2026/5/27
「人生は砂時計のようなものです。」
僧侶でもあり、美容室のオーナーでもある木全さんより
この言葉を聞いたとき、私はしばらく考え込んでしまいました。
砂時計の上には、まだ訪れていない未来があります。
下には、これまで生きてきた過去があります。
そして、その狭い中央を、一粒一粒の砂が静かに落ちていく。
それが、“今この瞬間”です。
精神科医ヴィクトール・フランクルは、この砂時計を通して「人生の意味」を語りました。
私はこの考え方に、単なる哲学ではない、人間を支える“希望”を感じています。
私たちは普段、「失ったもの」にばかり目を向けてしまいます。
もう若くない。
時間が足りない。
思うようにいかない。
失敗した。
取り返しがつかない。
年齢を重ねるほど、「残された砂」を数えてしまう瞬間があります。
私自身も、地域活動や政治活動を続ける中で、
「本当にこれで良かったのか」
「もっと違う選択があったのではないか」
そう悩むことがあります。
ですが、フランクルはまったく逆の視点を示しました。
落ちた砂は、消えない。
人生で経験したこと。
誰かを愛したこと。
悩みながらも前へ進んだこと。
誰かのために動いたこと。
失敗し、傷つき、それでも立ち上がったこと。
それらはすべて、人生の下側に積み重なり、“永遠に保存される”というのです。
これは、とても救われる考え方ではないでしょうか。
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>みちばた 俊彦 (ミチバタ トシヒコ)>「人生は砂時計のようなものです。」