2022/4/15
宇治市で子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス・HPV)ワクチンのキャッチアップ接種開始
令和4年4月1日より子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス)ワクチン(以下HPVワクチン)の積極的な勧奨が再開されることに伴い、これまで個別通知や積極的な勧奨がないために公費での接種できる年齢(小学校6年生~高校1年相当)が過ぎてしまった女性に対して、宇治市でもキャッチアップ接種が始まっています。
わたしもこれまでHPVワクチンの接種率向上やキャッチアップ接種の実施を提言してきました。
・HPVワクチンについての市政報告
・HPVワクチン接種率向上についての一般質問
・キャッチアップ接種実施についての一般質問
国の施策で、公費での接種機会を逃した女性に対するキャッチアップ接種が今年度から実施されることは非常に良かったと思っています。また、キャッチアップ接種についての個別通知がなければ、なかなかキャッチアップ接種も進まないのではないかと思っていましたが、これも個別通知が送られ、積極的な勧奨が図られるとのことで安心しました。
厚生労働省によると、キャッチアップ接種の対象となるのは
・平成9年度生まれ~平成17年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2006年4月1日)の女性(※1)
・過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない(※2)
※1 このほか、平成18・19(2006・2007)年度生まれの方は、通常の接種対象の年齢(小学校6年から高校1年相当)を超えても、令和7(2025)年3月末まで接種できます。
※2 過去に接種したワクチンの情報(ワクチンの種類や接種時期)については、母子健康手帳や予防接種済証等でご確認ください
とのことです。
なお、上記の対象者が公費でワクチンを接種できる期間は令和4(2022)年4月~令和7(2025)年3月の3年間です。
宇治市ではキャッチアップ接種対象年齢で、今までに一度も接種されたことのない女性には個別通知が送られます。ただし、1~2回接種をされただけで、3回の接種を完了されていない方もキャッチアップ接種の対象となりますが、個別通知が送られてきませんのでご注意ください。
詳しくは厚生労働省のホームページ「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~」や宇治市のホームページ「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種について」をご参照ください。
今回は提言していたことが国の施策で実現し、大変喜ばしく思っています。引き続き宇治市政への積極的な提言をしてまいりたいと思っていますので、皆様のご意見をお聞かせください。
宇治市議会議員 かどや(角谷)陽平 公式サイトはこちら
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