2026/6/27






本当なら外へ出て動いている予定でしたが、この雨では予定どおりにはいきません。事務所の窓を打つ雨音を聞きながらパソコンの前に座り、「せっかくなら今しかできないことをしよう」と考えました。
そこで見直し始めたのがAIです。
普段から使っているものはありますが、実はこれまでほとんど触ったことのなかったGeminiやClaude、そして先週から学び始めたAnifusionを改めて触ってみることにしました。
最初は「AIなんだから、どれも似たようなものだろう」と思っていました。しかし実際に使ってみると、その印象は少しずつ変わっていきました。同じ指示を出しても返ってくる文章の雰囲気は違い、考え方の整理が得意なものもあれば、文章を組み立てることに長けているものもあります。さらに、イラストや漫画制作で力を発揮するものもあり、同じ「AI」と呼ばれていても、それぞれに個性があることを改めて実感しました。
Claudeは文書レベルが高いと聞いていましたが確かにと思いました。小説やコラムを書くならClaudeが最適かと思います。僕はちょっとカッコつけた文書に見えて敷居が高いなというふうに感じてしまいました。
こういう時間を過ごしていると、「もっと現場へ出た方がいいのではないか」「パソコンの前に座っているより、目に見える仕事をした方がいいのではないか」と考えることがあります。
それでも今日は、「今は学ぶ時間なんだ」と自分に言い聞かせながら、一つひとつ試してみました。
少し言葉を変えるだけで返ってくる答えの雰囲気が変わり、同じ依頼をしても文章の流れや画像の表現が大きく変わることがあります。その違いを見比べながら、「これはブログ向きだな」「これは漫画づくりに役立ちそうだ」と、自分なりに整理していく時間は思っていた以上に面白いものでした。
本当は他にも触ってみたいAIはあります。
でも時間には限りがあります。全部を少しずつ試すより、自分が本当にやりたいことに合うものを深く理解した方が、きっと結果につながるはずです。そんなことを考えながら、雨音を聞きつつ画面と向き合っていました。
AIを使っていると、「何か違う」と感じる瞬間があります。
文章として間違っているわけではありません。イラストも十分きれいです。それでも、自分が伝えたい空気感や温度とは少しずれていると感じることがあります。
以前の僕なら、「これで十分かな」とそのまま使っていたかもしれません。でも最近は、その小さな違和感をなるべく見逃さないようにしています。
なぜ違和感を覚えたのか。どこを変えれば、自分が本当に伝えたいものに近づくのか。その答えを探すために少し立ち止まり、試行錯誤を繰り返すようになりました。
便利な道具だからこそ、自分で考えることまで任せてしまわない。その小さな意識が、最後には作品全体の雰囲気を大きく左右しているような気がします。
僕がAIを学び続けている理由は、新しい技術を使いたいからではありません。
東かがわ市の魅力や、地域で出会った人たちの思いを、もっと多くの人へ伝えたいからです。
議会での活動もそうですが、漫画やブログを作っているのも、その思いがあるからです。同じ出来事でも伝え方が変われば、「行ってみたい」「読んでみたい」「この町を知ってみたい」と感じてもらえる可能性は大きく変わります。
だからこそ、流行っているから飛びつくのではなく、自分が伝えたいものに本当に合っているのかを確かめながら、一つずつ取り入れていきたいと思っています。
予定どおりにいかない日は、少し残念な気持ちになります。
でも、その空いた時間が思いがけない学びにつながることもあります。
今日も、もし雨が降っていなければ、ここまでじっくりAIと向き合うことはなかったでしょう。予定が変わったからこそ、新しい発見があり、自分がこれから何を深く学んでいきたいのかも少し見えてきました。
命に関わるような出来事だけでなく、大切な気づきも、実はこうした何気ない日常の中に隠れています。「何か違うな」と感じた違和感や、「今日は予定を変えてみよう」という小さな判断が、自分の進む方向を少しだけ変えてくれることがあります。
忙しい毎日だからこそ、思いどおりにいかない日があっても、その時間を無理に埋めようとせず、その日だからこそできることに目を向けてみるのも悪くないのかもしれませんね。
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