2026/8/3

8月2日、新宿区立障害者福祉センターで開かれた講演会「大人の発達障害~自分らしく地域で暮らすために~」に参加しました。発達障害のある方への支援は、私が予算・決算特別委員会や本会議で継続して取り上げてきたテーマです。子どもの早期支援から、大人の就労・生活支援まで。ライフステージが変わっても支援が途切れない新宿区を目指します。
新宿区議会議員の川村のりあきです。
講演会「大人の発達障害」に参加しました
8月2日(日)、新宿区立障害者福祉センターで開かれた講演会「大人の発達障害~自分らしく地域で暮らすために~」に参加しました。
講師は、公益財団法人神経研究所附属晴和病院に所属する桑野大輔さんです。精神保健福祉士・公認心理師として成人期の発達障害支援に携わり、現在は同法人の附設生活支援センター和(Nico)で、管理者兼サービス管理責任者を務めています。
講演では、生活支援センター和(Nico)での自立訓練(生活訓練)や、地域活動支援センター晴(Halu)での実践が、具体的な事例とともに紹介されました。
生活のリズムを整えること。自分に合った方法を見つけること。人とのつながりをつくり、地域や社会に参加するための一歩を支えること――。一人ひとりの意思や特性を尊重し、「自分らしく暮らす」ことを支える実践から、多くのことを学びました。
子ども期の支援を、議会で継続して取り上げてきました
発達障害のある方とご家族への支援は、私が議会で継続して取り上げてきたテーマです。
2019年3月の予算特別委員会では、児童発達支援・放課後等デイサービスの利用状況を確認し、発達障害等のある児童・生徒への支援体制と教員研修の充実を求めました。2021年3月の予算特別委員会でも、発達障害のある子どもへの支援について質疑しました。
そして2022年12月1日の新宿区議会第4回定例会では、「発達障害児の支援について」、区長と教育委員会に一般質問を行いました。保護者、保育士、幼稚園教諭の皆さんから伺った声をもとに、次の4点を提案しました。
1.区として支援の方針を明確にする
発達障害に関わる部署は、福祉、保健、教育などに分かれています。制度や担当が変わるたびに支援が途切れることのないよう、新宿区として発達障害者支援の方針を明確にし、関係部署が連携して取り組むことを求めました。
2.早期の「気づき」を、必要な相談・支援につなげる
「乳幼児健診で『様子を見ましょう』と言われた。もっと早く相談や療育につながることができていれば」――こうした保護者の声を議会で紹介しました。
そこで、足立区の「4歳の気づきのしくみ」を例に、心理士や作業療法士などの専門職が子どもの様子を確認し、園や保護者と連携して必要な相談・支援につなげる仕組みを提案しました。
早期の気づきは、子どもに一方的な評価を下すためのものではありません。保護者の不安や心情に十分配慮しながら、その子に合った関わり方や支援を一緒に考えるための入口にすることが重要です。
この提案は、その後も続けています。2025年3月の予算特別委員会では、発達障害の早期発見につながる「5歳児健診」の新宿区での実施を求めて質疑しました。区も「5歳児は言語の理解能力や社会性が高まり、発達障害が認知される時期。健診により子どもの特性を早期に発見し、適切な支援を行うことは重要」との認識を示しています。質疑の様子は、こちらの動画でご覧いただけます。
📺 【新宿区議会】発達障害の早期発見に5歳児健診を!新宿区で導入を求める質問
3.障害児通所支援の質と情報公開を確保する
児童発達支援や放課後等デイサービスの利用が増える一方、事業者の不正請求や不適切な運営が問題となった事例もあります。
安心して事業者を選べるよう、第三者評価などの情報を分かりやすく公表すること、行政による指導・確認を強化すること、支援に携わる職員の研修や事業者との連携を充実させることを求めました。
4.特別支援教育推進員を必要数配置する
学校現場から「支援員が足りない」との声が寄せられていた特別支援教育推進員について、支援を必要とする児童・生徒の状況に応じて配置を充実するよう求めました。
この課題は、2023年3月の予算特別委員会でも取り上げ、着実な増員を重ねて要望しています。
子どもから大人へ――ライフステージが変わっても支援を切らさない
2022年の一般質問の最後に、私は、大人の発達障害のある方への支援や、就労を始め、続けていくための支援についても、今後取り上げたいと述べました。
発達障害は、子どもだけの課題ではありません。幼少期に診断や支援につながる方がいる一方、成人期になって初めて、仕事や人間関係、日常生活のなかで特性による困難が表面化する方もいます。
東京都発達障害者支援センター「おとなTOSCA」は、18歳以上の都内在住・在勤・在学の本人や家族を対象に相談支援を行い、地域の支援機関へつなぐ役割を担っています。今回紹介された生活訓練や地域活動支援も、地域で暮らし続けるための重要な選択肢です。
子ども期には療育や学校で支援を受けていても、進学、就職、転居などを機に相談先が分からなくなることがあります。だからこそ、新宿区にも、福祉・保健・教育・就労支援の縦割りを越え、本人を中心に支援をつないでいく仕組みが必要です。
これから取り組むこと
講演での学びと、当事者・ご家族・支援現場から寄せられる声を、今後の議会質疑と政策提案につなげます。
発達障害のある方が、地域のなかで安心して、自分らしく暮らせる新宿へ。支援を必要とする方やご家族が、相談先を探し続けなくてもよい仕組みを目指して、引き続き取り組みます。
発達障害に関する支援で困っていることや、区の制度へのご意見・ご要望がありましたら、ぜひお寄せください。
📌 これまでの主な歩み
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📋 区政アンケートにもご協力ください
「発達障害の支援を充実してほしい」「どこに相談すればよいか分からない」――皆さまの声が、区政を動かす力になります。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeC1PMtpkwZsvhmDglX_JHSW2szXbQYEoCFDMpj6es2zL9N4Q/viewform?
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川村のりあき(川村範昭)
日本共産党新宿区議会議員 6期24年
「区民のためなら、あきらめない」
出典・確認資料
https://shinjyuku-fukushi-center.org/news/20260713/
新宿区議会会議録検索システム
https://ssp.kaigiroku.net/tenant/shinjuku/SpMinuteSearch.html
https://www.youtube.com/shorts/r3YjNw0BGzs
https://nico-ionp.org/
https://www.city.adachi.tokyo.jp/documents/71232/kihonkeikaku_06_1_2.pdf
http://shinjyuku-fukushi-center.org/
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