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山口 だいすけ ブログ

Kindleで本を出すということ

2026/6/26

今日、ひとつの区切りを迎えました。

『市議会議員 山口だいすけの東かがわ大冒険!』を、Kindleで出版する準備がひとまず整いました。

紙の本、Kindle電子書籍、そしてKindleインディーズマンガ。三つの形で作品を届けられるところまで来て、画面を見ながら「本当にここまで来たんだな」と、しばらく感慨にふけっていました。

最初から本を作ろうと思っていたわけではありません。

きっかけは、市議会議員になってから受け入れてきたインターンシップの大学生たちです。

「山口さん、今日はどこへ行くんですか?」

そんな何気ない一言から始まり、一緒に東かがわ市のあちこちを歩いてきました。

牡蠣の養殖場へ行き、和三盆を作り、城跡を登り、神社を巡り、職人さんの話を聞き、海岸では地球が何千万年もかけて作った岩脈を眺める。地元に住んでいる僕でも、「こんな場所があったんだ」と驚くことが何度もありました。

せっかく出会った東かがわ市の魅力を、写真や文章だけではなく、もっと気軽に楽しめる形で残せないだろうか。

そう考えたことが、この漫画を作るきっかけになりました。

「できるか」より「やってみる」

正直に言えば、僕は漫画家ではありません。

絵を描く仕事をしてきたわけでもなく、デザインを専門に学んできたわけでもありません。

だから最初は、「自分には無理だろう」と思っていました。

そんな時に出会ったのがAIです。

「できないから諦める」のではなく、「AIと一緒ならどこまでできるだろう。」

そんな気持ちで、一歩踏み出してみました。

もちろん、思っていたほど簡単ではありませんでした。思い描いた表情にならなかったり、人物の手が不自然になったり、服の色が変わってしまったり、文字がきれいに入らなかったりすることも何度もありました。そのたびに原因を考え、プロンプトを書き直し、何度も生成と修正を繰り返してきました。

AIは魔法ではありません。

思い通りのものが一回で出来上がるわけではなく、最後は人が考え、人が判断し、人が仕上げていく必要があります。

だから今回の本は、「AIが作った本」ではなく、「AIと一緒に作った本」だと感じています。

AIと人、それぞれの得意なこと

今回の制作では、一つのAIだけで完結したわけではありません。

シナリオやプロンプトの作成にはChatGPT、漫画の制作にはAnifusion、細かな画像修正にはCanvaを使用しました。

さらに、写真の加工にはPhotoshop、デザインの調整にはIllustrator、そして紙の本や電子書籍として出版するためのデータ作成にはInDesignを使っています。

AIと、人の手によるデジタル作業。

それぞれ得意な部分を組み合わせながら、一冊の本へと仕上げていきました。

たぶん、もっとAIを使いこなせるようになれば、一つのツールだけでもここまで作れる時代になるのだと思います。でも、今の僕にはまだそこまでの力はありません。だからこそ、それぞれの得意なところを活かしながら制作を進めました。

まずは形にしてみる

今回、この作品は三つの形で出版します。

紙の本は、自分自身が本という形で手元に残しておきたいという思いから制作しました。

Kindle電子書籍は、気軽に読んでもらえるように。

そしてKindleインディーズマンガは、より多くの方に無料で読んでもらうためです。

インディーズマンガは、Amazonで無料で読める漫画サービスです。途中で広告は表示されますが、料金を気にせず気軽に読めるので、「まずは読んでみようかな」という方には一番おすすめです。

7月1日に第1話から第5話までを公開し、その後は毎週日曜日に1話ずつ更新していく予定です。

現在完成している16話を公開したあとも、新しい作品ができれば、このシリーズへ少しずつ追加していきたいと思っています。

制作の裏側も発信していきます

漫画の公開と同じタイミングで、このブログでは制作秘話や工夫したこと、失敗したこと、そしてAIを使って感じたことも発信していこうと思っています。

完成した作品だけを見ると、「AIだから簡単にできた」と思われるかもしれません。

でも実際には、「どうすれば思い描いた表現になるのか」「どこを人の手で直した方が良いのか」を考え続ける時間の方が、ずっと長かったように感じています。

もし「自分もAIを使って何か作ってみたい」と思っている方がいたら、ぜひブログものぞいてみてください。

成功したことだけではなく、うまくいかなかったことや試行錯誤も、そのまま書いていこうと思っています。

最初の一歩は小さくてもいい

AIという言葉を聞くと、「難しそう」「自分には無理そう」と感じる方も多いと思います。

僕自身も最初はそうでした。

でも、触ってみると分からないことだらけだからこそ面白く、一つできるようになると、「次はこんなこともできるかもしれない」と思えるようになります。

AIを使うことが目的ではありません。

新しいことに挑戦するきっかけとして、AIという道具がある。

僕はそう考えています。

だから、「苦手だからやらない」と決めてしまう前に、一度だけでも触ってみてください。

思ってもいなかった景色が見えてくるかもしれません。

僕もまだ挑戦の途中です。

『東かがわ大冒険!』も、これから少しずつ話を増やしながら育てていく作品です。

その歩みや制作の裏側も、このブログで発信していきますので、よければ一緒に楽しんでいただけるとうれしいです。

もう一つ、今回の制作で考えたこと

今回、この作品について匿名でご意見をいただく機会がありました。内容は、キャラクターの描かれ方についてです。

男女の役割や立ち位置、外見の表現など、これまであまり意識できていなかった視点を教えていただきました。

もちろん、すべてをそのまま作品へ反映するという話ではありません。ただ、「なるほど、そういう見え方もあるのか」と気付かされた部分があったのも事実です。

今回の作品は何かを売ることが目的ではなく、東かがわ市の魅力を多くの方へ知っていただくために始めた取り組みです。だからこそ、「もっとこうした方が伝わりやすいかもしれない」「もっといろいろな人が自然に楽しめる作品になるかもしれない」という意見は、前向きに取り入れてみようと思いました。

AIは、どうしても整った顔立ちや、いわゆる「かわいらしい」「かっこいい」と感じられやすい人物を描く傾向があります。現時点では、それを完全にコントロールするのはなかなか難しいと感じています。

それでも工夫できることはあります。今回、新しく何人かのキャラクターを設定し、物語ごとに登場人物を変えられるようにしました。年代も、性格も、立場も、それぞれ違います。毎回同じ二人だけが登場するより、その場所やテーマに合った人が案内役になる方が、東かがわ市というまちの多様な魅力も表現できるのではないかと考えています。

実は、そのキャラクターの多くは、これまで東かがわ市で出会ってきた方々がモデルになっています。もちろん、そのまま描いているわけではありません。何人かの特徴を組み合わせたり、雰囲気だけを残して大きくアレンジしたりしています。だから本人そっくりではありませんが、「あれ、この人かな?」と気付く方もいるかもしれません。

ガイド役のキャラクターも、その一人です。
実際に現地で深く案内してくださった方との時間が印象に残っていて、その空気感を作品の中にも残したいと思い、少し形を変えて登場していただきました。

これから作品が増えていく中で、どんなキャラクターが生まれ、どんな化学反応が起こるのか。制作者である僕自身も、とても楽しみにしています。

作品づくりは、一度完成したら終わりではありません。誰かの声に耳を傾けながら、自分が本当に伝えたいことは大切にしつつ、少しずつ良くしていく。その積み重ねも、この作品の一部なのだと思っています。

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著者

山口 だいすけ

山口 だいすけ

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肩書 ケアマネジャー・副議長
党派・会派 国民民主党
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