2026/4/21
【🧑🌾長野県農業の直面する課題と未来への投資】
本日、今年度最初となる「農政林務委員会」が開催されました。私は今年は副委員長として、委員会運営を補佐します。
本日の委員会では、長野県農業が直面する課題について概要説明がありましたので、その主な内容をご報告いたします。
🌱 直近の気象災害と物価高騰への対応
委員会の冒頭で報告されたのが、春先の気象災害と国際情勢による影響です。
今年は農作物の生育が例年より10日ほど早く進んでおり、4月上旬には松本地域などで梨を中心とした凍霜害(急激な冷え込みによる被害)が発生しました。
県では被害を最小限に抑えるための技術指導を行うとともに、防霜ファンや多目的ネットの導入支援により、気候変動に強い産地づくりを進めています。
また、中東情勢などを背景とした農業資材や燃料・飼料の価格高騰に対し、農業者の皆様から不安の声をいただいています。
県としては、省エネ設備の導入などを支援し、外部要因に左右されにくい力強い農業経営への転換を後押ししていきます。
🌞 「猛暑に負けない農業」とスマート農業の推進
近年の深刻な夏の猛暑に対応するため、令和8年度の新たな取り組みとして「暑さに負けない野菜・花き栽培支援事業」等がスタートします。
ハウス内の冷房装置や遮光ネットなどの導入を支援し、高温下でも高品質な農産物を安定生産できる体制を整えます。
あわせて、農業の担い手不足を補い、生産性を飛躍的に高めるため、ドローンや自動化技術を活用した「スマート農業」の導入を積極的に支援し、「稼げる信州の農業」を実現します。
🐄松本食肉施設閉鎖に伴う畜産農家への支援
昨年の松本食肉施設の閉鎖方針は、本県の畜産業にとって非常に大きな転換期となりました。
これを受け、県では令和8年度からの5年間を「重点支援期間」と位置づけ、集中的な支援を行います。
他の食肉施設へ出荷先を変更する際に必要となる大型運搬車両の導入や、生産性向上につながる施設整備などを「持続可能な畜産経営推進事業」を通じて幅広くサポートし、生産者の皆様が希望を持って経営を続けられる環境を整えます。
🌾 農地の未来を守る「地域計画」の推進
現在、各市町村で10年後の農地利用の姿を描く「地域計画」の策定が進められていますが、現状、県内の守るべき農地の約35%で将来の担い手が位置付けられていないという大変厳しい課題が浮き彫りになっています。
この状況を打破するため、県は市町村や関係機関と一体となり伴走型の支援チームを強化します。
新規就農者の育成や企業参入の促進、農地の集約化など、総合的な改革をスピード感を持って進めていく方針です。
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長野県が誇る「おいしい信州ふーど」と、美しく豊かな農村環境を次世代にしっかりと引き継いでいくため、私自身も現場の切実な声を県政に届け、持続可能な信州農業の発展に向けて全力で取り組んでまいります!


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