2021/3/6
宇治市のHPV(子宮頸がん)ワクチン定期接種(令和3年3月定例会一般質問報告その3)
1.厚生労働省によるHPVワクチン定期接種個別通知の再依頼について
HPV(子宮頸がん)ワクチンの定期接種について再び質問をしましたが、奇しくもこの日(令和3年3月4日)は国際HPV啓発デーだったそうです。
このワクチンに関しては厚生労働省による個別通知の再依頼が令和3年1月26日に出されました。前回の通知は令和2年10月9日に行われています。
・HPVワクチンについての前回の一般質問
https://go2senkyo.com/seijika/174932/posts/170106
・HPVワクチンが子宮頸がん発症予防に効果があると実証されたとの報道
https://go2senkyo.com/seijika/174932/posts/170106
・厚生労働省のHPVワクチン個別通知の依頼について
https://go2senkyo.com/seijika/174932/posts/173061
そこで、前回通知を受けて宇治市が行った対応について確認したところ、令和3年4月から定期接種の対象から外れてしまう高校1年生相当の女子とご家族に迅速に通知および情報提供を行ったとのことでした。(これについては昨年の決算委員会でも確認)
次に、市政だよりなどの広報誌などでのHPVワクチンに関する啓発を行う考えについて聞いたところ、市政だよりホームページ、個別送付による情報提供とともに、より効果的な情報提供についても検討するとのことでした。
市には、HPVワクチンが定期接種の対象であると周知するだけでなく、そもそもHPVワクチンとはなにであるかの啓発について要望しました。
2. 接種機会を逃した市民への対応について
つぎに、HPVワクチンについての情報がなく、個別通知が行われなかったことにより接種機会を逃した市民への対応について質問・要望しました。
現在、高校2年生相当以上の女子が任意でHPVワクチンを接種する費用の助成等を要望しましたが、これについては現在検討していないとのことでした。
大阪市では新型コロナ禍を受けて、HPVワクチンについて接種時期を1年延長し、高校2年生相当の女子まで公費で接種ができる措置を実施されています。こうした助成などの支援策については引き続き要望してまいりたいと思っております。
次回は宇治市の公立小中学校での教育ICT化についてご報告します。
宇治市議会議員 かどや(角谷)陽平 https://yohei-kadoya.com
一般質問ご報告その1 宇治市の新型コロナワクチン接種の計画・スケジュール
https://go2senkyo.com/seijika/174932/posts/215594
一般質問ご報告その2 宇治市の高齢者施設での新型コロナワクチン接種体制
https://go2senkyo.com/seijika/174932/posts/215601
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