2026/4/24
【世界獣医師会大会2026 視察 🐶「ワンヘルス」で守る長野の未来】
本日、東京国際フォーラムで開催されている「第41回世界獣医師会大会 2026」に出席しました。
日本での開催は1995年の横浜大会以来、実に31年ぶりとなります。
今回の大きなテーマは、人と動物の健康、そして環境の健全性を一体として守る「ワンヘルス(One Health)」と、その実践です。
「ワンヘルス」とは、人の健康、動物の健康、そしてそれらを取り巻く環境の健全性を一つのものとして捉え、各分野の専門家が協力して守っていくという理念です。
大会を通じて特に印象に残ったのは、以下の点です。
• 人獣共通感染症(ズーノーシス)の脅威
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)や狂犬病など、人へも影響する感染症対策の状況を学びました。野生動物と人との距離が近い長野県にとっても大切なテーマです。
• 災害獣医療
大規模災害時における避難所でのペット対応や、野生動物の救護体制についての取り組みが必要となります。
• 野生動物のサーベイランス
人の生活圏に密接に関与する野生鳥獣の対策は、農業被害対策にもつながることになります。
◾️
現在、ワンヘルス施策で日本を牽引しているのが福岡県です。
• 全国初の推進条例の制定
• 2027年稼働予定の「ワンヘルスセンター」整備
• 官民・医獣連携の強力な体制
福岡では、知事や県議会の強いリーダーシップのもと、巨額の予算を投じて「感染症に強い社会」と「持続可能な環境」を構築しています。他県では「縦割り行政」が壁となりがちな分野ですが、福岡は条例によってその壁を打ち破っています。
🌲 信州・長野県だからこそできる「ワンヘルス」
私たちの長野県は、山々に囲まれ、野生動物との距離が非常に近い地域です。
1. 野生動物との共生: クマやシカといった野生動物の健康状態を把握し、人への感染症を未然に防ぐ「サーベイランス(監視)」の強化。
2. 薬剤耐性菌(AMR)対策: 畜産現場と医療現場が連携し、薬に頼りすぎない健康なサイクルを作ること。
3. 環境と健康の教育: 福岡県のように、小中学生の頃から「命のつながり」を学ぶ教育を推進すること。
獣医師会の皆さんと意見交換をしていると、まだまだやれることはたくさんあると感じています。
専門家の知見を県政に反映させ、人と動物、そしてこの美しい信州の自然が共存し続けられる「長野県版ワンヘルス」の実現に向けて、全力で取り組んでまいります!
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