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6月23日 一般質問 子どもの権利擁護について

2026/6/23

 

 

  子どもの権利擁護について


                                   
鉛筆小池質問

 次に、子どもの権利擁護について伺います。

私はこれまで、子どもの意見表明を支援する「子どもアドボカシー」の導入について提案してまいりました。社会的養護を必要とする子どもだけでなく、すべての子どもの意見が適切に聴かれ、尊重されるためには、この仕組みが重要であると考えています。

また、令和4年の児童福祉法改正により、一時保護や施設入所等の際に子どもの意見を聴くことが明文化されました。

本市では、本年4月に北河内初となる児童養護施設「クジラハウス」が開設され、最短で令和12年度には児童相談所設置も予定されています。

こうした状況を踏まえ、児童相談所設置を見据えた子どもアドボカシーの体制整備について、現在どのような準備を進めているのか、市の見解を伺います。

 

マイク子ども未来部長答弁

 次に「3.子どもの権利擁護について」お答えします。

現在、子どもの権利擁護の重要性等につきましては、「子どもを守る条例」の周知啓発などを通じた機運醸成を図るとともに、広く子どもの意見を聴き、施策へ反映させていくため、国の「こども意見ファシリテーター養成講座」に担当職員が参加するなど、子どもが安全・安心に意見表明できる環境づくりや、聴き手側のスキル向上に努めているところでございます。

また、児童相談所の設置に向けて、一時保護中や施設入所中などの子どもの意見・意向を踏まえ、永続的な養育者と生活環境を保障するパーマネンシー保障を実現するべく、子どもの意見聴取や意見表明等支援子どもの権利擁護に関する審議会のあり方についても、検討を進めているところでございます。

今後も引き続き、社会的養護を必要とする子どもの意見表明を支え、最善の利益が確保される具体的な体制整備の手法について、先進事例などを参考に調査・研究してまいりたいと考えております。

 

鉛筆小池質問                                 

 子どもの権利擁護についての考え方は理解しました。ぜひ子どもアドボカシーの仕組みを取り入れた体制整備を進めていただきたいと思います。

次に、権利擁護とともに重要な家庭養育の推進について伺います。

国は「新しい社会的養育ビジョン」や「社会的養育推進計画」において、家庭養育優先の考え方を示しています。

社会的養護を必要とする子どもたちが安定した愛着関係を築きながら成長していくためには、里親制度の充実市民の理解促進が不可欠です。

また、児童相談所設置後は、里親の認定や支援などを本市が主体的に担うこととなります。

そこで、本市の養育里親登録状況と今年度の里親制度の周知・啓発の取組について伺います。

あわせて、児童相談所設置や社会的養育推進計画の策定を見据え、今後どのように里親制度の普及と家庭養育を推進していくのか、市の見解を伺います。

 

マイク子ども未来部長答弁

 本市における令和8年3月末時点の養育里親の登録家庭数は11家庭となっており、令和5年度から横ばいの状況が続いております。今年度の取り組みについては、里親支援センターが実施するパネル展示や個別相談会をはじめ、ポスター掲示やチラシの配付、横断幕の設置など里親制度の周知啓発にも協力しています。また10月の里親月間には里親支援センターと連携して市も主催者となり、里親啓発イベントを予定しています。

今後、児童相談所の設置を見据えまして、社会的養育体制の確保方策を示す
「社会的養育推進計画」の策定に向けた検討を進める予定としており、その中で、
養育里親の開拓を含め家庭養育の推進についても検討を行ってまいります。

また、社会的養育の推進に際しては、支援の担い手となる児童相談所とまるっとこどもセンター、児童養護施設の意義、役割の理解促進も含めて、市民の皆様に積極的な関心を寄せていただき、社会全体で子どもを支える意識をさらに醸成できるよう、周知・啓発に取り組んでまいります。

 

鉛筆小池要望                                  
 子どもの権利擁護を進めるうえで最も大切なことは、子どもの声を丁寧に聴き、その意見を尊重しながら最善の利益を実現していくことです。

令和4年改正児童福祉法では、子どもの意見聴取と意見表明等支援が明確に位置付けられました。本市においても、児童相談所設置を見据え、子どもアドボカシーを含めた権利擁護体制を計画的に構築していただきたいと思います。

また、権利擁護と家庭養育の推進は一体的に進めるべき取組です。国が示す家庭養育優先原則のもと、社会的養護を必要とする子どもたちが、できる限り家庭的な環境で成長できる体制を整えていただきたいと思います。

本年4月に開設された児童養護施設「クジラハウス」、
里親支援センター「おひさま」まるっとこどもセンター、そして将来設置される
児童相談所が連携し、切れ目のない社会的養護体制を構築していただくことを期待します。

あわせて、里親制度の周知啓発、里親の開拓・養成・支援の充実に取り組み、社会全体で子どもを支える地域づくりを進めていただくよう要望いたします。

さらに、本市が児童相談所設置市となることは、子どもの権利擁護を先導する自治体となる大きな機会です。ぜひ子どもの声を中心に据えた社会的養護体制の構築に取り組まれることを強く要望いたします。

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