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【亀山市議 草川たくや】新年度当初予算案 コロナ対策 子育て環境の充実 未来へ希望をつなぐ 亀山市

2021/2/18

こんにちは、亀山市議会議員の草川たくやです。

亀山市の令和3年度当初予算説明会が行われ、今月25日に開会する亀山市議会3月定例会で審議される来年度予算案について市執行部から市議会に対して説明がありました。

予算資料とにらめっこの日々の幕開けです。

これから開会まで(厳密には質問に登壇するまで)提出された予算資料をしっかり読み込んで論戦を交わすことになりますので、ひとまずは予算の概要と個人的に気になった点を簡単にご紹介します(全ての主要事業を記載しているわけではありません)。

※以下、本文の太文字(見出しを除く)は筆者の見解や分析、それ以外は予算資料より。

一般会計予算は総額230億9,300万円で過去2番目に大きい予算額

前年度当初予算額と比べて13億300万円増(6.0%増)で、平成20年度当初予算に次ぐ、過去2番目に大きい予算額です。

歳入① 市税は前年度比2億8,350万円減(2.8%減)の見込み

法人市民税が1億2,900万円減(19.8%減)と、法人税率の割合が下がったこともあり、厳しい見込みです。固定資産税も評価替えなどにより1億5,920万円減(2.8%減)の見込み。法人市民税については市内主要事業所の決算見込額調査、固定資産税の償却資産については主要法人の投資額など、予算説明のなかでは明言していませんでしたが、コロナ禍の影響は否めないでしょう。

市税は本市に限らずどの市町でも減収傾向にあるようですが、亀山市はこれだけ法人市民税、固定資産税が減少しながらも、個人市民税が納税義務者数の増加によって1.3%増になるなど市税全体では2.8%減で100億を維持しています。交通拠点性を活かして都市活力を向上させてきた亀山市の底力ですね。

歳入② 交付税は前年度比1,000万円増、臨時財政対策債は6億6,760万円増で、合計6億7,760万円増(37.0%増)

普通交付税の振替分である臨時財政対策債が14億5,000万円で6億6,760万円の増加など市債9億200万円増(50.5%増)で前年度比17億1,527万円の増加(年度末の借入残高は168億9千万円)。他にもワクチン接種事業費負担金等が含まれる国庫支出金が6億1,514万円増(20.0%増)など依存財源が109億9,802万円(17億1,527万円増)と大きく増加しています。

歳入③ 財政調整基金から8億9,200万円の繰入

財源調整のため、前年度比4億800万円減とはいえ8億9,200万円もの財政調整基金の繰入を行い財源を確保しています。年度末残高見込みは約15億円。

市税など自主財源が減少する一方で、ワクチン接種委託料などコロナ対策関連予算が増加

市税の減収など、自主財源が前年度比4億1,227万円減の120億9497万円に対して、ワクチン接種委託料などコロナ対策関連予算など必要な経費が増加して過去2番目に大きい予算額になっているのは、歳入歳出のバランスが悪いと言わざるをえません。財政調整基金からの繰入8億9,200万円で不足分を補っています。

歳出① ワクチン接種の実施や健康づくり、子どもたちの感染対策など新型コロナウイルス感染症 総合対策パッケージ 4億350万円

●市民へのワクチン接種の実施 2億4,376万円

●免疫力の維持を目指す取組の展開(健康づくり事業) 606万円
「亀山健康体操」の普及、もち麦やお茶等の機能性農産物を複合的に組み合わせた「機能性弁当」の活用

「食」と「健康」はアフターコロナの成長産業だと考えます。特に「機能性弁当」は一過性で終わらせてはもったいない。「食(農)」と「健康」を亀山市の基幹産業へ。

●幼稚園・保育所等における衛生対策の実施 4,229万円
市内保育所の保育室等の抗菌化、幼稚園トイレのドライ化

●小中学校における衛生対策の充実 795万円
日常の学校生活や健康診断に必要な衛生資材等の確保

●発熱外来診察室の新設 3,300万円
医療センター敷地内に感染症の診療室を兼ねた発熱外来診察室を新たに建設

歳出② 中心的都市拠点の整備と、JR加太駅舎改修事業など地域の拠点づくりなど魅力的な拠点の形成 23億5,305万円

●亀山駅周辺整備事業 15億6,300万円
●図書館整備事業 6億250万円
●都市づくり戦略推進事業 730万円

亀山駅周辺整備事業と新しい図書館整備を核とした中心的都市拠点のにぎわいづくりは、新庁舎の建設予定地(令和3年度内に決定)が定まらなければ前に進みません。令和4年に駅前の市街地再開発事業が完成しても、魅力的な拠点の整備は完成しません。

●JR加太駅舎改修事業 3,855万円
JR加太駅舎を改修し、鉄道利用者の利便性向上をはじめ、歴史観光資源や地域のにぎわい交流・情報発信の場として活用

地域住民のにぎわい交流の場であると同時に、加太駅周辺の観光資源にアクセスするための玄関口としての拠点整備に期待しています。

●地域生活交通再編事業 1億3,570万円
例年のバスや乗合タクシーの運行に加え、コロナ禍におけるタクシー事業者の支援や更なる利用促進のために、登録者全員に3,000円分の無料体験乗車券配布を予定

