2026/4/18
今朝は、地域の皆様と区役所との協働による「黒川清掃」に参加してきました。堀川の親水ひろば周辺には、ごみはあまりなく主に雑草を取り除きましたが、植木の根元に自生するドクダミは引き抜くには忍びなく、そのままにしました。
さて、わが家の庭は広くはありませんが、時々美しい花を咲かせてくれる“小さな楽しみの場”です。子どものころから親しんできたその場所は、私にとってどこか安心できる原風景でもあります。
ところが、その庭でここ数年、ひとつ悩みのタネが現れました。ハツユキカズラです。いつの間にか根を下ろし、じわじわと勢力を広げ、今では庭のあちこちに顔を出すようになりました。見た目は可憐で、白や淡いピンクに色づく葉はむしろ美しいくらいなのですが、その繁殖力は侮れません。他の植物の生育を圧迫するほどに広がり、放っておけば庭の景色を単調なものに変えてしまいそうです。しかも、毒性があるとも聞けば、なおさら安心して共存とはいきません。調べればハツユキカズラは外来種ではなく、テイカヅラの園芸用改良種とのこと。それでも、この旺盛な生命力には驚かされます。結局のところ、見つけては抜き、また伸びてきたら取り除く。その繰り返しです。庭という限られた空間の中では、共存のバランスは不可欠です。終わりの見えない作業ですが、日々のわずかな暇を使い静かに手を動かしています。
国内には特定外来生物として問題視される植物も多く、地域によっては街全体を巻き込む深刻な課題となっています。名古屋市内でもボタンウキクサやオオキンケイギクなど、植物だけで7種ほどが定着、もしくはその疑いありとされており市政の大きな課題です。ハツユキカズラは特定外来生物ではないにせよ、そのアグレッシブな繁茂を身近な庭で実感している気がします。
特定外来生物に罪があるわけではありません。ハツユキカズラもまた、自然の理のままに命をつないでいるに過ぎないのでしょう。それでも、生態系を守り、多様な命を守るためには、人が手を入れなければなりません。
何の恨みもないけれど——。そのためらいごと抱えながら、今日もまた、そっとその根を抜くのです。
この記事をシェアする
ハットリ マサヤ/57歳/男
ホーム>政党・政治家>はっとり 将也 (ハットリ マサヤ)>何の恨みもないけれど——。