2026/8/7
6月議会一般質問の3つめは、「工業のまち上尾の再生に向けた産業連携と産業史の継承について」です。
上尾はかつて“工業のまち”として発展し、多くの企業と技術者が地域を支えてきました。しかし現在、産業構造の変化により、技術継承・人材不足・産業史資料の散逸など、次の世代につなぐべき課題が顕在化しています。
私は、「上尾の産業をどう再生し、技術と歴史を未来へつなぐのか」 という視点から質問を行いました。
■ なぜ取り上げたのか
産業は地域の雇用・経済・文化を支える基盤です。 しかし、担い手不足や技術継承の停滞により、“工業のまち上尾”としての強みが弱まりつつあります。また、企業の移転や廃業に伴い、上尾の産業史を示す資料が散逸の危機にあります。私は質問の中で「産業界・教育機関・行政がどのように連携し、再生に向けた体制を築くのか」 を問いました。
■ 市側の答弁(要点)
・中央高等技術専門校との連携は「一定程度ある」
・商工会議所との情報共有は「随時実施」
・技術継承の支援は「個別相談が中心」
・産業史資料の保存は「所管部署で検討」
・展示については「今後の課題」
■ 小川の視点
私は今回の質問で、「人材育成の三角形」 を強調しました。
・中央高等技術専門校(技能習得)
・商工会議所(事業者支援)
・上尾市(行政支援)
この三者が連携すれば、
技術継承・人材育成・産業再生を強力に進めることができます。特に中央高等技術専門校は、“手に職をつける若者を育てる拠点”として、上尾の産業を支える重要な存在です。
また、産業史資料の保存・展示は、単なる“歴史の整理”ではなく、地域の技術者の努力や企業の歩みを記録し、郷土理解と誇りを育む文化的な取り組みです。産業の歴史は地域の財産であります。
■ まとめ
工業・ものづくりは、上尾の産業の中核として、これからも大切に育てていくべき分野です。 私自身、議員としてできることには限りがあります。企業支援の専門家でもなく、行政の実務を直接動かす立場でもありません。
しかし、だからこそ、
・現場の声を拾い上げて発信すること
・議会の場において、課題を明確にし改善を求めること
・必要な施策の展開を提案し、事業に反映していただくこと
・産業界、教育機関、行政の連携を後押しすること
これらは私の立場だからこそ果たせる役割だと考えています。工業のまちとしての歴史と技術を次の世代につなぎ、若い世代が「このまちで技術を学び、働きたい」と思える環境をつくるために、私はこれからも粘り強く取り組んでまいります。
※資料は承諾を得て掲載しております。


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ホーム>政党・政治家>小川 明仁 (オガワ アキヒト)>6月議会一般質問「工業のまち上尾の再生に向けた産業連携と産業史の継承」〈埼玉県上尾市〉