2025/4/5
はじめまして!ライターのかおりです。
今回は、「今月のあきら」の第2弾(前編)です。「今月のあきら」では、議会や地域での活動、議員としての活動など、木村あきらの公的な活動について紹介します。
2~3月の活動についてあきらさんにインタビューしました。
2月のあーちゃんとのセッション(該当記事はこちら)以降はどうでしたか?
初めて広田町ではない地域(小友町)で報告会をしました。そのために、陸前高田市の全世帯合計、約7400世帯に、自分のチラシを新聞折込で配布できました。
もう1個は山火事かな。
報告会に向けて、7400世帯にもチラシを配ったんですね。
これまでは、広田町でしかチラシを配布していなかったんです。広田町は1000世帯くらいで、50回以上報告会を行ってきていたのですが、他の地区には出向いたことはなかったんです。
今回、広田町外でもチラシを配布したことは挑戦的な試みで、緊張感がありました。

緊張感というのは、どういうことなのでしょう?
議員の仕事は、その地域の具体的な困りごとを改善すること。例えば、道路を直すとか。となると、「自分の」地域のことだけ頑張ればいい。わざわざ「他所の」地域にまで行かなくてもいい。という雰囲気があるんです。
そうした雰囲気を感じながらも、陸前高田市全域にチラシを配布したり、小友町で報告会をしたり、というのは、僕にとっては挑戦だったなと思います。
なるほど。あえて、広田町外の地域で報告会をするのはなぜなのでしょう?
市議が市全体のことを考える必要性として、僕は「テーマ型政策課題」を大切にしているんです。
僕は以前、米崎町で子供食堂を手伝った経験があるのですが、子供食堂って目の前の子供だけでなく、市全体のためになるんです。
そんなふうに、「この町の課題」というよりも、「市全体としての課題」をもとにして、他の地区のことももっと知りたい、そして、他の地域の人にも自分が掲げる政策とかテーマを知ってほしい、相談してもらいたいって思っています。
広田町以外での報告会第一弾、小友町での報告会は、実際どうでしたか?
良かったです。まず10人も来てくれたんです。何人来てくれるかドキドキだったので、嬉しかったです。
合計7400世帯配布して、10人の参加者。正直、少なめの人数なのかなと思ってしまいます。
いや、そうですよね。
政治家の集会って100人くらい集めてそうなイメージもあるかもしれません。
でも僕は、面と向かって自分の考えを伝えたりとか、その方々の話を聞けたりする人が10人いるって、素晴らしいことだと思うんです。
どんな人が来てくれたんですか?
小友町にいた2人の知り合いが来てくれたのと、同じ会派である、佐々木りょうま議員の知り合いが来てくれました。チラシをきっかけに来てくれた人もいて。「木村さんに、チラシを配ってもらったから今日来た」っていう人もいました。
すごい。挑戦した成果があったんですね。
はい。実際のチラシ配布は玄関先で、「お、どなた?」「広田町の。」「若い人でしょ。」「(チラシを見せながら)こんなのがあって。」「じゃあ行きますかね。」みたいなやり取りをして。実際来てくださったのが、藤井さんと黄川田さんでした。
小友町でのチラシの配布で、400世帯くらいは歩いたんだけど、300世帯ぐらい歩けていなくて、新聞の折り込みで配ったんです。
その折り込みチラシを持ってきてくれた人も1人いらしてくれて。歩いてよかったし、配ってよかったです。
チラシを配って、10人が来てくれた。その方々と話ができた。こうした活動が、僕が大事にしたい「あなたと町づくり。あなたと対話し続ける。」っていうことと、つながると思っています。あと、話の内容がテーマ型になったのもよかったです。
具体的には、どんな話をしたんですか?
僕は、移住政策、特にUターン政策(詳しくはこちら:前編・後編)の重要性について話しました。
移住政策っていうと、Iターン者の話になることが多いんですが、地元の人たちが戻ってくることってすごく重要なんじゃないかと思う、という話をさせてもらいました。
来てくれた方の反応はいかがでしたか?
そう言われてみればそうだよね、という声が多かったと思います。
そもそも、地元の方からすると、「移住者」は僕みたいな「都会から来た若者、いわゆるIターンっていうイメージが強くて、Uターンは移住者ではないって言う感覚なんです。これは、多くの方が持っている感覚かもしれません。
家を建てたら補助金が出る制度があったんですが、Iターン者とUターン者で金額に差があったんです(※2025年4月1日よりIターン・Uターンの差は無くなっています。詳細はこちら。)。市役所としては、Uターン者は実家があるから家を建てる必要はないよね、という考え方なんです。でもこれはいらない区別だなと思っていて。それに、津波で家が流されてしまった方もいらっしゃるし、みんながみんな実家に住みたいわけじゃない。
報告会では、家を建てる若者が、この地域に定住することを応援するっていう意味で、IターンもUターンも関係ないんじゃないかっていう声もあって。
IターンにもUターンにも差はないという、僕の考えも間違っていないんじゃないかなと思えました。
報告会の中で、印象的だったことはありますか?
新たな視点をもらったなと思ったのは、50代・60代のUターンについてです。
「親の介護で、50代・60代で戻ってくる人も一定数いる。そこはどう思いますか?」っていう質問をもらって。すごく考えさせられました。
僕がイメージしていたUターン者は、20代後半とか若い人だったから、今回質問をもらって、確かにその世代のサポートも考えていきたいなと思いました。
今回、報告会をしたからこそ見えてきたところですね。
そうなんです。UターンとIターンで補助金に区別はつけなくていいんじゃないかという話に、そうだよねっていう反応をいただいたのも、50代・60代のUターンの話を挙げてくださったのも、報告会に来てくださった方たちが、自分事として受け取ってくれたからだと思うんです。
政治家がなんか難しいことを話していて、それをただ聞いているという場ではなく、対話的に政治を考える機会をみなさんと一緒に作れたと思っています。
先ほども「対話」という言葉が出ていました。対話というのは、あきらさんにとってキーになるんですか?
そうですね。僕が掲げている3つの公約のうち、一番大切にしているのが「市民が主役の町づくり」。みんなと一緒に作りますというところなんです。
今回、Uターンの話を報告会でしようと思ったのも、みなさんと話したいテーマだったし、地域の枠を超えてみんなで一緒に話し合えるテーマだと思ったからだったんです。だから、様々な反応をいただけたことはすごく嬉しかったし、手ごたえがありました。
次の報告会に向けての目標はありますか?
はい。一緒に報告会をした佐々木りょうま議員が、一般質問と結び付けて話していたのがとてもいいなと思って。僕も次回はやりたいなと思いました。
報告会が2月22日だったんですが、そこで出た意見に対して、「10日後くらいにある3月の議会の一般質問の場で話させてもらいます」というようなことを仰っていて。
意見交換をするだけにとどまらず、次の議会に向けても皆さんと一緒に作ることをしていきたいと思います。
あと、今回はチラシを手渡しで配ったのが400世帯だったので、次は500世帯に配りたいですね!やっぱり多くの方と話したいので!
挑戦的なお話を、ありがとうございました。次の挑戦も応援しています。
後編では、大船渡市で起こった山火事に関する活動についてお聞きしていきます。
執筆:かおり(ライター)
社会人2年目。日頃は教育関係の仕事に従事。政治に興味を持ち仕事の傍ら活動中。木村あきらとは学生時代に東北での震災復興ボランティアを通じて知り合いに。木村の「ぶっちぎりでまっすぐ」な在り方に励まされ、「どうすれば誰も寂しい思いをしない優しい世界を作れるのか。」に共感。離れた地から応援している。
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いつもありがとうございます!
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