2026/7/1
7月に入り、国会は重要法案の成否を見極める緊迫した局面を迎えている。
皇室典範は、ようやく閣議決定にこぎつけたばかりだ。副首都法案と衆議院議員の定数削減法案は、衆議院での審議段階にあり、参議院での審議は見通せない。
衆議院では、野党が審議拒否に入った。
法案の共同提出会派である国民民主党、参政党は、国旗損壊罪の採決に欠席した。極めて異例のことで、少なくとも私の記憶にはない。
衆議院の定数削減は、野党各党の存立基盤に関わる問題なのだ。私は、比例定数削減が実行されるまでの一年間をかけて、与野党が胸襟を開いて選挙制度改革を実行すべきと考えるが、野党の理解は得られていない。
他方で、野党側も苦しい。
野党時代の経験を思い起こすと、審議拒否は国民の理解を得られない。長く審議拒否を続けると、週末地元に帰って「サボるな」との批判をいただくこともあった。これは辛い。
戦後初の皇室典範改正案を、野党の参加なしに成立させるわけにはいかない。与党として、何らかの打開策を見出す必要がある。
自維で過半数に届かない参議院は、総選挙で圧勝した衆議院とは全く別世界だ。
重要法案の状況を考えると、7月17日に閉会を迎える特別国会の延長は不可避という状況だ。
ここへ来て、衆議院での再議決を意識して、延長幅60日という噂が出ているが、すでに参議院不要論につながりかねないとの厳しい声も聞こえてきている。
次の参議院選挙まで二年間、自民と維新で再議決を繰り返すのは現実的ではない。政局は参議院が動かしてきた歴史を忘れてはならない。そのあたりの見極めは、政権と参議院でしっかり行ってもらいたいと思う。
私自身は、大きな政局に関与できる立場にはない。一隅を照らすという思いで原発、こどもの貧困、南海トラフ・富士山噴火などの問題に取り組んでいる。
選挙が終わった年の夏なので、政策の蓄積、地元活動、そして少しは体を休めたいという思いはあるが、本業である国会の延長が決まれば、国会最優先で対応するつもりだ。
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