小谷 英次郎 ブログ

#小田原市 政治倫理で傷つく人を、二度と生まないために R7年9月一般質問連載⑥(最終回)

2026/8/22

9月議会直前に、ちょうど一年前に行った一般質問を連載していますが、今日で最終回です。

(昨日YOUTUBE更新!)

https://www.youtube.com/shorts/ywC6QtwVd8Y

(また、懐かしいYOUTUBEが出てきましたが、一昨日、私を誹謗中傷していた方と、されて以降はじめてお話しできました。この動画の4点の根拠についてお伺いしたところ、「人から聞いた話」以上の具体的な根拠は示されませんでした。そこで、無断でお名前を挙げられていた方々で連絡が取れる方々に確認したところ、事実無根であるとのお話を、改めていただくことができました。過去のURLをご参照ください。)

https://www.youtube.com/watch?v=WlANdBPDN7w

(一般質問の全内容はYOUTUBEでも。)

https://www.youtube.com/watch?v=MFaV-ZJC7Tk&t=126s

 

この一般質問では、小田原市が行った「市の事務事業に関して懸案とされる事案の検証結果」を取り上げました。

清閑亭をめぐる風評被害と名誉回復、職員処分における情報公開、そして2021年に市が議会へ行った政治倫理の申立てについて、市の姿勢を問いただしました。

特に政治倫理の問題では、外部専門員が「パワハラがあったとは言い難い」との見解を示しているにも関わらず、市は申立てを撤回していません。

さらに、市の申立てについても、外部専門員は「手続の濫用とまではいわないまでも、適切であったとは言い難い」との見解を示しています。

それでも、なぜ撤回や名誉回復につながらないのか。

複数の弁護士から得た見解も示しながら、行政が自ら行ったことに問題があったと分かったとき、どう向き合うべきなのかを最後まで問い続けました。

やり取りをご覧いただければ分かりますが、私には市の答弁にはどうしても整合しない部分があると感じます。

市が根拠としているのは、外部専門員の報告書にある「市が『虚偽』の申立てを行ったとまでは言えない」という一文です。

しかし、これは「パワハラがあった」という認定ではありません。「市が当時、パワハラだと考えたこと自体が虚偽だったとまでは言えない」という意味です。

「パワハラがあった」のか、「市がパワハラだと考えたことが虚偽だった」のかは、全く別の問題です。

外部専門員は「パワハラがあったとは言い難い」とし、市の申立ても「適切であったとは言い難い」としています。それでも市は申立てを撤回しない。私は最後まで納得することができませんでした。

小田原市では近年、不祥事が相次ぎました。

だからこそ、行政にとって大切なのは、間違いを起こさないことだけではなく、間違いがあったときに、それを認め、必要であれば撤回し、謝罪し、二度と繰り返さないことだと考えます。

この件について、私はもう議会で追及するつもりはありません。

ただ、政治倫理の対象とされた経験は、私にとって非常につらいものでした。

政治倫理とは、一人の政治家の名誉や信用、そして一人の人間の心にも深く関わる、極めて重い手続です。

だからこそ、政治倫理の対象とするのであれば、感情や憶測、ましては「虚偽とまでは言えない」ではなく、事実を十分に確認し、必要に応じて弁護士や専門家の見解も得た上で、慎重かつ公正に判断されなければならないと考えます。

この夏、議会運営委員会で視察した福知山市議会でも、政治倫理を扱う際に専門家の見解を得ることの重要性について伺いました。先進市議会では当たり前のようにやっています。

私が経験したことを、ただの過去の出来事にはしたくありません。

この経験が教訓となり、同じようなことが二度と繰り返されないこと。そして、より公正で慎重な政治倫理の仕組みへと小田原市議会が改善されていくことを願い、この問題についての私の議会での追及を終えたいと思います。

