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ボトムアップへの原点回帰を!中道改革連合の衆院選敗北から立憲民主党・辻元清美参院議員が考える今後の道筋とは?

2026/4/28

選挙ドットコム編集部

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4月8日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」では、立憲民主党の辻元清美参院議員がゲストに登場!2026年衆院選直前に結成された新党「中道改革連合」の舞台裏と、厳しい選挙結果を受けて立憲民主党が直面する課題について、MCの産経新聞編集長・水内茂幸記者が訊きます!

MC水内記者:最初のテーマで、中道改革連合についてお伺いしたいと思います。衆議院では結党されましたが、参議院では立憲民主党と公明党のままです。僕がふと思い出すのは、希望の党の騒動の時に、辻元さんが民進党の本部の前で、「排除しますっていうのは私は違うと思う」ってぶら下がり(取材)でおっしゃってたじゃないですか。僕はその時あの場にいたんですよ。

辻元氏:よく覚えていますね。いたんだ!

MC水内記者:それを覚えていて考えてみると、今回の中道ができている経緯も結構似た感じじゃないのかなと思うんですけど、まずこれを辻元さん自身はどう思っていたのかって聞いてみたいんです。

辻元氏:まず、こんなにいきなり解散になる、選挙が来ると思ってなかったじゃないですか。それで公明党が連立政権を離脱した時に、公明党の政策っていうのは割合親和性があるものが多かったので、野党に来てくれたから「よっしゃ、一緒に野党共闘をやればいい」って。 (中略)だから、政策で一緒に「選択的夫婦別姓の法案を出そうね」とか色々言ってたんだけど、解散になって、いきなり同じ党を作るっていう話ね。「中道改革連合」という名前は後だけど、それは私は全く知らなかった。だからびっくりした。こういう話っていうのは確かに水面下で協議をするっていうのはありありだと思うんだけど、唐突感がありましたよね。

MC水内記者:いきなり両院議員総会になるみたいな感覚的にはそういう感じですか?

辻元氏::そうですね。そこで聞いた。

MC水内記者:それぞれ公明党は与党をやってきたっていうことで、もちろん政策もそれぞれやっぱり違ったわけじゃないですか。野田(佳彦)さんはプライムニュースに何回か来てもらったことがあって、一番強調されていたのは現実的な安全保障、現実的なエネルギー政策です。あの時ははっきり言わなかったけど、(野田さんの)話を聞いていて思ったのは二大政党制のもう片方を目指すんだったら、立憲民主党としてはもう一個どこかでステップアップしたいなと思っている時があって、「これはいい機会ではないのか」みたいな感じで思われていた節があったと思うんですよ。ただ、それを中道の方々は受け取る前に、知らされるようになったったという感じですか?

辻元氏:政治っていうのは局面局面で一挙に変わる時もあるんだけど、私はやっぱり今回は、究極のトップダウンだったから。数人で交渉してトップダウンで来たから、それはちょっと今の時代では通用しない。そういうやり方そのものが、選挙結果が厳しい結果になったことに繋がってるんじゃないかと思うのね。 一つは、例えば参政党とかチームみらいは割と伸びてるけど、「参画型」で「皆で一緒にやりませんか」みたいな感じがあるじゃないですか。

MC水内記者:ありますね。

辻元氏:で、立憲民主党っていうのはボトムアップの政党でやっていきたいっていうことで。さっき水内さんが言ってくれた、私は「行きません」って言って、5、6人で集まって「どうしよう」っていうことで立憲民主党を作ったんだけど、何にもないところから市民と一緒に草の根でやりたい。皆さん一緒にやってくれませんか?党を作りたいんだけどって呼びかけたわけ。あの時も選挙直前で一週間ぐらいしか時間がなかったんだけど、あのときはどんどんうねりのように多くの市民の人たちが「私たちも一緒に党を作ってあげる」みたいな。お金がないって言ったら何億円か寄付も集まって、そういう感じで立憲民主党を作ってきた。 今度はトップダウンで来た。今の時代、このネットもそうだけれども、横の繋がりでいろんな影響がある。ところが、トップダウンで決めたこと、「ここの組織とここの組織の支持団体が集まって、足せば票が増えるんじゃないか」っていうような時代じゃなくなってるよね。

