2026/6/7
今日、挨拶回りをしている中で、ある方からこんなお声をいただきました。
「不登校について、しっかり対策を考えてほしい」
私はこの言葉をとても重く受け止めました。
近年、不登校は全国的に大きな課題となっています。文部科学省の調査によると、全国の小・中学校における不登校児童生徒数は35万3,970人にのぼっています。
そして田川市も例外ではありません。
2023年度の田川市における不登校児童生徒数は216人。人口規模を考慮した出現率で見ると、全国平均の約1.67倍という状況です。
この数字を見ると、多くのご家庭が悩みや不安を抱えながら日々を過ごしていることが想像できます。
一方で、私は不登校を「悪いこと」だとは考えていません。
文部科学省も公式に、不登校は問題行動ではないと示しています。無理に学校へ行かせることが目的ではありません。
大切なのは、その子が安心して過ごせる場所があることです。
学びの機会が確保されていることです。
そして何より、本人や保護者が孤立しないことです。
不登校になる理由は一人ひとり違います。学校での人間関係、学習面の不安、家庭環境、発達特性、心身の不調など、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。
だからこそ、「頑張って学校に行きなさい」という一言で解決する問題ではありません。
私たち大人がまずしなければならないのは、不登校に対する正しい理解を広げることだと思います。
不登校は本人の怠慢ではありません。
親の育て方の問題でもありません。
誰にでも起こりうることであり、社会全体で支えていくべき課題です。
その上で、行政にはもっとできることがあります。
学校以外の学びの場を充実させること。
フリースクールや適応指導教室との連携を強化すること。
保護者が気軽に相談できる窓口を整備すること。
そして、不登校になった後も継続的に寄り添い、伴走する支援体制をつくることです。
私は、子どもたちにとって大切なのは「学校に行くこと」そのものではなく、「将来への希望を失わないこと」だと思っています。
どんな状況にあっても、学び続けることができる。
自分を認めてくれる居場所がある。
困ったときに相談できる大人がいる。
そんな環境を整えることが、行政の大切な役割です。
田川市には、今まさに支援を必要としている子どもたちとご家族がいます。
私はこの課題から目を背けることなく、現場の声をしっかり聞きながら、一人ひとりに寄り添う支援の充実に力を尽くしていきたいと思います。
子どもたちの未来を守ることは、田川の未来を守ることです。
これからも皆様の声を聞きながら、誰一人取り残さないまちづくりを進めてまいります。
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ササキ マコト/45歳/男
ホーム>政党・政治家>佐々木 まこと (ササキ マコト)>田川市の不登校問題に向き合う。子どもたちの学びと居場所を守りたい。