全やり取りは以下です。

【小谷英次郎】

 大項目3、市の事務事業に関して懸案とされる事案の検証結果について。
 2024年10月4日の「市長の日記」において、加藤市長は、清閑亭にまつわる経過について、市の一連の対応が様々な疑念を招いたことに対し小田原市民へ謝罪しました。また、事業者とは、「増築部分の所有権にまつわる問題の解決、賃料や駐車料などの追加徴収などは進めますが、風評被害などで御迷惑をおかけしたことは大変申し訳なく」と、明確に風評被害を受けた事業者に謝っています。そこで、当該事業者はどんな風評被害を被ったのか、小田原市として名誉回復にどう取り組んだのかを伺います。
 次に、7名の職員が処分されたことについて。先日、検証結果に基づき行われた懲戒分限審査委員会の会議録として情報公開請求された文書がネット上に拡散され、黒塗りに対しての批判がされていることを市民からの情報提供で知りました。情報公開の原則に対して許容される黒塗りは人権や個人情報に関することですので、公務員の出張先や公用車の立ち寄り先の黒塗りとは全く質が違うと私は考えていますが、小田原市の見解を伺います。
 最後に、2021年12月16日に小田原市が議会に訴え出た政治倫理の申入れについて。6月定例会においても多くの議員から撤回すべきと質問がありました。かつて小田原市において、こんなにも撤回を求められた行政文書があったのでしょうか。検証結果において、「パワハラ」や「不当要求」という極めて強い言葉を明確に使い、当該議員の名誉を著しくおとしめているこの文書に対し、「パワハラがあったとは言い難い」と明確な外部専門員の見解も出ています。存在しないパワハラという強い言葉を使って謝罪を求め、公文書管理規程も無視して出された文書です。清閑亭の際の記者会見において、公文書管理の重要性を強く主張された加藤市長が、なぜいまだに撤回をしないのか不思議でなりません。誠実でまっとうな要求を無視し、不適切な行政文書を撤回しないという選択が、誠実でまっとうな判断なのかという点について伺って、登壇しての質問を終わります。(拍手)

<市長(加藤憲一君)>

 次に、大項目の3、市の事務事業に関して懸案とされる事案の検証結果についてのうち、清閑亭活用事業についてであります。さきの検証結果にありますとおり、清閑亭活用事業につきましては、市の事務手続上の不適切さ、意思決定段階における課題に対する認識の甘さなどにより、市が事業者に対し便宜を図ったのではないかという疑念を生じさせることとなってしまいました。さらに、これらがSNS等で取り上げられ、あたかも事業者にも非があるような風評が広がり、結果として事業運営に御迷惑をおかけしたものと捉えております。事業者とは引き続き連携を図りながら、適時適切に清閑亭の魅力や取組を広報紙や市ホームページを通じて発信するなど、事業者の名誉回復に努めてまいりたいと考えています。

 次に、職員処分に関する情報公開についてであります。本事案に係る公文書の公開請求につきましては、個人の権利利益を害するおそれのあるものや、人事管理に係る事務に関し、公正かつ円滑な人事の確保に支障を及ぼすおそれのあるものと判断し、一部公開としたものでございます。市としては、市情報公開条例に基づき適切に対応したものと考えています。
 次に、市議会に対する政治倫理に関する申立てを撤回しないという判断についてであります。検証結果報告書の中で外部専門員の見解におきましては、「『ハラスメント』に該当する』と『思料』した事実が存在しなかったとは言えず、市が『虚偽』の申立てを行ったとまでは言えない」とする一方で、申立てにつきましては、「手続の濫用とまではいわないまでも、適切であったとは言い難い」とされているところでございます。申立ては、そうした様々な状況の中で当時判断し行われたものであり、その事実をなかったものとすることはできません。よって、検証結果を踏まえても、令和7年6月定例会において答弁申し上げましたとおり、今の段階で取下げを行わないものとしたものでございます。大事なことは、こうした事案に伴う様々な検証を踏まえ、教訓とし、今後の誠実な市政運営に生かしていくということであると私は考えております。

 

【小谷英次郎】
 次に、最後の大項目3に移りまして、まずは風評被害について、市の責任で風評被害を与えたことを反省し、名誉回復に努めるのは当然ですが、「あたかも事業者にも非があったかのような風評」とは具体的に何か伺います。

<文化部長>

事例の一つといたしまして、本市の財産規則に基づき算出した清閑亭の貸付料について、相場と比べて著しく低廉であり、事業者に便宜を図っているのではないかと、こういった疑念が広がったことが挙げられます。

【小谷英次郎】

小田原市の不適切な事務により与えた風評被害に対して、当事者への謝罪と名誉回復を行っているのはとても重要なポイントです。当然、人によって対応を変えるのは許されません。
 次に、職員処分について。処分された職員が特定され、人権や個人情報が毀損されることを避けるための黒塗り理由はとてもよく分かりました。ただ、処分理由は議事録に明確に記載されているのか伺います。

<企画部長>

情報公開請求において非公開となった内容については、お答えをすることができません。なお、一般的に職員の懲戒処分に当たりましては、小田原市職員懲戒分限審査委員会を開催して、事実関係や非違行為の種類、他市の事例等に基づいて審査をした上で決定しておりまして、根拠なく処分が決定されることはありません。

