2026/9/11
習志野市議会議員 いちずみ(市角)雄幸です。
令和8年8月の千葉豪雨では、市内各地で道路冠水や住宅への浸水被害が発生しました。特に、ハザードマップの浸水想定区域外でも浸水被害が確認されたことから、市の検証や今後の対応について一般質問を行いました。
市は、今回の豪雨では下水道などの排水能力を超えた「内水氾濫」により、浸水想定区域外でも被害が発生したことを認めました。
今後は、内水ハザードマップ、道路冠水警戒箇所図、今回の浸水・冠水実績を比較・分析し、浸水想定区域外で被害が発生した原因を検証するとともに、必要に応じてハザードマップ等の見直しを検討するとの答弁がありました。
また、市民への情報提供については、過去の道路冠水箇所を地図で示し、「ハザードマップに載っていない場所でも浸水する可能性がある」ことを周知していく方針が示されました。
習志野市では県内他市と比較すると被害は比較的小さく抑えられましたが、市民の不安は大きくなっています。
市はこれまで、浜田川雨水幹線、菊田川2号幹線、鷺沼放流幹線などの下水道整備を進めるとともに、宅地開発時の雨水貯留施設や浸透施設の設置を推進してきました。
これらの施設は、大雨時の雨水流出量を抑える効果があり、今回の豪雨においても一定の浸水軽減効果があったとの認識が示されました。今後も計画的な下水道整備を継続し、浸水被害の軽減を図る考えです。
今回の豪雨では、一部地域に「緊急安全確保」が発令されるなど、想定を超える状況となりました。私は、「ハザードマップの区域外でも危険がある」という認識を市民に広く持っていただくことが重要であると訴えました。
市からは、
・今回および過去の道路冠水箇所を整理したマップを作成し、市ホームページで公表すること
・ハザードマップに掲載されていない場所でも浸水する可能性があることを周知すること
・気象情報や避難情報を確認し、状況に応じた適切な避難行動を促す啓発を進めること
など、防災情報の充実に取り組む方針が示されました。
今回の豪雨は、従来の想定だけでは対応しきれない災害が起こり得ることを改めて示しました。
ハザードマップは重要な防災ツールですが、「載っていないから安全」というものではありません。実際の被害状況を踏まえた検証と見直しを進めるとともに、市民一人ひとりが最新の気象情報や避難情報を活用し、早めの避難行動につなげられるよう、防災情報の充実を引き続き求めてまいります。
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