2026/8/2
2024年度のAI関連予算1176億円のうち、内閣府の「AI関連の主要な施策について」で具体的な施策名を確認できた37の施策、予算合計602億円を対象にRSシステムでこうしたAI関連予算が実際にAI関連の取り組みに充てられていたかどうか執行状況を調査したところ、AIとの関連性が薄いものが散見されました。
例えば文部科学省のCBTシステム(MEXCBT)の改善・活用推進予算、10億4130万円
RSシステムによれば、この予算に関する七つの契約のうち、契約内容にAIが含まれているものはそのうち金額943万円の契約一つのみ、全体の0.905%にすぎません。
結果として、2025年度からこの予算はAI関連予算からはずれました。
同様に、2024年度の経済産業省のAI関連予算に含まれていた省エネ半導体関連開発事業(うち高効率・高速処理を可能とする次世代コンピューティングの技術開発事業)52億1920万円と地域デジタル人材育成・確保推進事業6億5178万円についても、事業がAI関連とは言いがたいということで2025年度からAI関連予算からはずれることになりました。
いくら国のAI戦略をつくっても、国家予算でAIにいくら使ってるのかがあやふやでは、その戦略が実際に遂行できているのかわかりません。
また、一度AI関連予算といわれた予算が、その後AI関連ではないと認定されるようでは、予算で何を達成しようとしていたのか、何でその成果を測るのか、しっかり議論されていたとはいえません。
重要な事業、予算ならば、こんなことがあってはならないはずです。
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