【小谷英次郎】

訂正が入ってしまったので分かりづらかったかもしれませんが、根拠なく処分が決定されることはないとのこと、非常に安心しました。理由が妥当なら処分も受け入れられます。確認ですが、職員の処分を決める会議において議論を錯綜した場合、休憩となった上で議論が進むことも考えられますが、再開後にきちんと議事録に残る形で休憩中の話がまとめられて、処分理由が明確に述べられるのか伺います。

<企画部長>

休憩中に話し合われた内容につきましては、正式な会議の一部とはみなされませんので、議事録には記載されることはありません。議事録には正式な発言のみが記載されますが、小田原市職員懲戒分限審査委員会において処分が決定される場合は、必ず処分理由が付記されることとなっております。
 以上です。

【小谷英次郎】

すばらしい答弁で、必ず議事録に処分理由が書かれる、これもとても重要なポイントです。議事録に処分理由がない場合は、処分は無効との見解を小田原市が示したと私は理解しています。
 政治倫理に移ります。小田原市は、パワハラとまで強い言葉を使用しているにもかかわらず、市の顧問弁護士に一度も見解を聞くことさえせず、一方的に訴えました。訴えられた議員は、2021年12月から今年の7月、そして8月に至るまで、弁護士を何人も訪ねて歩いて回り、パワハラの事実がないことの見解を複数の弁護士から得ました。これはお名前を出したことでネット上で攻撃を受けた方もいますので、この場では伏せますが、小田原市には1年前に正式な弁護士名での文書を提出しています。それにもかかわらず、小田原市は外部専門員に見せることすらしませんでした。なぜか伺います。

<企画部長>

この検証は、組織的な意思決定や執行プロセスを対象としたものでありまして、議会での答弁や職員へのヒアリング結果、各事業の所管から提出された書類など、検証の担当課であるコンプライアンス推進課が自ら収集した資料を基に、市内部の調査として確認を行ったものであります。したがいまして、議員から提供された文書については、調査の趣旨や、公平性・中立性を期す観点から、外部専門員には提供しなかったことを御理解いただきたいと思います。
 以上です。

【小谷英次郎】

小田原市は、2021年12月16日付の訴え文書を外部専門員に見せています。一方、当該議員は、弁護士見解を基に反論文を2022年3月9日小田原市議会会派代表者会議に提出しました。公平公正を期すなら、当然この文書も見せねばならないでしょう。片方の、一方の訴えている側だけの見解を示して、それに対しての反論文すら見せない。これのどこが公平公正なのか、改めて伺います。

<企画部長>

この検証は、あくまでも組織的な意思決定や執行のプロセスを対象としたものであります。したがいまして、市と当該市議の主張の是非を問う性質のものではありませんので、反論の文書を外部専門員に見せる必要はないという判断をしたものであります。
 以上です。

【小谷英次郎】

答弁から公平公正の言葉が消えました。外部専門員からも「パワハラがあったとは言い難い」と明確に検証結果に出ているにもかかわらず、パワハラ議員だと誹謗中傷され、風評被害を受けている当該議員の名誉回復には努めないのか伺います。

<総務部長>

御指摘いただいたところでございます、市の事務事業に関しまして懸案とされる事案の検証結果報告書におきまして、「『ハラスメントに該当する』と『思料』した事実が存在しなかったとは言えず、市が『虚偽』の申立てを行ったとまでは言えない」とされておりまして、これに基づく対応でございます。
 以上でございます。

【小谷英次郎】

事業者の名誉回復には努めるが、当該議員の名誉回復には努めない。私、これは差別的な対応だと感じます。小田原市と当該市議の主張の是非を問う性質ではないから公平性はどうでもいいという答弁は、ひとまず理解しました。主張の是非を争っていないのに、「『ハラスメント』に該当すると『思料』した事実が存在しなかったとは言えず」と、なぜ小田原市の言い分の正当性を主張する答弁を繰り返すのでしょうか。当該議員はまた議場で小田原市という巨大な権力と権威によって名誉をおとしめられていますので、しっかり反論しますが、外部専門員が明確に「ハラスメントがあったとは言い難い」と言っていることは繰り返し述べておきます。撤回の判断の是非を、その文書が適切ではなかったか、適切だったか、これだけで判断するべきだと考えますが、見解を伺います。

