2026/5/15
【23年の現場実感】なぜ今の介護保険制度では「自立」が阻まれるのか?フィジカルAIが変える未来。
一谷 勇一郎です。 いつも活動へのご理解をいただき、ありがとうございます。
先日、日本維新の会の部会にて、装着型サイボーグ「HAL」の開発者である筑波大学の山海嘉之教授とお会いしました。最先端の「フィジカルAI」が、脳の信号を読み取り、再び足を動かす。その魔法のような光景に、私は未来への確信を得ました。
しかし同時に、20年以上介護保険制度と正面から向き合ってきた実務家として、「今の制度のままでは、この素晴らしい技術を活かしきることはできない」という冷徹な現実も感じています。
介護保険法には「自立支援」という立派な理念が掲げられています。しかし、現場の実態はどうでしょうか。私は以下の5つの構造的欠陥が、自立を阻んでいると考えています。
山海先生の技術は、ドイツやマレーシアではすでに国家戦略として取り入れられています。日本発の技術が、日本では制度の壁に阻まれている。これは、誰のせいでもなく、制度がテクノロジーの進化に追いついていないことが原因です。
「確かな分析」に基づき、合理的で夢のある制度へ組み替えたいのです。
この「フィジカルAI」の可能性は、医療・介護だけにとどまりません。人の動作や周囲の状況を物理的に捉えて最適化するこの技術は、将来的に「自動運転」などの分野にも応用され、私たちの移動や安全、物流のあり方そのものを変えていくはずです。
「労働力の確保」という国家戦略へ
山海先生の技術は、海外ではすでに国家的な「労働力確保」の切り札として導入されています。
マレーシアでは、厚生労働省にあたる「保健省」ではなく、あえて「人的資源省」が主導してHALの導入を推進しています。社会保障機構(PERKESO)が100%費用を負担し、東南アジア最大級のサイバニクスリハセンターを設立した目的は明確です。それは、怪我や病気で動けなくなった国民を「再び社会に、そして労働市場に戻すこと」です。
自立を促し、身体機能を回復させることは、単なる福祉ではありません。国民一人ひとりが再び活躍できる場を整え、国全体の労働力を維持・強化するための「攻めの投資」なのです。
まずは私自身もHALを実際に体験させていただき、活用されている現場へ直接足を運びたいと思います。
この事案についても今後も現場での気づきや進捗を継続的にメルマガでご報告してまいります。ぜひ、これからの展開にご注目ください。
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