歳出③ 防災・減災対策の強化 2億1,091万円

●団体営ため池等整備事業 3,000万円
地震等で破堤した場合に市民の生命や財産、公共施設に甚大な被害が発生する恐れがある「防災重点ため池」の耐震点検
(新たに以下の6池を追加)
・新池(関町木崎)
・間瀬池(中庄町)
・北谷池(川合町)
・から池(布気町)
・太岡寺池(太岡寺町)
・長田池(布気町)

●消防指令業務共同運営調査事業 184万円
津市および鈴鹿市との共同運用に向けた基礎調査
・複雑・多様化する災害に対する迅速な対応
・大規模災害発生時における市域を超えた近隣消防機関との連携
・消防指令業務に係るコスト縮減 など

歳出④ スポーツ文化と歴史文化の振興 2億57万円

●国民体育大会開催事業 1億1,717万円

●亀山7座トレイル整備・活用推進事業 400万円
亀山7座のひとつである高畑山で行われる「第68回東海高等学校総合体育大会登山競技」の開催を支援、亀山7座の知名度向上を図る

●鈴鹿関跡学術調査事業 780万円

歳出⑤ 都市活力の向上 1億1,362万円

●地域ブランド創出事業 200万円
市独自の特産品のブランド認定制度を構築、市内外の人へ魅力的に発信することで、産業振興と地域の活性化を図る

●企業誘致推進事業・一般事業 328万円
今後の工業用地への水の安定供給に関する調査を実施し、新たな産業団地の開発に向けた検討を進める

●産業振興奨励事業 4,188万円
亀山市産業振興条例に基づいた奨励金交付に加え、終期を迎える条例の見直しを行う

●リニア中央新幹線整備促進事業 1,082万円
リニア中央新幹線の市内停車駅を生かしたまちづくりの可能性調査に着手

名古屋・大阪間の環境アセスメントの着手時期が近づく中、リニア中央新幹線建設促進三重県期成同盟会は亀山市を停車駅候補地としました。

ルート・駅位置の早期確定に向けた取組は新たなステージに入っています。市内駅位置候補や駅を生かしたまちづくりについて、亀山市は明確なビジョンを持ってリニア三重県期成同盟会と協議すべきと考えます。

歳出⑥ 子育てと子どもの成長を支える環境の充実 7億1,715万円

●和田保育園保育室増設事業 686万円
低年齢児(0~2歳)を中心に恒常的に待機児童の発生が続く中、和田保育園の増設を行い、受け入れ規模の拡大を図る(令和3年度:設計等 令和4年度:工事)

将来的な井田川地区・川崎地区における保育ニーズの顕著な伸びを想定して、短期的、応急処置的な待機児童対策だと認識しています。市全体の就学前教育・保育機能を最適化するには、この増設事業だけでは全く不十分です。次は川崎地区の機能拡大、そして施設の統廃合と段階的に進めるべきと考えます。

●放課後児童クラブ事業 1億8,297万円
新たに開設される施設を含む23の放課後児童クラブの運営を支援

●子育て世代包括支援事業 7,640万円
子育て世代包括支援センターを通じて、妊娠期から幼児期までの切れ目のない支援を行う

●情報教育推進事業 5,150万円
GIGAスクール構想を受け、令和2年度に整備したタブレット1人1台端末などの情報教育基盤を活用、情報教育を推進

●適応指導教室事業
・会計年度任用職員報酬 430万円
小中学校との連携強化、適応指導教室における学習支援、適応指導教室に通級できない児童生徒へのICTを活用したオンライン学習等、きめ細かな対応を行う適応指導教室指導員を1名雇用
・業務委託料 200万円
民間施設やNPO等との連携のもと、訪問型の支援や子どもの居場所を開設し、不登校児童生徒の学習機会を確保

ひとりひとりに応じて柔軟な教育環境を提供し、多様な主体を巻き込んだきめの細かい不登校児童生徒の支援体制が整いつつあります。教育や福祉など縦割りを排除して、誰ひとり取り残さず児童生徒の心に寄り添うキーパーソン達の活動拠点となる総合教育支援センターの必要性をますます感じます。

●学校管理費・一般管理費(給食会計の公会計化) 1億9,072万円
公金化による学校給食費の適切な管理、教職員の業務負担軽減、給食の安定的な実施を図る

●少人数教育推進事業 2,670万円
国に先行して取り組んできた35人学級編成を新年度も推進員を配置して推進

歳出⑦ 連携・協働と行政経営 1億2,571万円

●地域まちづくり協議会支援事業 3,120万円

●新庁舎整備事業 117万円
「新庁舎整備基本計画」の策定を行うとともに、施設機能や建設予定地等の検討

 

以上これらを持続可能な事業として着実に実践するために、「第3次行財政改革大綱」の推進とDX(デジタル変革)やSDGsへの取り組みなど、スマート自治体として効率的・効果的な業務の確立と質の高い市民サービスの提供に努めます。

先の見えないコロナ禍にありながらも、ワクチン接種など新型コロナ対策はもちろん、子育て環境の充実やリニア中央新幹線整備促進など、着実に未来へ希望をつなぐ当初予算案だと印象を受けましたが、議場でしっかりチェックしていきたいと思います。

 

市民の皆様の忌憚のないご意見をお待ちしております。

皆様のお声を市政運営に反映して参りますので、お気軽にどんなご意見でも結構です。亀山市議会議員 草川たくやまでお寄せください。

 

それではまた

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著者

草川 たくや

草川 たくや

選挙 亀山市議会議員選挙 (2022/10/23) [当選] 3,644 票
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肩書 亀山市議会議員、元衆議院議員小池ゆりこ秘書
党派・会派 無所属
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