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武器の輸出【26年4月22日 『逢坂誠二の徒然日記』8510回】

2026/4/22

昨夕、月齢4日の月を眺めながら帰宅しました。


1)武器の輸出

昨日、高市内閣は、武器輸出に関する従来の「5類型」を撤廃しました。これまでは「救難・輸送・警戒・監視・掃海」に限っていた枠を外すことで、結果として殺傷能力のある装備品(武器)の輸出にも道が開かれることになります。

戦闘が現に行われている国への輸出の余地すら残す今回の決定は、戦後日本が平和主義のもとで抑制してきた武器輸出政策を、大きく転換することになります。

さらに気になるのは、その意思決定のあり方です。国家安全保障会議(NSC)で決定した後、国会には文書で通知するのみとされており、実質的に国会の関与は無いに等しいのです。国会が歯止めとして機能せず、政府の判断を追認するだけの存在になります。

同時に改定された防衛装備移転三原則では、同志国との装備共通化や防衛産業の強化が強調され、「継戦能力を支える国内生産基盤の確保」が明記されました。輸出を通じて産業基盤を強化し、有事において戦い続ける力を高めるという発想が、より前面に出てきました。

 

一方で総理は、「紛争の未然防止に資する」「平和国家としての理念は不変」と発信しています。しかし現実には、武器輸出の範囲が拡大し、その行き先次第では紛争との距離が近づく可能性が大きくなりました。高市総理の説明がどこまで説得力を持つのか、率直に疑問です。


私は2月の総選挙において、高市内閣が勝利すれば、「戦後日本の安全保障政策が大きく転換する」との懸念を訴えてきました。しかも今回の決定は、国会で十分な議論は行われておりません。残念ながら、私の懸念が現実のものとなっています。

トランプ大統領が法の支配から力の支配へと暴走する中で、日本がどのような国であるべきなのか、突き詰めた議論が必要です。

いまこそ、日本がどのような国であるべきか、そして世界の平和のためにどのような役割を果たすべきかについて、感情に流されることなく、より深く、議論を積み重ねていく必要があると強く感じています。野党の数と力の低下を悔いています。


さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。

【26年4月22日 その6813『逢坂誠二の徒然日記』8510回】


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