2025年3月11日、東日本大震災から14年が経ちました。今年は、宮城県知事選挙や仙台市長選挙などの重要な選挙が予定されています。選挙は、私たちの声をまちづくりに反映させる大切な機会です。この記事では、岩手県、宮城県、福島県で予定されている選挙について紹介します。
宮城県では、以下の選挙が行われます。
前回(2021年)の宮城県知事選挙は、衆院選と同日に実施され、投票率は56.29%と過去20年間で最も高くなりました。今年の知事選では、5期目の現職・村井嘉浩氏の動向が注目されています。
仙台市長選挙では、前回の投票率が過去最低だったこともあり、市民の関心がどこまで高まるかが課題となっています。
また、宮城県内では4月に、以下の4市で市長選挙と市議会議員選挙のダブル選挙も予定されています(石巻市のみ市議会議員選挙は補欠選挙です)。
岩手県の選挙日程
福島県の選挙日程
さらに、7月には参議院選挙も予定されています。
震災直後、多くの被災地では、選挙の時期をずらして実施されました。住民の意見をまちづくりに生かすため、選挙の機会を守る努力がなされたのです。
しかし、震災から14年が経過した今、新たな課題も浮き彫りとなりました。今年1月に行われた福島県双葉町の町長選挙と町議会議員選挙では、
という結果となりました。有権者が避難のため全国に分散していることも影響していると見られています。
選挙ですべての課題が解決するわけではありませんが、まちの未来を考える大切な機会です。災害大国である日本に住む私たちにとって、投票の機会を確保する努力が必要なことは決して他人事ではありません。
この機会に、自身の持つ一票について考えてみませんか?
【政治家・候補者の写真は無料で掲載できます】
選挙ドットコムの政治家情報には顔写真などを無料で掲載することができます。有権者にとって候補者の写真は重要な情報ですので、掲載を希望される方はこちらのフォームよりお送りください。
【3/23投票日】福岡県知事選挙2025投票マッチングを実施中!あなたと考えが近い候補者は?ぜひご利用を!
この記事をシェアする
選挙ドットコムの最新記事をお届けします