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「国民会議はおかしい」参政党・豊田真由子政調会長が指摘する問題点とは?

2026/7/28

選挙ドットコム編集部

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7月24日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」では、参政党政調会長の豊田真由子衆院議員をゲストにお迎え!「民主主義というのはプロセスが大事」と語ると豊田氏が指摘する、食料品消費税減税と給付付き税額控除について与野党で話し合っている「社会保障国民会議」の問題点とは?MCの選挙ドットコム編集長・鈴木邦和がインタビューします。

豊田氏: 国民会議について、私は予算委員会でも言いましたけれど、あれは本当におかしいんですよ。

MC鈴木: それはどうしてですか?

豊田氏: だって、国会という立法府があり、内閣や役所という行政府があり、司法がありますよね。なぜ憲法をはじめ各法令で、政策の意思決定の方法や決め方をこれほど厳格に定めているのかというと、それは人類の歴史において、ひとえに権力があまりにも容易に人権や自由を蹂躙してきたという、長年の苦しい歴史があるからですよ。

戦前の日本においてだって、政権に対して批判的なことを言ったらとっ捕まって拷問され、亡くなったりしていたわけです。そういうことが二度とあってはならないということから、「政策はこうやって決める」「立法府においてもこういう議論をして、定足数はどうだ」といったことを細かく定めて、民主主義を守りましょうとしているわけです。民主主義というのはプロセスが大事なんですよ。その大前提がある中において、立法府でも行政府でもないところに、いきなり何の法律的な根拠もない協議体がポコッとできて、そこで社会保障や消費税といった国民の皆様にとってものすごく大事なことを、「まあとりあえず大体の案を決めますわ」というのはダメでしょう。

その構成員が国会議員かどうかは全く関係ありません。国会議員は立法府に属しているし、大臣などは行政府に属しているので、それぞれが憲法や法律に基づき与えられた根拠にのっとって決めるんですよ。

しかも、戦後の約82年の日本歴史において、このような立法府でも行政府でもないところにいきなり合議体ができて、国会議員が集まって物事を決めた例は3例しかありません。

MC鈴木: そうなんですか。

豊田氏: 東日本大震災とコロナの時です。ただ、これらは国家的危機で、小さい政党も含めて与野党ともに集まり、「この国難にどう立ち向かって国民を助けるか」という同じ方向を向いていたわけです。

もう一つは、戦後すぐに設けられた社会保障に関する協議体ですが、その時も「これは憲法違反なんじゃないか」と議論になりました。根拠がないことともう一つ、行政権と立法権は三権分立として独立していなければならないのに、行政府の大臣などと立法府の政党が関わることで、行政権と立法権が侵害になるのではないかという論点があったわけです。実際、戦後すぐに作られた合議体は、GHQから「三権分立や憲法に反しているのではないか」という疑義が強く呈され、結局、法律の根拠を作ったんですよ。かつ、メンバーとなる国会議員の数や、「何党の誰さん」という名前までしっかり決めて、ようやく進めていたんです。それには当然、共産党さんなども含めた野党もちゃんと入っていました。

ですから、「別に国会議員が集まって話し合っているんだからいいじゃないか」とか、私が予算委員会で質問した時のご答弁でも「結局それはまた国会に戻すのですから」とか、「立法府においても政党間の協議はするじゃないですか」と言われましたが、それは全然話が違います。

立法府において議員や政党間で協議をするのは当たり前ですが、そこに政府は介入してこないんですよ。今回のは、政府が主催して立法府の人を呼び、法的根拠のないところで何かを決めている。これがダメなんです。

MC鈴木: なぜこの国民会議を自民党が言い出しているかというと、そもそも衆院選の公約の時に「国民会議を作ります」と言い出したわけですよね。うがった見方かもしれないですけれど、消費税の議論から一部の政党を外したかったのではないかということと、自分たちだけでこの議論の責任を取るのが嫌なので一部を入れて、共同責任でやりたいのではないかという意図を感じます。

豊田氏:スタートは昨年の少数与党の頃に立憲民主党さんたちも含めた話の中で出てきたことなので。 私は純朴なので、「結果的に見てこうだった」というのは意外と色んなことで言えるので、私にはちょっと分かりませんが、ただ一つ言えることは「それはダメですよ」ということです。

それに、そこで一応案ができましたと。今度はそれを政権与党としてオーソライズして、閣法として国会に出してくるわけですよね。でも、それなら最初からもっとニュートラルに、陰でコソコソやらないで普通に手続きを踏んで閣法で出し、みんなでニュートラルに国会で受け取って審議すれば良かったじゃないですか。

どうせ国会で議論するのだからという答弁も、だったら最初から国会でやればいいということです。それに、政権与党の方針に賛成するであろう一部の政党だけを呼ぶというのは、多様な民意を反映して国民の代表として集まっている立法府を、本当にないがしろにしていると思います。

私は、参政党が呼ばれなかったからこう言っているわけでは全くなくて、ものすごく純粋に憲法論や立法論、政策決定のあり方から考えた時に、「それをやっちゃいけないでしょう」と感じています。

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