政治家の本当の姿を伝える、選挙ドットコム「政治家インタビュー企画」。
今回は、自由民主党の衆議院議員、左藤章氏にお話をうかがいました。
左藤氏は、民間企業での勤務の後、衆議院議員の義父の秘書を経て、当選4回。現在は 衆議院安全保障委員長を務めるほか、党の国家戦略本部事務局長・司法制度調査会副 会長、情報通信戦略調査会副会長などとしても活躍されています。
<参考>ホームページ:http://www.akira310.com/index.html

私はもともとはサラリーマンで、政治家になる気はなかったんです。ところが、妻の父が衆議院議員で、ある時から秘書になりました。議員秘書の活動を通して、様々な社会問題、経済問題を解決するには政治が大きな役割を果たしているということを肌で実感し、政治をやらなければならない、ぜひやりたいと思うようになりました。大阪の人たちは政治を冷ややかな目で見る方も非常に多いのですが、その冷ややかな目で見ている政治に我々の生活がかかっていて、下手をすると振り回されてしまうんですね。そこをおろそかにしてはならないと考え、義父が高齢になった時に、私が引き続き政治家になろうと決めました。
「真実一路」「自利利他」「忘己利他」です。

人間力をしっかりと身につけさせる教育、医療や介護等の現場、防衛等、力を入れている分野はいくつもあります。
その中でも力を入れているのが、通信分野です。
2003年までは日本が世界一の通信技術を持っていました。日本の携帯電話が一番だったんですね。そこからフィンランドのノキア等の企業の台頭があり、現在日本は通信技術においての世界ランキングの順位を落としています。早急に対応していきたいですね。
また、今は「IoT」という言葉がありますが、20年前に我々は「ユビキタス(社会)」という言葉を産んでいました。「いつでも、どこでも、誰でも」アクセス可能なネットワーク社会を表す言葉です。日本はずっと前から最先端で取り組んでいたのに、世界の技術に追いつかずに置き去りにされている状態です。改善していきたいと思います。

サラリーマンの営業経験を活かして、義父の後援会組織を立て直しました。後援会組織がどういう作りになっているのかをチェックし、他の議員と協力し合う体制を構築しました。議員はお互いの組織を取り合うのではなく、例えば地域と密着し後援会をミックスして活動範囲を広げることで、自分のテリトリーだけではなくお互いの地盤をより強くすることができます。
サラリーマン時代に、仕事がなくて困った時期がありました。私の会社はそれなりに知名度もあり、世間からの信頼度は高かったのですが、それだけでは契約は取れません。そこで私は営業先に足繁く通うことにしました。そうしたら、1ヶ月後に経営陣の方が声をかけてくださったんです。政治もこれと似ていて、地盤がしっかりしていることも必要ですが、最終的には自分がどれだけ人とコミュニケーションを取り、「ちゃんとやってるな」と認識されて応援していただくことが大切だと思っています。90%が会社や政治的地盤の信用度だとしても、残りの10%は営業マンや政治家本人の努力で得るものなんです。
ネット選挙には期待していましたが、意外とアクセスは多くなかったですね。ユーザーに飽きの感情が出てくるところが難しいと感じています。政治信条などを公表するには便利なものですが、実際のアクセスが少ないんですよね。Facebookでもユーザーの飽きを感じています。好きな人は好きだけど、興味のない人はアクセスしないコンテンツですからね。
政治活動や選挙活動は無駄なことの積み重ねで、すぐに答えは出ないものです。インターネットは大事なツールであるということは間違いありませんが、悪い話はすぐに広がりますが、良いことは打てばすぐに響くような簡単なものでもありません。使い方を工夫し、またネットを通じてたくさんのご意見を頂戴していきたいと思います。
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