<総務部長>

こちらに関しては繰り返しの答弁になってしまって、大変恐縮でございますが、様々な状況を踏まえまして、当時判断したものでございまして、これらの検証結果を踏まえましても、今の段階で取り下げるということを行わないと決めたものでございます。
 以上でございます。

【小谷英次郎】

もう一回、言います。撤回の是非は、文書が適切だったか、適切ではなかったかだけで判断をしてください。不適切な文書と外部専門員に明確に言われていますよね。適切とは言い難い。内部手続上の問題があったと言わざるを得ない。これは明確に書かれていますよ、結論に。これをどう読めば適切と読めるのでしょうか。
 質問を変えます。小田原市は小田原市議会にも迷惑をかけているという自覚はあるのでしょうか。小田原市の訴えが議会に認められたと考えているのかどうか伺います。

<総務部長>

正しい答えになるかどうか分かりませんけれども、市としては、先ほども申した主張で、今回の対応について市議会のほうにお願いをしたということですので、その判断は市議会の御判断になるのかなと思いますけれども、我々としては、こちらの考えていることをお話しさせていただいたと理解しております。
 以上でございます。

【小谷英次郎】

明確に聞きます。認められたか、認められなかったか、どちらですか。

<安藤副市長>

6月市議会定例会で同様の御質問を岩田議員からされた折に私のほうでお答えをしたのですけれども、「小田原市議会議員の政治倫理に関する申合せ」、これができたのが、令和3年6月22日に会派代表者会議で決定をされております。小田原市のほうから申立てを行いましたのが、その半年後の令和3年12月ということでございます。この間、6か月間ということでございますけれども、恐らくこの「小田原市議会議員の政治倫理に関する申合せ」を使って、何らかの申立てをこの間、この6か月間でされたかどうかは分かりませんけれども、まだ、どのような形で運用するかというところが、私ども執行部側も十分に理解ができていなかったところもあったのだろうと思います。また、議会局のほうでは、これをどのように運用していくのかというのが内部的にマニュアル化されているかどうか分かりませんけれども、執行部側としては、試行錯誤といいましょうか、この申合せを使って申立てができるのだという解釈の下で、このたびの申立てが行われたのだろうと思います。議会局としてはこれを受理いただいていますので、内容が認められたかどうかわかりませんが、受理はいただいたものと考えています。

【小谷英次郎】

認められたか認められなかったかどうか分からないということなのですけど、質問を変えていきますが、外部専門員の検証結果で「パワハラがあったとは言い難い」と明確になっている案件なのですよ。何人もの弁護士が、全部お名前も事務所名も出せますので、パワハラの存在を否定している案件です。この状況で処分が下せるはずがないのですよ。当該議員はパワハラが冤罪だと確信しているので、なぜ処分になったか、理由が全く分からなかったため、処分を決定した2022年3月9日の会派代表者会議の議事録を公文書公開請求しました。すると、驚くべきことが判明しました。どこにも処分理由がないのです。先ほど企画部長が、理由なき処分の無効性をしっかりと小田原市の見解として御答弁いただきました。小田原市の主張は何一つ認められていないことが、これは小田原市がお認めになったことと私は思っております。
 質問を変えます。外部専門員に不適切と指摘されたにもかかわらず、小田原市は何も反省していないということで理解をしてよろしいでしょうか。

<安藤副市長>

この指摘をされたことにつきましては、市側としても真摯に受け止めて、それは当然反省をしております。反省をした上で、今後に生かしてまいりたいと考えております。

【小谷英次郎】

すばらしい答弁だと思いますよ。反省しているなら、不適切なら撤回という結論になるのが当たり前ではないですか。先ほど、ネット上の誹謗中傷から市民を守りたいと明確に答弁がありましたが、6月定例会の最中、この当該議員は風評被害を受けています、ネット上で。引用します。「元校長の◯◯議員がパワハラ指摘」。本文には、「校長経験のある◯◯議員は明らかにパワハラ行為であると指摘した」と書かれています。これは、外部専門員も明確に「パワハラがあったとは言い難い」と言っているのです。パワハラと断言することは名誉毀損に当たる可能性がとても高いと弁護士が見解を述べています。当該議員が相談した弁護士のお名前も事務所名も小田原市にはいつでも提供いたします。私も6月定例会議場にいたので、この発言は聞き間違いだったと今でも信じていますが、なぜこんな誹謗中傷されるのか。その原因は小田原市のこれまでの答弁にあります。主張の是非を争っていないはずなのに、虚偽とまでは言えないと、何度も小田原市側が繰り返しパワハラの可能性を主張したからです。小田原市の不適切文書のせいで、この当該議員は著しい風評被害に遭っていますが、事業者への名誉回復には努めるのに、なぜこういう差別的な対応と感じられるような対応をするのか、見解を伺います。

