2025年3月12日に公開した「選挙ドットコムちゃんねる」のテーマは「参院選神奈川の展望」です!ゲストの選挙芸人・山本期日前氏が注目ポイントを語ります。
定数4に対して、現時点で立候補を表明しているのが以下の9人です。
まず期日前氏が注目ポイントに挙げたのが立憲民主党が現職の2人を擁立することで大混戦となっている点です。立憲民主党は、2019年参院選で当選した現職の牧山氏と、2022年参院選で行われた合併選挙で補欠当選した現職の水野氏がともに改選期を迎えることから、2人とも候補者として立てる方針を決定しました。
この背景には、同党の重鎮議員である小沢一郎衆院議員の意向が働いていたと、期日前氏。小沢氏は地元紙・神奈川新聞のインタビューに対して「現職が2人いるのだから1人にするという論理は敗北主義」だと理由を語っています。
立憲民主党は昨年の衆院選の神奈川県内の小選挙区20のうち11選挙区で勝利し、地力はあります。しかし、4人区に2人立てることは共倒れのリスクがあり、実際に神奈川県連の一部からも候補者の一本化を求める声が上がっていました。加えて、前回の参院選でも2人擁立して最終局面で1人に寄せて党内から反発があがったことや、県連トップをめぐる争い、同党県議会でのパワハラ問題による分裂などもあり、「円陣を組んでいる画が全く浮かばない」(期日前氏)状況です。
これに対し、自民党は比例票が減少傾向にあるものの、前回獲得した1議席の維持は固いと見られています。また公明党も自民と連携して1議席の維持を目指しています。
国民民主党は昨年の衆院選比例得票数でも自民、立憲に次ぐ3番手につけており、議席獲得をうかがいます。
こうなると、立憲民主党の1人と、新人を擁立している日本維新の会とれいわ新選組、日本共産党で最後の1議席を争うことになると予測します。「現職2人通すのは普通に考えたら難しいだろう」(期日前氏)という指摘も出る中で、これまで議席を獲得できなかった勢力が躍進する可能性もあります。
立憲民主党が結束して戦えるかどうかが選挙区全体の情勢に影響を与える中、神奈川の政治勢力図が大きく変わる分岐点となるかもしれません。今後の選挙戦の行方に注目です。
動画ではこのほか、過去の選挙結果からの分析、れいわ新選組の参戦によって減税派の受け皿が変わる可能性などについても解説しています!
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