2026/6/19
日本版マイスター制度に関するPTでは東京都立中野工科高等学校の守屋統括校長先生からお話をいただきました。東京では工業高校ではなく全て工科高校を名乗ることでイメージアップも図ってきたそうです。全国の工業系高校ではデザイン関係や建築、情報技術など女子生徒の割合も高まっています。高校生ものづくりコンテストで入賞する女子生徒も増えており、自動車関係で優勝者も出たそうです。中野工科高校は都立工科高校唯一食品工業が学べる学校で企業から求められる人材が多く年間4,000件もの募集が来ているとのことです。公益社団法人全国工業高等学校長協会による「ジュニアマイスター顕彰」という制度もあります。協会会員校の工業系高校でしか手に入らない称号で、高校在学中に取得した資格・検定を評価し顕彰します。検定等を点数化し45点以上であればゴールド、30点以上でシルバー、20点以上でブロンズが認定されます。進学や就職に役に立っています。



伝統的工芸品産業振興協会からは、海外では「高品質・職人技」という高い評価を受けている一方、日本国内では「誇れる日本の文化」という意識が低くむしろ「高価で手が届かない」いう印象が先行してしまっている現場をご報告いただきました。後継者育成として地域おこし協力隊制度が活用されていることもありますし、共同工房による産地の人材育成の事例もあります。京都伝統工芸大学校(卒業資格は大卒)や公益財団法人日本フィランソロピック財団による日本の美しい手技基金就業支援金の紹介もありました。これまでのヒアリングを踏まえいよいよ提言をまとめていきます。
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