2026/4/22
左官業振興議員連盟総会が開催されました。これまで事務局次長を務めていましたが、本日の人事で事務局長を拝命することになりました。
建設業従事者の平均年齢は50歳と上がって来ていますが、左官業はその中でも高く56.8歳です。これは60.1歳の畳職についで高いものとなっています。イラン・中東情勢の影響を受けて、しっくいは国内で調達できるものの、養生製品など資材の入手困難が始まっています。現場の窮状を聞かせていただき、国交省で行っているアンケート調査等も踏まえて対応を進めていきます。

令和8年3月から適用する公共工事設計労務単価は全国平均値30,508円となり前年比4.1%のプラスとなりました。14年連続上昇しています。働き方改革として、工期ダンピング対策を強化しています。通常必要な工期よりも短い工期による契約に対して、対策を進めています。また、受注者は資材の入手困難などの「おそれ情報」を注文者に通知する義務があり、この通知をした受注者は注文者に工期の変更を協議でき、注文者は誠実に協議に応ずる努力義務があります。公共発注者には、協議に応ずる義務があります。

左官業組合連合会からは2点要望が提出されました。
まず、左官3級技能検定の前期・後期実施について。技能五輪の予選として前期日程は活用されていますが、工業高校、訓練校の生徒の中には後期で受けたいという声があるとのこと。卒業後に左官業界へ就職した事例もあることから、後押ししていきたいと思っています。
もう一点は、公共工事におけるしっくい仕上げの具体的な普及案です。
令和4年4月より公共建築工事標準仕様書に「しっくい塗り仕上げ」を規定しています。こども家庭庁からも「しっくい塗り仕上げ」「土壁塗り仕上げ」を採用して保育施設などを整備する場合も補助の対象としています。この点は自治体向けにも周知しているとのことです。学校施設の整備においても、日本の伝統技術を用いた施工を行うことも重要な観点である、との文科省の考え方も示されました。さらに厚労省では、病院において改築等の建築工事を発注する際には公共建築工事標準仕様書を参照することを依頼していています。
「しっくい塗り仕上げ」「土壁塗り仕上げ」の魅力を左官業振興議員連盟からも発信していきます。
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