2026/9/11
8月7日、国土交通副大臣として香川県を訪れ、四国地方の空港、造船、河川、建設DXの現場を視察しました。
高松空港は、全国で2番目にコンセッション方式(民間委託・民営化)が導入された空港ですが、小松空港を含む地方空港のコンセッションの可能性を探るために、話を聞きました。
空港のコンセッション(民営化)事業とは、滑走路(エアサイド)と旅客ビル・駐車場(ランドサイド)を一体的に民間運営する仕組みです。
エアサイドは赤字で、ランドサイドは黒字とのことでした。滑走路の維持管理は空港の大小に関わらず同じだけかかるため、集客が少ない地方空港ほど収支が厳しいとのことでした。
逆に言えば、滑走路が自衛隊の管理である小松空港はポテンシャルが高いと言えます。
併せて、濃霧対策として、現在のカテゴリーⅠからカテゴリーⅢへ、ILS(計器着陸装置)を高度化する事業を進めている現場も視察しました。
ILSは、電波によって航空機を滑走路へ安全に誘導する設備です。カテゴリーⅢ化によって、視界が悪い状況でもより安全な着陸が可能となり、就航率の改善につながることが期待されています。
続いて、今治造船丸亀事業本部を視察しました。
造成は国の戦略17分野であるとともに、日中韓で世界の製造を担うなど、経済安全保障上も最も重要な産業です。
今治造船グループは、年間建造量で国内1位、世界3位の実績を誇り、ばら積み船や自動車運搬船、大型コンテナ船など、世界の物流を支えるさまざまな船舶を建造しています。
船型開発センターや実際の建造現場を視察し、日本の造船技術と生産力の高さを改めて実感しました。
また、土器川では、洪水時の安全性を高めるため、堤防を移設して川幅を広げる引堤事業や河道掘削、橋梁の架け替えなどの治水対策を確認。
四国インフラDX人材育成センターでは、VRや遠隔施工シミュレーターなどを体験し、担い手の確保や生産性向上につながる、BIM/CIMをはじめとした最新技術の習得・人材育成の取組について説明を受けました。
最後にサンポート高松合同庁舎を訪れ、四国地方整備局、四国運輸局をはじめ、現場で国土交通行政を支える職員の皆さんを激励しました。
地域の暮らしと経済を支えるインフラを、より安全に、より強く、そして次の世代へつないでいくため、今回現場で伺った声や課題を今後の国土交通行政にしっかりと活かしてまいります。









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