2026/9/4
自民党デジタル本部の視察で福岡県北九州市へ出張しました。日本電気株式会社(NEC)より海底ケーブル市場について説明を受けました。インターネット、動画配信、ICT社会において光海底ケーブルは不可欠であり、海底ケーブルのニーズは高まると共に大容量、長寿命、高信頼性が求められます。分岐や中継を経て125ミクロン、0.1ミリでデジタル信号が伝送されていきます。水深8000メートルの深海での水圧に25年耐えられる耐久性、高い品質が求められます。


株式会社OCCの海底システム事業所工場で三分割鉄子片やアンカーや潮の流れ等から保護するための外装も見せて頂きました。OCCは海底ケーブルを提供する世界三大海底ケーブルメーカーの1社で、海底光ケーブル累計製造長は45万キロ超(地球11周分超)になっています。


課題は敷設船にあります。アメリカのサブコム、フランスのアルカテルが競合になります。フランスは政府企業ですし、アメリカも軍の支援が入っています。年間200件ケーブルが切れる事例が世界中で発生していますが、そうした場合対応できる船が必要になります。埋設工法もありますが、切られにくいルートを調査すること、複線化することも同時に進めています。事業安定化に向けてファイバーなど原材料の安定仕入れやケーブルを巻く技能者の確保、設備投資も重要です。実際に工場と敷設船で髪の毛ほどの細さのものを扱う専門人材のお仕事ぶりも見せて頂きました。日本の自立性、不可欠性を支える海底ケーブルの維持、推進をサポートしていきます。


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