
4月21日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」では、公明党代表の竹谷とし子参院議員が登場!昨年以降、連立与党からの離脱、衆院選での立憲民主党との新党結党など、大きな節目を迎えている公明党。その背景には「政治とカネ」問題への決別と、二度の敗北による党再生への危機感があったといいます。MCの産経新聞編集長・水内茂幸記者が立憲民主党と中道改革連合との政策協議の実態と、政権を担いうる「強い野党」への展望について深掘りします。
MC水内氏:去年(2025年)10月に公明党が政権を離脱して、その後に「中道改革連合」ができました。今年の1月末から2月ぐらいのタイミングでしたよね。この騒動自体を、竹谷さんはどういう風に見ていらっしゃったんですか。

竹谷氏:そうですね。やはり時代が変化していく中で、対応できる組織でなければ生き残っていけないという思いがまずありました。去年の参院選を踏まえた総括を党でやりましたし、一昨年(2024年)の衆議院総選挙でも大敗をしました。連続で二回負けた中で、党をどう再生していくか。全国の地方議員のところを回って直接お声をいただき、総括と党の再生方針をまとめました。
その際に挙がったのが、やはり「政治とカネ」の問題について、クリーンな政治を掲げる公明党が自民党のいわゆる裏金問題について、禊(みそぎ)は済んだということで、自民党が公認していない人を参院選の時に推薦した。選挙協力で双方の応援をする中でしていたわけですが、これが非常に分かりにくかっただと思いますし、支援者の方々、そして地方議員の皆さんからも大変厳しいお声がありました。このことについてはきちんと決着をつけねばならないということで、自民党が後ろ向きな間も、国民民主党さんと一緒に議員立法を作るといった活動をしておりました。そうした中で、高市政権に変わって、改めて連立合意を結ぶ際、私たちが一番最初にお願いしたのがこの「政治とカネ」の問題でした。具体的には、企業・団体献金についての規制強化です。政治家個人が代表を務める政党支部は企業・団体献金の受け皿にはしない。私たちは「禁止」とまでは言わず、「党本部や都道府県本部までに限る」というところまで妥協案を提示したのですが、これについて全くお返事をいたけなかったので、連立解消という決断に至りました。
竹谷氏: また、総括の中で「中道改革の結集の軸」になるという大変高い目標・理想を掲げました。そういう意味で、自民党の中の穏健保守の方、国民民主党さん、あるいは立憲民主党さん、チームみらいさんといった他の党とも、政策ごとに超党派の議連などで連携はしていました。そんな中、立憲民主党の野田佳彦・前代表から、公明党の斉藤鉄夫前代表に対して衆院解散の報道が出てすぐに「高いレベルでの協力を」という呼びかけがあったんです。そこから中道改革結成の流れになったんですが、解散がなければ急な動きもなかったんだろうと思います。もう少し時間をかけて幅広く結集という形になっていたかもしれません。ただ、昨年9月に出した「党再生の方針」で定めた方向性に沿って、やってきていると思っています。
MC水内記者:なるほど。 僕も実は自民党とか与党の取材がすごく長くて、大島さん(自民党の大島理森・元衆院議員)とか漆原さん(公明党の漆原良夫・元衆院議員)とかの国対委員長時代をずっと取材していたんですけども、参院の自民党を見ると独特の文化があって、これまでずっと公明党さんのことをすっごい大事にして何期もやられていた部分があったと思いますし、もう一歩言うと政策実現をするためにはやっぱり自民党と一緒にいた方がいいんじゃないかと気持ちもあったと思うんですけども、今回こういう風に変わっていったっていうことをなんかはどういう風に見ていらっしゃますか。

竹谷氏:そうですね、自民党さんと連立解消する時に党の中でも、地方議員の代表が集まる会合で議論しましたけれども、やはり政策実現には与党にとどまってる方がいいんだっていう意見はあり、本当に最もだと思います。
でも、そうやってきたけれども自公で二回連続して衆議院も参議院も過半数で割れるという結果になったことについては、変わらなければいけないんじゃないか。 特に、この「政治とカネ」という問題についてはどこかでしっかり決着をつけなきゃいけないんじゃないかという意見はやっぱり党の中でもありました。与党であるからこそできた政策実現、福祉の党でありますので、 幼児教育・保育の無償化であるとか、 また子育ての支援、教育負担の軽減、そうした福祉に政策を寄せてくるということもできたし、また平和安全法制の時にはいきすぎた安全保障政策に対してはブレーキをかける、憲法9条をしっかり守るという役割も果たすことができた。 そのまま今急激に右傾化する自民党と維新の政権に対しても公明党がいてくれればよかったじゃない、とのお声もあるんですけれども、やっぱりその影響力では キャスティングボートだったからということもあると思います。政策実現という意味では、与党にいた方がもちろんいいんですけれども、野党であってもこういう政策をやるべきだと言えるわけですよね。それを今かつてないほど中道改革連合と立憲民主党、公明党の3党で政調の組織を作って、法案の賛否一つにしても一つひとつ議論をして違いを乗り越える努力を今積み重ねている状況なんです。もちろんあの与党になったが政策はできますけど、次の総選挙では 自民党と維新だけではなくて他にも選択肢があると与党として政権を託せるような選択肢があるということを国民にお示しできるようにする、その器作りというのを今毎日やっているという状況であります。
MC水内記者:なるほど。その安保法制が出てきたのでその話をちょっとだけすると、(中略)その共通の今一番大事なのって日本人の命と生活を守ることだと思うので、本当に政権を取るっていう時にはそこの土台をお花畑平和主義みたいなところに戻っちゃうとダメなんじゃないのかなっていうのが僕の気持ちなんですけれども、竹谷さんの話では平仄合わせるような形にしているとおっしゃってますけど、どう思われますか。
竹谷氏:そうですね、やっぱり強い野党になることが大事だと思ってます。強い野党っていうのは政権を担いうる野党だと思うんですね。今の政権に対して与党に対して何でも反対っていう風に強い口調でいうことが強い野党なのではなくて、政権を担いうる野党であるからこそ国民が支持していただけるっていう形を作ることが大事だと思ってるんです。今の安全保障のことについても、何でも政権に対して反対って言った時に自分たちが与党になった時に全部自分たちに帰ってくることですよね。

MC水内記者:全くそうだと思いますし、そこが民主党政権の時に失敗になったのかなと正直思います。
竹谷氏:その時に政権を経験された方、かつて民主党にいた立憲民主党の方々は同じ思いを持っていらっしゃるんじゃないかなと。他の政党に行った方も、自民党に移動された方もいらっしゃいますけれども、そこは中道改革連合の旗のマークって輪と輪が合わさるような感じなんですね。 どうしても合わない部分もあるかもしれないけれども、国民全体のために必要なところについては合意を作っていこうよと。すぐには一致しなくても議論の積み重ね、思考の重ね、その上でみんなにとっていいことだったら合意をしていこうという風にお互い譲り合うところも出てくるかもしれませんけれども、中道はそういうものを作っていける塊なんだと国民に知っていただくってことが大事だと思うし、実際にそういうことをやっていくということが一番大事なことだという風に思っています。違うからノーということではなくて、違う考え方も持ちつつ政権を担いうるようになったらどこまで違う考え方について実行できるのかについて真摯に議論をしていく。今はこのあと数年、次の総選挙まで、毎日毎日そうしたことも含めた議論の積み重ねをしてるというのが政権を担う立場になる準備であり、また試練でもあるという風に思いながら臨んでいるという感じですよね。
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