<総務部長>

前回の答弁でも申し上げたのですけれども、今回のこちらの外部専門員の見解、報告書ですけれども、この中には、パワハラがなかったとは書いてないのです。「『ハラスメントに該当する』と『思料』した事実が存在しなかったとは言えず」と書いてあるのです。ですから、我々はハラスメントがなかったら取り下げますけど、そのような報告ではないので、その見解の下で行っているということでございます。
 以上でございます。

【小谷英次郎】

今、一言だけ言っておきますけど、繰り返し「パワハラがあったとは言い難い」と検証結果が出ているわけです。当該議員が小田原市に既に提出している弁護士見解を読み上げます。答弁者の皆様は当然読んでいるはずの文書です。1年前に出していますから。「公用車によって行う出張の行き先について、情報公開請求をまつまでもなく、積極的に説明責任を果たすべきである。情報公開制度の運用を通じて、その説明責任を果たすよう求める行為は、一般市民の行為としても是認されるものであって、これに当たる当該議員の行為を政治倫理に関し不適当な行為などと評価するのは不見識と言うべきである」、不見識ですよ。これは強い言葉が使われています。この弁護士見解をもう既に読んでいらっしゃるので、1年前に出していますから、どこが間違っているのかを御説明ください。

<総務部長>

最後のところは、私、答えられないのですけれども。
 先ほど申しました「言い難い」というくだりなのですけれども、これが、市の事務事業に関して懸案とされる事案の検証結果報告書の60ページに書いてあるのですけど、これは先ほど申しましたとおり、「『ハラスメントに該当する』と『思料』した事実が存在しなかったとは言えず」と書いてあるのです。ですから、我々は一応これに基づいて行っているということでございます。後段については、私は答えられないのです。
 以上でございます。

<安藤副市長>

情報公開を求めることそのものは、もちろん認められている権利でございますので、それはそれで当然、それ自体が問題視をしているわけではございませんで、その情報公開の求め方に当たって、ハラスメントに該当すると思料した事実が存在をしていなかったということでございますので、情報公開を求めること自体はもちろん正当な行為で、その手段として、パワハラに該当すると思料した事実が存在しなかったとは言えない、つまり、存在したとも言えるというような解釈でございます。

【小谷英次郎】

今の副市長の答弁、弁護士、既にお渡しして皆さんに読んでいただいている文書に完璧に反論しているのですよ。後で読みましょうか、そこの箇所を明確に。別の弁護士見解文書を最初に読みたいので、読み上げさせていただきます。「公開されてしかるべき情報の公開を求めることは、情報公開制度の適正運用を求めることであり、職員に対し公正な職務執行を求めることにほかならない。また、パワーハラスメントの定義は、業務の適正な範囲を超えて、優越的地位が乱用されることであるから、公開されるべき情報の公開を求めることはこれに該当しない」。手段のことを言われましたの、また後で丁寧に説明させていただきますが、これらの弁護士見解、私はセカンドオピニオンもサードオピニオンも取りました。サードオピニオンでは、この見解を書かれた弁護士のことを絶賛されていて、行政法の第一人者であり、この分野での知識や経験は本当にすごい方で、「この方を知らない神奈川県の弁護士はいないのでは」とおっしゃっていました。この弁護士見解のどこが間違っているのか、丁寧に御説明ください。

<企画部長>

なかなかその文についての御答弁は難しいのですが、我々としては、報告書の60ページにあります「『ハラスメントに該当する』と『思料』した事実が存在しなかったとは言えず、市が『虚偽』の申立てを行ったとまでは言えない」というここの部分について、これにのっとって我々は行動しております。
 以上です。

