2026/7/28
府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。
★給食がない夏休み、1日2食、エアコンを控える生活困窮家庭の実態
今年も猛暑が続く中、学校も夏休みに入り、経済的に困窮する子育て世帯への支援を求める声が、マスコミでも報じられています。読売ネットニュースでは「学校へ行かずに給食もなくなり、物価高騰を受けて食事やエアコン使用を抑えようとする家庭がある」「こども家庭庁は、夏休みに涼しい場所で食事を提供する学童保育施設などに食事代を補助する取り組みを始め、自治体にも支援を呼びかけている」と報道しています。
なかでも長期休暇で生活が困窮するのが、ひとり親家庭です。同ニュースでは「『物価高で生活は苦しくなるばかり。息子たちを空腹にさせたくはないが、食費の負担は重い』。東京都内で中学3年の長男(14)と小学6年の次男(12)の息子2人を育てるアルバイト女性(51)は、そうため息をついた」。「離婚に向けて別居中の夫から振り込まれる生活費だけでは家計が苦しく、経理やマッサージなど三つの仕事をかけ持ちしている。給食のなくなる夏休みは朝昼兼ねることで1日2食にしたり、エアコンの使用を控えたりして支出を切り詰めつつ、支援団体による無料の食料宅配なども頼ってしのぐつもりだ」と、ひとり親家庭のリアルな実態を伝えています。
★「栄養不足で部活動は退部」「ご飯と納豆だけ」
同ニュースでは、生活困窮家庭を支援するNPO法人「キッズドア」(東京)が昨年9月、ひとり親世帯などを対象にアンケート調査を実施したとして、「回答した子育て中の約1600世帯のうち、昨年の夏休み中に経済的な理由で子どもの食事の量や回数を減らした世帯は58%に上り、そのうち2割は減らした頻度が週5日以上に及んだ」との調査結果を伝えています。
また「暑い中でも経済的理由でエアコンの使用を控えたとする世帯は65%を占めた」そうで、「子どもが栄養不足で部活動についていけなくなり、退部した」「ご飯と納豆だけの日が続いた」などの切実な声も寄せら、同法人の理事長は「夏休み中は家庭の経済状況が子どもの健康に表れやすい。最近の物価高や猛暑で健康リスクは高まっている」と指摘されています。
★国による「食事支援・暑さ対策」、活用する自治体1割止まり
同ニュースによると、政府や自治体も対策に乗り出しているとのことで、「こども家庭庁は今年度から、夏休み中に冷房の利いた場所で子どもに食事を提供する学童保育などの施設に、希望する自治体を通じて補助金を出す事業を始めた。1人1食あたり最大500円程度を国と自治体で助成し、子どもたちが安価で食事を取れるようにした」とのことです。
また「経済的に困窮する子育て世帯に無償で食品を届ける団体などにも補助を実施している。さらに、同庁や文部科学省などは5月、夏休み中の子どもの食支援や熱中症対策などを進めるよう全国の自治体に通知し、冷房を備えた公共施設の積極開放やこども食堂の活用の呼びかけなどを求めた」そうです。
この国の補助制度を活用した、愛知県みよし市では「7月21日から、冷房のある児童館など計19施設で子ども向けに弁当の提供を始めた。同庁の補助などを活用して弁当を1食350円で提供し、低所得世帯の子どもは無料にする」、島根県大田市は「小中学生を育てる低所得の約130世帯に対し、レトルト食品や缶詰などの食料品セットを無料配送する」取り組みを開始していると伝えています。(参考、読売新聞ネットニュース 7月26日付)
★文京区がNPOと共同で、困窮する子育て世帯に食品を届ける「子ども宅食」で、同事業へ寄付の状況と支援策・・制度利用世帯が4倍に、寄付金は目標額に達せず
23年5月の新聞記事ですが、文京区では複数のNPO団体と協働して17年度から子ども宅食事業を開始。「区在住の就学援助や児童扶養手当受給世帯が対象、23年4月現在で664世帯が利用」とのことです。最近ではコロナ禍や物価高騰などを背景に同事業の利用世帯が4倍増になったそうです。
記事によると、配送するのは食品や日用品などで、2ヶ月に1回の定期便で、臨時に送ることもあるそうです。またこの事業には企業の寄付でも実施しているそうですが、寄付以外にも食品購入や配送費用など、区に寄せられたふるさと納税で賄てっいるとあります。ちなみに寄付金は22年度は目標額に対して1400万円が不足したとのことです。記事の中でこの「フローレンスの桂山奈緒さんは『活動を通じて貧困が重篤化せずにできた面があったのではないか。予防的効果が一定程度あったと感じる』『コロナ以降貧困世帯が増え、厳しさを増している。活動を継続し拡大したい』」と述べておられます。
府中市内においても複数の団体、市民の方がたによる子ども食堂の運営、生活困窮家庭への支援をされておられます。議会でもこうした課題について複数の議員さんが取り上げられています。府中市も文京区のようにNPO団体とも協働し、市民や企業からの寄付について、資金や食材など多面的にものをを募り、貧困から子育て世帯、子どもたちを守る施策を求めたいものです。
★ゆうきりょう から生活困窮世帯への支援策の要望と市の回答(令和5年度予算要望から)
●ゆうきりょうから府中市への要望 「生活困窮家庭」に対する食事支援として、経済的理由などを原因とする子どもの食事格差を解消するため、世田谷区が実施している「子ども配食として1回100円の利用料で、500円程度の弁当を届ける」行政サービスを府中市でも実施するよう検討してください。
●府中市市の回答⇒ 市内の子ども食堂の運営団体は、子どもの居場所づくりなどを目的に、安価な利用料で事業運営していますが、その効果の1つとして生活困窮者の支援につながるものと考えています。市としては、今後とも補助金を交付するなど運営団体を支援していきます。
★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで
※府中市議会議員 ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。お気軽にお声をおかけください。ただ雨天時や、自身の都合により中止の場合もあります。
月曜日・・西武線多磨駅東口
火曜日・・京王線多磨霊園駅南口
水曜日・・京王線東府中駅北口
木曜日・・西武線多磨駅西口
金曜日・・京王線多磨霊園駅北口、※原則、朝5時~8時まで
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