2026/7/31
社会保障国民会議も結局、合意することができず、先行きが不透明になりましたが、八月末には概算要求があります。
長期金利がじりじりと上昇する中で、歳入が足りない部分は国債でまかなわねばなりません。
借金には金利がついて回ります。
予算の無駄をなくさねばなりません。
河野太郎事務所のスタッフで、各省の予算の点検をはじめたところ、首をかしげるものがぞろぞろと出てきました。
例えば、国交省の「地域公共交通確保維持改善事業」がその一つです。(単位 億円)
| 2023 | 2024 | 2025 | 2026 | |
| 要求額 | 263 | 264 | 268 | 263 |
| 当初予算 | 208 | 208 | 207 | 204 |
| 補正予算 | 319 | 323 | 367 | |
| 前年度から繰越 | 463 | 284 | 284 | 326 |
| 予備費等 | 38 | 58 | ||
| 合計 | 989 | 853 | 917 | 530 |
| 執行額 | 455 | 508 | 528 | |
| 執行率 | 46% | 60% | 58% |
補正予算の大半は年度内に使われず、翌年に繰り越すということを当たり前に繰り返し、結果として執行率が極めて低いというのが繰り返されてきました。
今後は、補正予算でこのようなことは認められません。
さらにこの予算の問題は、一つの看板の下に、いくつもの事業が行われており、それぞれの事業が何を実現するのか、その達成をどうやってはかるのかということが明確にされていません。
わずかに自治体をまたぐ「幹線バス」の維持率や離島航路の維持率というものが達成目標として掲げられていますが、その他の事業についてはRSシステムにも記載がありません。
そもそもまじめにRSシステムに記入しようとしているのかもわかりません。
予算の使い方を検証してもらおうという意識がないと言わざるをえません。
数百億円という予算を投入して何を実現するのか、それができているのかどうかということが広く検証できないのが今の予算の現状です。
財務大臣が、無駄な予算と思われるものを公募していましたが、こうした予算を一つ一つ検証していくのが一番の早道だと思います。
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