2026/8/25
今日は都議会議員の宮崎大輔さんと共に芝浦水再生センターのポンプ工事の現場を視察してきました。
周辺住民からも切実な声が寄せられる「降雨時の汚水問題」を解消するために、老朽化した施設のリニューアル作業と大規模なポンプ工事が行われ、その現場の実情をしっかりと確認してまいりました。
こんにちは、榎本あゆみです。
先日、港区の重要インフラである「芝浦水再生センター」を視察してまいりました。周辺の皆様からは「雨の日に汚水の問題が深刻だ」という切実なお声を多くいただいており、まさに待ったなしの課題です。今回は、その解決の鍵を握るポンプ工事の現場を視察し、担当者から直接お話を伺ってきました。
芝浦水再生センター主ポンプ棟は、施設の老朽化、耐震などに伴い建設する施設です。
現在、芝浦水再生センターに下水を汲み上げる主ポンプ室は老朽化が進んでおり、新たに港区港南3丁目に下水を汲み上げる主ポンプ棟、さらに雨天時に合流式下水道により海などに排出される汚濁負荷量を削減するための雨天時貯留池が建設されます。
工程
施設は、圧縮空気を送り込み、地下水を抑えることで、構造物の重量で1日約1㎝ずつ自然に沈下させるケーソン工法により建設されます。主ポンプ棟は高さ:約13~18m(一部約22m)縦:約87m、横:約72m、深さ:約69mで、平面積はサッカーコートより少し小さいくらいとのことです。
課題
これらの建設は10年以上前から工事を行っており、一部機能を稼働できるのは令和20年頃、完成は令和30年代頃になるとのこと。1日約1㎝ずつ沈下させるケーソン工法で垂直に深さ69m掘らなければならないようなので、かなり長い道のりになります。
ポンプ棟隣接の雨天時貯留池の完成が実現されれば、約50,000㎡もの下水を貯留でき、合流式下水道から直接流入する汚濁負荷量も削減されるため、1日も早い完成が望まれます。

当初の計画からかなり工期がずれこんでいることもあり、
国民民主党の宮崎都議が議会で質疑しました。
その際の下水道局長からの答弁が下記の通り。
現在、老朽化したポンプ等を再構築するため、隣接する用地に新たなポンプ棟を建設し、併せて高浜運河の水質改善のための雨天時貯留池などの施設を建設する工事を進めています。
今後、さらなる水質改善効果を発揮させるため、新たなポンプ棟に引き続き約五万立方メートルの貯留施設を整備してまいります。
貯留施設の整備を着実に進めることで、高浜運河など周辺水域の良好な水環境の創出に貢献してまいります。
現在は用地内の支障物(くい)の撤去工事を行っており、並行して地盤改良等も進めています。局長は「複数のくいをまとめて撤去できる工法を採用するなど、工程の短縮に向けた工夫を行っている」と述べ、今後の大規模・大深度の地下躯体のケーソン沈設工事でも、民間事業者の技術提案を活用しながら効率的な工事推進に努めると強調しました。
また、水質改善についても具体的な数字が示されました。現在は下水道法施行令の基準を達成するため、降雨初期の特に汚れた下水を約9万4千立方メートル貯留する施設が稼働しています。さらに、新たなポンプ棟に約5万立方メートルの貯留施設を整備することで、高浜運河など周辺水域の良好な水環境の創出に大きく貢献するとのことです。
最終は高輪ゲートウェイから直接公園・緑地・広場などにアクセスできるようになり、高輪と港南の行き来が自由にできる環状四号線が整備されます。
将来的には区民の生活利便性の向上が期待されています。
今回の視察で、都が着実に前進している手応えを感じました。しかしながら、工事完了は令和三十年代とのこと。周辺住民にとって、この長い年月は大きな不安材料です。
だからこそ、私は質疑の中で「現時点で実施可能な対策を最大限講じながら、放流水質の改善を求めていくことが重要」と訴えました。東京が直面する課題は多岐にわたりますが、都民が将来に希望を持ち、安心して暮らし続けられる東京を実現するためには、現場の実情に寄り添った着実な政策の推進が不可欠です。
これからも地元の声をしっかりと都に届け、一日も早い水質改善と生活環境の向上を実現できるよう、全力で取り組んでまいります!
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