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種田 昌克 ブログ

「中学校の教科書」で地方自治を読み解く

2026/6/16

大垣市では、市役所職員や市民が講師となって、地域の集まりなどに出向いて話をする「出前講座」が行われています。
私も今年から、この出前講座の講師を務めさせていただくことになりました。これまで自分なりに学んできたこと、議員活動の中で考えてきたことの中から、「これなら市民のみなさんにお話しできるのではないか」と思うテーマを4つ選び、4講座を企画しました。
どの講座も、私としてはとても面白い内容だと思っています。
ただ一方で、「少しマニアックかなあ」と思ったり、「年間を通して、もし一件も申し込みがなかったらどうしよう」と、少し不安に思ったりもしていました。
そんな中、6月16日、本日、ついに初めての申し込みをいただきました。
講座名は、
「小中学校の社会科で読み解く地方自治」
です。
この講座を企画したきっかけは、昨年、息子の中学校の公民の教科書を読んだことでした。
何気なく読み始めたのですが、そこには、民主主義、地方自治、選挙、議会、税金、行政のしくみなど、市民として知っておくべき大切なことが、実に分かりやすく、コンパクトに書かれていました。
正直なところ、感心しました。
そして同時に、こうも思いました。
これは、私たち市議会議員であれば、すべて当然知っていなければならない内容である、と。もしテストがあったら、満点を取らなければならないような内容です。
しかし一方で、大人になってから中学校の教科書を読む機会は、実はほとんどありません。私自身も、中学校の教科書をきちんと読んだのは、自分が中学生だった時以来だったと思います。
けれども、あらためて読んでみると、そこには、いまの大垣市政を考えるうえでも大切なヒントがたくさん詰まっています。
地方自治とは何か。
市議会は何をしているのか。
税金はどのように使われるのか。
選挙で一票を投じることには、どのような意味があるのか。
市民がまちづくりに関わるとは、どういうことなのか。
こうしたことを、難しい専門用語から入るのではなく、小中学校の教科書を手がかりにして、市民のみなさんと一緒に考えてみたいと思いました。
自治会や老人会、地域の集まりなどでお話しさせていただくことで、「地方自治って、意外と身近なものなんだな」と感じていただければうれしく思います。
地方自治に関心を持つ人が増えれば、まちの見方も少し変わってくるかもしれません。市政への関心が高まり、ひいては投票率の向上にもつながっていくのではないかと思っています。
私は、公共政策大学院で学ぶ機会をいただきました。せっかく学んだことを、自分の中だけにとどめておくのではなく、少しでも地域や社会に還元していきたい。そんな思いも、この講座には込めています。
今回、初めて申し込みをいただいたことは、本当にありがたく、また励みにもなりました。
「地方自治」は、決して遠い世界の話ではありません。
私たちの暮らしそのものです。
道路、学校、福祉、防災、文化、子育て、ごみ、税金。
そのすべてが、地方自治とつながっています。
中学校の教科書をもう一度開いてみる。
そこから、自分たちのまちを考える。
そんな小さな学びの場を、これから大切につくっていきたいと思います。

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