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【亀山市議 草川たくや】リニア駅による亀山市の交通拠点性向上と新たな交流拠点誕生への期待【三重県】

2021/10/9

こんにちは、亀山市議会議員の草川たくやです。

令和3年10月7日、リニア中央新幹線建設促進三重県期成同盟会令和3年度臨時総会にて、亀山市はリニア中央新幹線の亀山市内停車駅位置の候補地案(3箇所)を提案しました。

https://go2senkyo.com/seijika/168135/posts/310699

リニア停車駅については周辺のインフラ整備などは地元自治体(市・県とも)への負担は決して小さくない、相当の覚悟と戦略と官民連携のチームワークで臨む必要があります。

しかし、その負担以上に、今と将来の亀山市のまちづくりのために、将来の子どもたちに魅力ある亀山市を繋いでいくために、非常に価値ある超大型プロジェクトです。

これから不定期に、どのような価値がリニアにあるのか、専門家の科学的な知見を引用しながら、様々な角度からブログに掲載していきたいと思います。同じテーマを数回に分けて掲載していきますのでぜひお付き合いください。

 

リニアの開業を活かす戦略的地域経営 ー人口減少下でも発展できる地域創生の視点ー①

※引用部は主に三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社の研究員など歴任され、現在は岐阜大学工学部客員教授の加藤義人氏の「東海創生コラム」から

突入した人口減少時代

日本全国で人口が減少しており、とりわけ東海3県でも三重県は深刻な人口減少問題に直面しています。人口減少は地域経済や社会へ様々な影響を及ぼしますが、主な影響を下記にまとめました。

1 少子高齢化

高齢化に伴い、高齢者福祉の対応充実が必然的に求められるから、市町村の財政は扶助費(福祉に必要となる費用)の増加・確保を続けねばならず、これが財政運営上の負担要因となっている。

先の9月議会予算決算委員会でもテーマにあげましたが、亀山市でも高齢化に伴う扶助費の伸びは顕著で、今後も上昇傾向にあります。扶助費以外の予算を削らなければなりませんが、今後も老朽化するインフラへの対応や新庁舎建設、教育施設の改築・新設など差し迫った政策課題もあり、予算削減にも限界があります。いかに自主的な歳入を確保していくかが重要になりますが、人口減少下では市税収入も減少します。

2 労働力不足

総人口の減少によって労働力を確保できない懸念が急速に注目され始めた。折しものデジタルトランスフォーメーション(DX)の潮流は、AI等に仕事を転換する事で、少ない労働力で高い生産性を得る試みを助長している。

AI等に仕事を転換することにより「少ない労働力で高い生産性を得る」とは、亀山市でも本来正規職員を充てるべき、人間にしかできない重要な職務(戦略立案、コミュニケーションなど)に対して正規職員がしっかり時間を割けるようにして、人件費削減にも繋げることができる重要なテーマです。その「重要な職務」にあたることができる優秀な人材を確保するという点でも人口減少問題は重くのしかかります。

3 失われる地域経済と市民の豊かな暮らし

人口が減少するということは、家計の市場規模が縮小するという事だ。つまり、消費需要の縮小に直結し、地域の経済規模(GRP)が小さくなる要因となる。さすれば税収が減少し、地方自治体の財政運営は、今以上に厳しくなることを覚悟せねばならない。

愛知県を例に試算してみると、2040年までに愛知県人口は約40万人減少する。この人口減少に伴って消失する家計は、約4,000億円だ。愛知県のGRPは、この消費消失分だけ小さくなるから、これを補う消費の増加や産業生産の増加がないと、愛知県経済は減退する事となる。そして、その先はさらに人口減少が加速するから、そのまま放置すれば愛知県経済の減退も加速していくこととなる。

話を単純化すれば、買い物などでお金を使う人が減ってしまうと、成り立たない商売は軒並み撤退し、その分税収という自治体に入るお金も減少し、公共料金の値上げや行政サービスの低下など避けられなくなり、不便になった地域には誰も住みたくないので人口が更に減少するという、最悪の悪循環に陥ってしまいます。亀山市も決して例外ではありません。

リニア亀山駅は交通拠点性向上と新たな交流拠点を生み出す

人口が減少しても地域経済と市民の豊かな暮らしを守るためにはどうすればいいのでしょうか。鍵を握るのは、亀山市の持つ交通拠点性というポテンシャルを最大限活かし、三重県の玄関口として、交流の拠点として発展することです。交流による消費を増やし、地域経済の減退を防ぎ、税収減による市民サービスの低下を阻止することができます。

では、交通拠点性というポテンシャルを向上させるにはどうすればいいのか。交通の要諦たる亀山市が誇る、以下の交通ネットワークを最大限活かす必要があります。

◆道路ネットワーク

亀山市で結節する東名阪・新名神・名阪国道・伊勢自動車道など数々の高速道路や、将来の鈴鹿・亀山道路のような高規格道路、国道1号線・25号線・306号線など一般国道、鈴鹿関線など一般県道をはじめとした多くの主要幹線道路による道路ネットワーク

◆鉄道ネットワーク

JR亀山駅で結節するJR関西本線や紀勢線による鉄道ネットワーク

この2つのネットワークが持つポテンシャル、経済波及効果を最大限生かすためには、亀山市にはヘソとなる交流拠点が存在しません。新たな交流拠点の核となるのがリニア中央新幹線の市内停車駅です。リニア中央新幹線の亀山市内停車駅の周辺では大規模な駐車場はもちろん、交流拠点として必要なインフラ整備を行う必要があるでしょう(そのためには周辺に面的な拡張性が必要となります)。この核となる交流拠点が生まれるという期待感は、市内に新たな魅力ある交流拠点が必要とされる期待感の高まりに繋がります。

現に、リニアと交通ネットワークのポテンシャル向上を見据え「市街地、郊外ともに長期的な発展要素がある」ということで地価も上昇しつつあります。

亀山の地価、回復傾向 駅前再開発・リニア駅誘致に期待感
https://www.chunichi.co.jp/article/343315

民間投資が促され、民間による都市開発で交流拠点が生まれることも期待され、すでにその兆しもあります。地価の上昇がそれを証明しています。

リニア中央新幹線亀山市内停車駅によって交通拠点性は向上し、魅力ある交流拠点を生み出すことが可能になるということは近い将来必ず証明されます。ご期待ください。

 

交通拠点性の向上と交流によって人口減少下でも発展できる地域経営が可能に

人口減少時代で縮小する社会においても、リニア中央新幹線によって向上する交通拠点性を活かし、交流拠点を生み出すことができれば、亀山市は持続可能な発展を成し遂げることになります。これは夢物語でも何でもありません。すでに目の前に現れようとしている現実です。

その根拠について、続きのブログで述べていきたいと思います。

それではまた

 

 

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肩書 亀山市議会議員、元衆議院議員小池ゆりこ秘書
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