
12月15日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」では、いよいよ臨時国会の閉会が17日に迫る中、議員定数削減をめぐる連立与党の自民党と日本維新の会の関係性を朝日新聞の今野忍記者が解説します。
山本期日前氏(以下、期日前氏):元々、次の収録は17日の臨時国会の終わりのタイミングでっていう風にお話をしていたんですけども、急遽吉村さんが来る日が変わったということで
今野記者:変わったというか、元々16日だったのかもしんない。僕が週明けって聞いて15(日)でいいですかって言って、その辺だと思う、みたいな感じだったから

期日前氏:そこのお話も含めて、今日は急遽の収録ということで、よろしくお願いいたします。吉村さんが東京に来られるというお話なんですけども、これは何か動きがあるということでしょうか
今野記者:結論から言うと、僕が昨日いろいろ官邸周りを取材した感じでは、高市総理と吉村さんが来て、会談します。与党党首会談。結論、何もありません、という感じかなと
当然、解散とか、もしくは定数削減を巡って会期延長するとか、何か動きがあるんではないかという憶測も流れているけど、僕が聞く限り、高市総理は全くそんな、今解散する気はない。政策、予算をやって、とにかくこの物価高対策を進めたい。台湾の問題もあるし、中国との関係もあるし、解散して選挙をやっている場合じゃないだろう、ということで、これは維新も一定理解はしている。吉村さんもそれは分かっている。(議員定数削減に関する法案を)提出する・成立を目指すだから。一応提出はしたじゃん
期日前氏:だから、一応維新との元々の約束みたいなところは高市さんは守ったからという。でも、馬場(伸幸)さんも解散を求めていた
今野記者:そう、馬場さんも解散を求めていたし、会期延長すると言っていたし、遠藤(敬)さんは総理補佐官で維新の国対委員長、今の自民維新連立のキーパーソンといっても過言ではない人が、この選挙ドットコムちゃんねるで僕と水内さんの回にゲストで来てもらって、「バリケードを作る」「今国会中に強行採決でも絶対やる」と言っていたけど、そこまでの動きには自民党はならなかった。これはもうJ-WALKの「何も言えなくて…夏」。
期日前氏:ミスチル以外で初めてじゃないですか
今野記者:世代間格差だよね。僕が大学一年だかに流行った歌ですよ
期日前氏:名前はよく聞きますけど。
今野記者:「♪私にはスタートだったの。あなたにはゴールでも。涙浮かべた君の瞳に何も言えなくてまだ愛していたから」って歌があるんですよ
だから、維新にとってはスタート、自民党にとってはゴール。維新にとって提出は定数削減を採決まで持っていく、定数削減するんだっていうスタートだった。自民党にとってはゴールだったんですよ。だから”何も言えなくて…冬”そんな感じ。これ以上説明のしようがない。だから「与野党の攻防が激化」とかよく見るけど、今回は違うんだよ。今回は与党の中の温度差
期日前氏:なるほどですね。延長に関しても、基本的になくて。でも、維新が求めていたことは基本的には行っていないけど、うやむやで終わる。
今野記者:うやむやというより、来年の国会で頑張りましょう、っていうこと
期日前氏:継続ってこと。来年の国会っていつぐらいに決まる可能性があるんですか

今野記者:来年3月までは予算があるから、4月、場合によっては来年6月ぐらいまでに。ある政権のキーパーソンに聞いたんですげど、この法案を本当に通すなら、一回衆院を解散して国民に信を問わないととてもじゃないけど動かなくないですかと。だって参院で6議席足りない。(2005年の)「郵政解散」は参院で否決されて衆院解散したんだけど。同じようにさ。参院で足りないのは衆院を解散しても解決はしないんだけど、この定数削減が是か非を掲げて衆院解散して選挙で勝てば、一応民意を得たことになるから。参院側もそれでどこかの協力を得る可能性があるじゃないですか。ただ、このままでは来年の国会も通らないですよ
期日前氏:明日(16日)、吉村さんが高市さんと会って、今回は年内の法案提出を目指すというところは守りましたと。もう一つ、来年の何月までに決着というところまで発表される可能性はあるんでしょうか
今野記者:いやー、吉村さんがそこまで言えるかどうかだな。高市総理はあくまで「国会で決めてもらう」という立場。提出までは頑張ったけど。こっから先は議員の身分に関わることだから、高市総理といえど、自民党総裁といえど、そもそも三権分立でいうと行政の話じゃないからね。総理が無理やりやれと言うのは無理難題というか、ちょっと筋違いな部分もある。そこは野党の言い分の方が筋としては正しいんですよ

期日前氏:ただ、このままいくと吉村さんが東京に来て、ただ、できませんでしたという報告になっちゃうじゃないですか。でも、何かしら落としどころを見つけるだのかなと
今野記者:なんだろうなあ。会期延長については、霞が関から維新幹部、遠藤補佐官に年収の壁とかまだ決めなきゃいけないことが山積みだから、ここで会期延長されると来年の予算が作れなくなると、かなり言っている。国会は明後日(17日)閉じるけど、その後に、まず税制大綱を作って、来年の予算の準備をしなければならないから、そう考えると、ちょっときついんじゃないか。手ぶらで帰ってもらうしかない。来年頑張ります、という言質をとって
期日前氏:じゃあどういう言い回しをするのか。
今野記者:そうだね、あとは言い回しの問題。そこを今詰めていると思いますよ。直前まで。そりゃ期日前さんの言うようにね、吉村さんも何もなく子どものおつかいみたいに帰るわけにはいかないから。高市総理からなるべく強い言質をとろうとしてて、その文言は遠藤さん、自民側だとおそらく萩生田(光一)さん、木原(稔)官房長官あたりと記者にも見えない形で水面下で文言調整していると思う
期日前氏:どういう形で出てくるのか。
今野記者:そうだね、明日(16日)の吉村さんの言葉には注目だと思う
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