2024/11/25
本日は武蔵野市の農業委員会委員との意見交換会がありました
色々なご意見をいただきとても参考になりました
例えば新たに農業を始める人には様々な補助金があるが、後を継ぐ者には補助金がなく、古い機械の処分などから始めるとマイナスのスタートになる
これは農業を続けていくということで大きな問題だと思われます
新規も大事ですが継続してもらうことはさらに大事なことです
どう継続してもらえるか、考える必要があります
また相続税を支払うために、代替りで農地が減ってしまう
農地に相続税が必要なのか?
大きな問題です
相続税には疑問を持つところがあります
売却で土地などで現金化するときに、自分で買った土地よりも多くの税金がかかる
それなら必要だと思いますが、農業や商業をする、自分が住む、そういうものまで相続税が必要なのか
考える必要があるのではないかと感じます
近年の夏の暑さ対策の話もありました
農産物の成長だけでなく、農業従事者の健康問題もあります
農業の作業最中に亡くなられた方は昨年360人以上で、最も亡くなられる方の多い産業だそうです
そして、農産物の価格の問題
色々とコストが上がる中、販売価格はなかなか上げられない
これは輸入品などもある関係で難しいところがあります
武蔵野市は農業は産業振興課での話になります
しかし、単に産業振興で考えていいのでしょうか?
食料安全保障という面で考えないといけません
災害時にせめて子どもたちが飢えることがない
そのためには給食の野菜の地産地消は大きな役割を持ちます
単に農家の方が儲かることを考えるのであれば高く売れる農産物だけを扱えば良いとなりかねません
それでは給食の地産地消など無理になります
食料安全保障のためにも農家の方々に武蔵野市で野菜などを育ててもらう
そういう考えも必要になります
多くの勉強になる時間でした
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ヤマザキ タカシ/52歳/男
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