高橋 しんご ブログ

善意へのお願いと、ふるさと納税がいかに練馬区に深刻な問題をもたらすか 練馬区議会議員 高橋しんご

2025/4/21

こんばんは、練馬区議会議員高橋しんごです。

 

昨日のブログ

【練馬区】 ふるさと納税に負けるな 練馬区への寄付のご案内 練馬区議会議員 高橋しんご

https://go2senkyo.com/seijika/166992/posts/1091839

 

に引き続き、善意へのお願いと、ふるさと納税がいかに練馬区に深刻な問題をもたらすかを書きたいと思います。

 

善意のご寄付を通じて、練馬区の未来をともに支えてください

日頃より、練馬区のまちづくりや福祉・教育へのご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

練馬区では、区内外を問わず、皆さまからのご寄付を広く受け付けております。これらのご寄付は、地域福祉の充実、子育て支援、高齢者支援、災害対策、文化芸術の振興など、多岐にわたる事業に活用され、まちの活力と安心を支える大きな力となっています。区民の皆さま一人ひとりの善意が、確かなかたちで地域に還元されております。

しかしながら、近年の「ふるさと納税制度」の拡大により、練馬区の財政は深刻な影響を受けています。

ふるさと納税で練馬区の住民税が失われています!(区ホームページ)

https://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/zaisei/oshirase/hurusato.html

 

ふるさと納税制度は、納税者が応援したい自治体に寄付をすることで、実質的な税額控除を受けられる仕組みであり、地方の活性化を目的とした制度です。本来の趣旨には意義がありますが、実際には豪華な返礼品が注目され、寄付先が「支援したい自治体」よりも「得をしたい自治体」へと変化している現実があります。

その結果、練馬区のように返礼品を控えている自治体からは、多くの住民税が他の自治体へ流出しています。令和6年度には、練馬区だけでも約51億円がふるさと納税を通じて区外に流出しました。これは、子育て支援施策の予算や、高齢者福祉サービス、学校教育の充実を図るための大切な財源であり、これだけの資金が区の手を離れることで、区民サービスに支障をきたす恐れが出てきております。

 

―ふるさと納税制度のひずみと、私、練馬区議会議員 高橋しんご からの切実なお願い―

私たち練馬区は、誰もが安心して暮らし続けられるまちを目指し、子育て、教育、福祉、災害対策、地域のつながりづくりなど、幅広い取り組みを日々進めています。その土台となるのが、住民の皆さまから納めていただく「住民税」です。

しかし今、その大切な財源が、制度の歪みによって急速に失われつつあります。

令和6年度、練馬区から他自治体へ流出した住民税額は約51億円にものぼりました。

流出額を区が実施する事業に例えると、

  • 学校1校の改築には、約50億円
  • 道路や公園の維持管理には、年間で約53億円(令和5年度決算額)
  • ごみ・資源の収集・運搬・処理には、半年で約58億円(令和5年度決算額)

この金額は、決して「余裕のある予算」ではありません。区が真に必要としている、命と暮らしを支える予算です。

では、なぜこんなにも巨額な税が流出しているのでしょうか?

それは、ふるさと納税制度が「応援したい自治体を選ぶ制度」から、「高価な返礼品がもらえる自治体を選ぶ制度」へと変質してしまったからです。制度の本来の理念が、経済的インセンティブによって覆い隠され、「地元を応援する」行動が、むしろ地元を苦しめる行為になってしまうという皮肉な現実を生んでいるのです。

練馬区では、総務省のガイドラインに基づき、過度な返礼品競争には加わっていません。なぜなら、税金の使い道を返礼品ではなく、「未来の投資」にしたいからです。しかし、現実には豪華な特産品や高額家電を返礼に用意する自治体が増え、区民の皆さまが納めるはずだった税が、「お得な買い物」へと変わって流出してしまう状況が続いています。

たとえば、5万円を返礼品付きのふるさと納税として他の自治体に寄付すれば、実質的な自己負担2,000円で2~3万円相当の商品を受け取ることができます。一方で、その5万円が練馬区にあれば、

  • 子ども1人の学用品や最先端教育支援に使えたかもしれません。
  • 高齢者1人の見守りサービスや健康診断の一助になったかもしれません。

その違いは、「目に見える返礼品」か「目に見えにくい公共サービス」かの差です。

しかし、今問いたいのです。
あなたのふるさととは、一体どこですか?
あなたの暮らすまちを、本当に支えているのは何ですか?

練馬区は、きらびやかな返礼品こそありません。
ですが、皆さまからいただいたご寄付は、一つひとつが確実に「人を支える力」となります。

・登校しぶりの子どもをサポートするスクールカウンセラーの人件費に
・在宅介護を支えるヘルパーの研修費用に
・防災拠点の備蓄品や避難誘導の訓練費に

つまり、あなたの寄付は、「地域の安心そのもの」に姿を変えていくのです。

ふるさと納税ではなく、本当にあなたが暮らし、支えたいまちへ
あなたの想いを、練馬区に届けてください。

練馬区では、「目先の返礼品より、地域の未来に投資したい」という方々の思いに支えられ、地道に寄付を募っています。返礼品はありませんが、皆さまからのご支援は、確実にまちの未来につながります。子どもたちが安心して学び、成長できる環境を整えるため、困っている人が支援を受けられる仕組みを守るため、そして、誰もが安心して暮らし続けられる練馬のまちを築くために、ご協力をどうかお願い申し上げます。

あなたの善意が、地域の「いのち」と「希望」を支えます。
ふるさと納税ではなく、「まちへの想い」を直接、練馬区へお寄せください。

 

私も地元地域選出の“安藤たかお”衆議院議員にもしっかりと見直しを求めるよう働きかけます。

 

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著者

高橋 しんご

高橋 しんご

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肩書 保健福祉委員会委員長・みどり・環境等特別委員会委員
党派・会派 自由民主党

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