2026/6/22
【上高地六百沢の本格復旧が進む🗻シカ・クマ、松枯れ対策への国の取り組み】
この土日は地元で農業・畜産・林業について各従事者の皆さんからご意見をお聞きいたしました。本日は県庁にて質問のききとり対応や、各種エネルギーコスト削減事業について説明を受けています。
管内の林政について、内容をまとめます。
中信森林管理署が管理する国有林は、長野県北西部の4市5村にまたがる約10万ha。その中には松本市、そして東筑摩郡の麻績村・生坂村・筑北村・山形村・朝日村も含まれています。松本市だけでも、市域97,877haのうち森林面積は78,313ha、国有林は40,172haにのぼり、地域の風景だけでなく、防災や水源の面でも大きな役割を担っています。
この地域の森林は、北アルプス側の山岳地帯では針葉樹と広葉樹が混じる天然林が広がり、南側ではカラマツなどの人工林が育っています。そして管理の中心は、単なる木の管理ではありません。中信森林管理署管内では、森林の52%が「山地災害防止タイプ」、38%が「自然維持タイプ」とされ、土砂災害を防ぎ、自然環境を守ることが重視されています。森は、地元にとっての巨大な防災インフラでもあります。
上高地では、六百沢で発生した土石流を受けて、土石流センサーの設置や強靱ワイヤーネットによる応急対策が進められ、引き続き本格復旧に取り組む方針です。観光地の安全はもちろん、地域全体の安心を支える取組として注目しています。
また、松本市東部では、松くい虫対策としてアカマツ枯損木185㎥の伐採が予定されています。さらに、上高地・徳沢周辺でのニホンジカ捕獲駆除、美ヶ原高原での電気柵設置など、森林被害や希少植物の保全に向けた対策も進められています。
長野県全体では、森林106万haのうち約37万ha、県内森林の35%が国有林です。水を蓄え、災害を防ぎ、景観を守り、観光や地域経済を支える。国有林は遠い山の話ではなく、信州の暮らしそのものに関わる存在です。
県議会議員として、森林政策を林業だけのテーマにせず、防災、水源、観光、地域づくりまで含めた地元の未来戦略としてしっかり議論していきます。 松本・東筑の足元から、次の世代に誇れる森林行政を前へ進めてまいります。




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