MC水内記者:確かにそうですね。単純に足し算をして、それがそのまま数字としてドンと出るっていうわけではなくて、そこには納得感はいるかなとは思いますよね。

辻元氏:そう。例えば労働組合を見ても、こないだの参議院選挙でも立憲民主党の労働組合を基盤にしてる人たちは、1万から2万ぐらい票を落としてるわけですよ。こないだの参議院選挙では国民民主党はすごい伸びた、比例票も。(野党では)トップでした。ところが、国民民主党の中の議員も労働組合の組織内の人たちは1万から2万票を落としてるわけ。ですから、私たち立憲が持っている支持団体と、それから公明党が持ってる支持団体、両方とも選挙を一生懸命やってくれたと思うんだけれども、こういう組織と組織を足してなんか自分たちの票を上積みさせようみたいな、そういう風潮とかそういう「匂い」とかが出たら、世の中から「ちょっともう、今あんたらそうじゃないでしょ」っていう風に、こうちょっと拒否されるっていうか。

MC水内記者:なんとなくその、あざとさみたいなものが見えちゃうってことなんですかね。

辻元氏:だからやはり今回、誰も悪気があって中道改革連合を作ったわけじゃなくって、「なんとかしよう」と思ってしたところは分かるんだけど、やっぱり今の時代の要請とか、それから今の時代の政治に対する向き合い方と大きくズレてたんじゃないか

MC水内記者:時間もなかったとはいえ、話す時間もなくそのままになってしまったっていう。

辻元氏:ここは私、相当深刻に受け止めなきゃいけないと思っていて。例えば、今回の選挙なぜ負けたのって聞かれた時に、「いや、高市旋風とかね、SNSの力で負けた」って先に言う人は私あかんと思うわけ。

MC水内記者:うん、なるほど。

辻元氏:やっぱり私たちが、高市さん確かに人気はあるんだけれども、「いやちょっと違うでしょ」と思っている人たちの受け皿になれなかった。ですから、私たちそのものが今の時代のOSに合った政党であったり、政策であったり、発信に自らアップデートして生まれ変わらないと、私は次はないと思ってるわけ。 だからね、今はこんな喋ってるけど、めっちゃ暗かったのよ。

MC水内記者:暗かったんですか?

辻元氏:暗いよ!だって選挙には負けるし。それで私はもう一度やっぱり、立憲民主党を作った時の「ボトムアップ」、多くの人たちと話をしながら、直接発信もしながら繋がっていくようなやり方で信頼が回復できるのかどうか。私も初当選から30年やろ。古いで、もう。

MC水内記者:いやあ、30年ってすごい。僕は記者生活とほぼ同じぐらい……それより先輩です。

辻元氏:だから私なんかもう古くなって、通用せえへんのちゃうかなっていうのも思いつつよ。思いつつなんだけれども、高市さんと大体同じキャリアなわけ。大体年も一緒、同学年だし。そうするとやっぱり私たち、特に女性の政治家っていうのはどちらかというと排除されて、色んな党の幹部とかなかなかなられへん中で這い上がってお互いに……高市さんも私も、もうなんかこう崖に爪立てながら生き残って、ダラダラ血が流れてるみたいな。

だから私もやっぱりもう一度自分をバージョンアップさせて、仲間もバージョンアップして、この今回の政治的な流れをどういう風に収斂させていくのか、決着をつけていくのかっていうことを、今、手探りの状態で模索してるって感じです。

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2023年に年間1億PVを突破した国内最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営しています。元地方議員、元選挙プランナー、大手メディアのニュースサイト制作・編集、地方選挙に関する専門紙記者など様々な経験を持つ『選挙好き』な変わった人々が、『選挙をもっとオモシロク』を合言葉に、選挙や政治家に関連するニュース、コラム、インタビューなど、様々なコンテンツを発信していきます。

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