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牧島 かれん ブログ

富山県朝日町、マイナンバーカード、LoCoPi、ライドシェア、公共サービス

2025/7/29

富山県朝日町へ。人口10,916人、世帯数4645世帯(令和5年4月1日)の高齢化率45%の町ですが、官民連携(✖︎博報堂)でマイナンバーカードの利用などデジタル政策を推進しているモデルタウンです。マイナンバーカードを当たり前に使っている町とも言えます。教育、子育て、見守り、買い物、脱炭素、公共施設、健康、交通などあらゆる場面でマイナンバーカードを使えることを実感できる町『マイナンバーカードが住民カードになっている町』です。今日一日の視察で、こどもから60代以上の住民まで、買い物にも地域活動にも、積極的に活用しているのが目に見えて感じられました。笹原靖直町長には1日視察にご同行いただきました。
 

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代表的なサービスであるLoCoPi(ロコピあさひまち)は、みんなで町をよくする公共サービスパスとして始まりました。マイナンバーカードを使って、消滅可能性都市でも高齢社会でも公共サービスを作ろうとする挑戦でもあります。

地域の足の確保は全国各地の課題ですが、「住民の声を聞けば、ゼロ円で家から目的地まで、のタクシー型サービスを求められるだろうが、それでは持続可能ではない。運用して行くことができる、住民にとってのちょうどいいサービスとコストを考えた」というこれまでの経緯説明も印象的でした。そのコンセプトで作られたサービス「ノッカル」も体験しました。コミュニティモビリティです。

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「マイカーなしの利用者」と、「お出かけ予定がありついでに一緒に乗って行って!」というドライバーを繋ぎます。バスは3台、タクシーは10台ですが、マイカーは8000台あることから、共助という地域性を活かして、日本初公共ライドシェアを実装しています。資産はまさに既に存在している住民の車。リソースを活用し、既存バス停を利用し、一人での利用は600円、二人以上での利用は一人400円という設定です。タクシーより安く、バスより高く、ドライバーさんにはガソリン代位は出る、という仕組みです。現在ドライバーさんは50人、助け合いの気持ちに支えられ、役所のサービスを民間が担っているとも感じました。

さらに、移住者、商工会長、地元住民、地元事業者等、がノッカルのドライバーになっていますが、特に移住者にとってはドライバーをすることで地域に認められる感覚にもなっているそうです。

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66店舗で使える、あさひまちコインの利用の様子も見せていただきました。実際にショッピングセンター、アスカでLoCoPiタッチをしポイントを貯めてました。

また、あさひまちコインは現金からコインに換えられるので、こちらのサービスも体験。町外の人でも朝日町でのお買い物をするインセンティブになるので、コインに換えることができます。あさひまちコインを例えば1万円分を購入すると、1000ポイントもらえます。さらに今はキャンペーン中なので2000円チャージで2400コイン(2400円相当)いただけました。

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地域ポイントや地域電子通貨を活用している地域は数多くありますが、電子通貨を使うだけでなくポイントをつけることで、抽選会に参加できる(200ポイントで抽選1回)お楽しみが付いてくるのは珍しいのではないでしょうか。

ポイントは抽選会イベントで地元の特産品と交換可能で、2024年度の抽選口数は約10,500口だったそうです。200ポイントで1口、春夏秋冬の4回抽選会があります。

中学生の入学お祝いもあさひまちコインで(今年は1万円分、来年は5万円分)渡しているそうです。コインで渡すことで、町の中で使ってもらえることになります。

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実際に、大浴場やプール、食事処を備える複合型施設「らくち〜の」では、入学お祝いを受け取った家族がみんなで、あさひまちコインを使って食事をしたり、キャンペーンの特典を使って回数券を購入したり、と地域コインの循環を実感するエピソードも聞かせていただきました。

さらにいきいき百歳体操へ。

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介護予防教室です。ここにもLoCoPi端末が。コミュニティの集まりに参加することでLoCoPiタッチができてポイントが貯まります。このお得感がマイナンバーカードがあって嬉しい、になります。高齢者の参加者のみなさんが、マイナンバーカードを入れるケースを持ってピ!とするのが当たり前となっていました。

見守り機能もあります。
 

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小学校では登下校時にLoCoPiタッチをすることで、保護者に連絡メールが送られる見守り機能もあります。

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災害時は、学校など避難所での受付をLoCoPiタッチ対応できるようテスト中。緊急時の業務の負担軽減と共にアレルギーなどの情報も自動で把握できるようになります。普段使っているマイナンバーカードだから有事でも慌てずいつも通りピ!とできるはずです。

「お互い様共教育サービスみんまなび」では「体験しよう!昔あそびの楽しさ再発見♪」が開催されており、平均年齢80歳とは思えないお元気なカワセミの会のみなさんが先生役となり小学生を対象に、けん玉遊びなどが行われていました。もちろん、ここにもLoCoPiタッチ端末が。こどもたちのポケットからもナンバーカードが出てきてピ!としていました。

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図書館にもLoCoPiタッチ端末があります。利用者データをデジタル把握することで、よく使われている施設がどこなのか、がわかります。それにより、公共サービスの適正化判断をデータに基づいて行政は行うことができます。データやエビデンスに基づいた政策決定です。

町は、「みなさんが図書館に行ってピ!とすれば、図書館をより充実させようということに繋がっていくのです」と説明しています。インフラを修繕するのか、施設の集中化をするかどうかの判断にも、活用されます。

6月から病院の決済もできるようになった朝日町。マイナンバーカードで病院までの交通手段を確保し、マイナ保険証で病院で診療を受け、決済まで行う、マイナンバーカード一枚で完結する世界が広がっています。

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今回視察行程を作って下さった朝日町DX推進プロジェクトチームは「みんなで未来!課」です。縦割りを排除し、横断する組織を作ったのも成功の秘訣かもしれません。さらに「新しい仕事が生まれることを面倒と思うのではなく、博報堂とコラボをすることで楽しいと思えるようになったことが役場の雰囲気を変えていった」という声もありました。官民連携、行政サービスに民間が加わるメリットだと改めて実感しました。

「作る」から「使う」という発想にこだわり、地域にあるものを資源として活用する、というコンセプトで進んでいる朝日町。マイナンバーカードの再ブランド化、総合的なライフサポートを可能とするサービスの事例としてこれからも注目していきます。
 


 

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著者

牧島 かれん

牧島 かれん

選挙 第51回衆議院議員選挙 2026年 (2026/02/08)
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