声をもっと反映していく必要性について提案しました👇

○ジェンダー主流化とは?
政策や施策の立案・実施において、男女双方の視点を取り入れ、性別に基づく不平等を解消していくための考え方です。単に「男女平等」を掲げるだけでなく、意思決定や制度設計の中に多様な視点を組み込み、見落とされがちなニーズを拾っていくための重要なアプローチです。

○今回の問題意識・背景
公園は、子ども連れの保護者、高齢者、若者など、さまざまな人が日常的に使う公共空間です。だからこそ、できるだけ多様な立場の声を反映していく必要があります。
埼玉県では、公園施設の満足度を男女別に調査し、トイレの防犯対策や授乳室などで男女間の満足度に差があること、また子どもの遊具の好みにも違いがあることを把握したうえで、性別によらず誰もが利用しやすい公園整備の必要性を示しています。
一方、本町では、公園に特化した利用状況や満足度調査はまだ行われていません。また、経済建設部の職員の男女比は約4:1、班長職は約3:1、部課長は1:0との答弁もあり、建設分野の意思決定の中で、どう多様な視点を意識的に取り入れていくかが課題となっています。
こうした状況を踏まえ、公園管理に女性の視点を取り入れることを入口にしながら、より多様な住民参加につながる公園づくりを提案しました。
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🧩提案1|公園管理にも「ジェンダー主流化」の視点を
🎯提案の目的:
公園の管理や整備において、男女の違いや多様な利用者の視点を取り入れ、誰もが使いやすい環境づくりにつなげる
✅提案内容
埼玉県では、公園整備だけでなく、災害対応、新規就農者支援、創業支援、育児休業取得促進など幅広い分野でジェンダー主流化のモデル事業が進められています。
本町でも、公園を入口にしながら、この考え方をまちづくり全体にどう生かしていくかを検討すべきではないかと提案しました。
🔸行政の応答:
「男女のみならず全ての方の町政への参画を踏まえ、町の施策には様々な視点を取り入れたい。モデル事業化などは今後調査研究して取り組んでいきたい」との答弁がありました。

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🧩提案2|公園の満足度や使いやすさを、きちんと把握すること
🎯提案の目的:
公園利用者の感じている不便さや不安を見える化し、公園整備や管理運営の改善につなげる
✅提案内容
本町でも、公園に特化した利用状況や満足度、ニーズを把握するための調査が必要ではないかと提案しました。
また、女性の視点を積極的に取り入れる必要性についても確認し、まずはアンケートなど、すぐに取り組める方法から始めるべきではないかと求めました。
🔸行政の応答:
「公園に特化した施設利用状況や満足度調査など、具体的なニーズ把握は行っていない」との答弁でした。
そのうえで、「多様な利用者がいることを考えると、意識的に女性の意見を取り込んでいく取組は必要」「すぐに取り組めるものとしてアンケートがある」との認識も示されました。
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🧩提案3|先進事例や分析ツールを学び、施策に生かすこと
🎯提案の目的:
感覚論ではなく、先進事例や分析手法を踏まえたうえで、本町に合った施策を組み立てる
✅提案内容
国土交通省のサイトには、OECDの政策分析官によるジェンダー主流化の分析ツールキットや優良事例集なども紹介されています。
こうした資料を活用しながら、本町の公園管理に取り入れられる考え方や手法を調査研究してほしいと提案しました。
🔸行政の応答:
「国土交通省のサイトで確認できる資料を活用し、本町の公園管理に取り組めるよう調査研究してまいります」との答弁がありました。

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🧩提案4|女性や子育て世代の声を、公園管理に直接反映すること
🎯提案の目的:
公園を使う当事者の声を直接取り入れながら、より実態に合った公園管理・整備につなげる
✅提案内容
長野県高森町では、建設課と子育て中の母親との意見交換会を行い、子育て世代の声をまちづくりに取り入れる取組が行われています。
本町でも、こうした事例を参考にしながら、女性や子育て世代の声を公園管理に積極的に取り入れる仕組みをつくるべきではないかと提案しました。
また、男女共同参画月間などの機会に、啓発や意見交換を組み合わせていくことも求めました。
🔸行政の応答:
「高森町の取組はよい事例。本町でも参考にしながら、多様なニーズに応えられる公園の管理運営に努めたい」
「関係部局と連携してアンケート等に取り組むことは可能」との答弁がありました。
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🧩提案5|中長期の都市計画にも、多様な声を反映すること
🎯提案の目的:
公園の改善を単発で終わらせず、今後の都市計画やまちづくり全体に広げていく
✅提案内容
都市計画マスタープランのような中長期の計画づくりにおいても、ジェンダーの視点や多様な住民の声をより意識的に反映していく必要があると提案しました。
アンケート、意見交換、ワークショップなどを通して、幅広い人の声を計画の中に組み込むことを求めました。
🔸行政の応答:
「今後の都市計画マスタープランにも、アンケートや意見交換、ワークショップなどを通して、様々な方々の意見を伺いながら反映に努めていきたい」との答弁がありました。

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🧩提案6|公園の担い手を広げ、住民と一緒に育てる公園へ
🎯提案の目的:
公園を「行政が管理する場所」から、「住民とともに育てる場所」へと発展させる
✅提案内容
公園は単なる施設ではなく、地域の居場所であり、交流の場でもあります。
そのため、女性の視点を取り入れることを入口にしながら、将来的にはジェンダーマイノリティを含む多様な住民が、公園の担い手としても関わっていけるような方向性が必要だと提案しました。
🔸行政の応答:
「公園の担い手を広げていくこと、地域の方と一緒に取り組んでいくことを考えている」との答弁がありました。

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🎯この一連の提案のねらい
✔️ 公園管理において、女性や多様な利用者の視点を意識的に取り入れること
✔️ 満足度調査やアンケートを通して、見えにくい不便や不安を把握すること
✔️ 先進事例や分析ツールを活用し、本町に合った施策を組み立てること
✔️ 建設部門だけに閉じない、横断的で住民参加型の公園づくりを進めること
✔️ 公園を、住民とともに育てる地域の公共空間として再構築すること

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🌈目指す未来
・子どもも保護者も高齢者も、誰もが安心して使える公園
・防犯、居心地、使いやすさに配慮された公園環境
・女性や多様な立場の住民の声が、きちんと反映される公園管理
・行政だけでなく、地域住民も担い手となる公園運営
・公園を通じて、地域のつながりや参加の輪が広がるまちづくり

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