【小谷英次郎】

少し冷静になって聞いてください。だから、外部専門員が当該議員の訴えられている側の反論文も全く見ず、弁護士見解も全く見ず、小田原市側の見解だけ、一方的な見解だけ、小田原市の考えだけ聞いている人が、「パワハラがあったとは言い難い」と、明確に検証報告書の結論に書いているのですよ。何で、その主張の是非を争っていないのにおとしめる発言をいまだにするんですか。本当に理解ができないのですが、先ほど安藤副市長の答弁に反論しておきます。これは私の見解ではないのですよ。1年前に既に渡している弁護士見解です。読みます。「当該議員と秘書課職員との間のやり取りの内容は、情報公開の範囲の拡張については決裁権者に対して再考を求める必要があることが共通の認識になっていることを示している。そのように考えれば、当該議員の要求は議員としての特権の行使ではなく、一般の市民であっても許容される範囲のものである」と。再考を促すことが審査請求以外に市民に情報公開請求者には認められていると、弁護士がしっかりと見解を出しているのですよ。1年前に出しているのです。何で読んでくれないのですか。何で外部専門員に見せてくれないのですか。もう一度お聞きさせていただきます。

<安藤副市長>

外部専門員にお見せをしなかったのは、外部専門員は第三者として評価をお願いしたのです。その方の判断に予断を挟むことがあってはいけないということでお見せをしなかったということです。
 それからもう一点、当該議員が頼んだ当該弁護士の見解の中で、手元に資料がないのであれですけれども、念書をしたためてもよいとか、そういったところについては誤解を招き得ると、たしか指摘がされてあったと記憶しています。言い回しが違うかもしれません。そういった部分で、そういったものを圧力に市の職員が感じて、そこでそういった部分がハラスメントに該当すると思料したということなのだろうと思います。
 以上です。

【小谷英次郎】

どんどん議場でおとしめる発言をしますよね。本当に信じ難いですよね。
 もう時間なので、小田原市側の主張が虚偽でなかったらそれでいいのです。虚偽でなかった。当該議員が相談した弁護士も皆、虚偽であることは証明が極めて難しいので、「虚偽とまでは言えない」という見解です。ただ一方で、外部専門員の見解、「パワハラがあったとは言い難い」については、誰もがそのとおりと述べています。それなのになぜ、この当該議員はパワハラだとネット上で断言され、風評被害を今も受け続けなければならないのでしょうか。風評被害を受けている業者には謝罪、名誉回復を図り、同じ人間なのにこの当該議員にはいまだに謝罪もない。名誉回復を聞いても答弁すらない。同じ人間に対してこんなにも差のある対応をする、それが誠実な市政でしょうか、まっとうな小田原市でしょうか。
 私は先ほど、妻と息子にとっては、父親は私しかいないのだという話をしました。今、ゼロ歳児の息子もいつか大きくなり、間違ったことをして友達の心を傷つけてしまうことも、ひょっとしたらあるかもしれません。まず、間違ったことをしたことは認めよう。そして受け止めて反省しよう。その上で、取り返しがつくことはすぐにでもやろう。取り返しがつかないけど、迷惑をかけて傷つけてしまったこと、素直に友達に謝ろう。そして、もう同じ間違いは繰り返さないようにしよう。まだ、息子にこんな話をするのは遠い先のことになると思いますが、子育て中の方々はこんなことをお伝えされているのではないかと思います。
 今、小田原市は、間違ったことをしたらどうやら認めているようです。そして、口だけでは反省していると発言しています。それなのに、間違えの取り返しがつくことなのに、意味不明な言い訳をしてなぜかやらない。不適切文書の撤回のことです。そして迷惑をかけて深く、深く傷つけてしまった相手には、なぜか謝ることさえしない。間違ったことをしたら素直に認めて反省して謝る。これはどんな小さな子でも分かることだと思います。大人になってしまうと分からなくなってしまうものなのでしょうか。私の目の前に座っている方々は、皆様、私より一回り以上も年配の方々ばかりです。私は、こんな小田原市を息子にどう説明したらいいのでしょうか。
 小田原市において不祥事が止まらない最大の要因が私はここにあると思います。間違えたら認めて反省して謝り、同じ過ちを繰り返さないように努める。こんな簡単なことさえできない小田原市で、今後、不祥事が止まるとは思えません。もう検証のやり直しは求めませんので、せめて小田原市の顧問弁護士に、当該議員の反論文と当該議員が相談した弁護士の見解文書をしっかり見せてください。訴えた側、訴えられた側、双方の見解の上、文書を撤回しないことが誠実な対応なのか、まっとうな対応なのかを聞いていただけないでしょうか。12月まで待ちます。せめてそれだけお願いして、この質問は終わります。
 最後に、竹内さんの妻のコメントを紹介して締めたかったところですが、時間になってしまいましたので、これにて一般質問を終わりにいたします。

 

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著者

小谷 英次郎

小谷 英次郎

肩書 世界中を旅した元熱血高校教師
党派・会派 立憲民主党

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