2月2日に告示された宇城市長選挙には、村上真由子(むらかみ・まゆこ)氏(46)、末松直洋(すえまつ・なおひろ)氏(62)、溝見友一(みぞみ・ゆういち)氏(55)、福田良二(ふくだ・りょうじ)氏(63)の無所属新人4名が立候補しました。投開票は2月9日に行われます。
3期務めた守田憲史氏が引退を表明し新人4名の争いとなった今回の宇城市長選挙は、人口減少対策、水道用水源の安全の確保などが争点と考えられます。
村上氏は熊本県宇城市出身、名古屋大学法学部法律政治学科卒業。2022年の宇城市議会議員選挙で初当選しました。
村上氏は以下の政策を掲げました。
・高校生までの医療費の無料化
・婚活、妊活への支援
・市の特産品の販路拡大
・市内に家を建てる人への固定資産税を3年間免除
・介護保険料の引き下げ
・市民の声を聞き、手を取り合ってやさしいまちづくりをする
末松氏は熊本県立熊本農業高等学校卒業。2015年から熊本県議会議員選挙で3期連続当選しました。
末松氏は以下の政策を掲げました。
・学童保育や病児・病後児保育、不登校支援の充実
・住宅開発による消費者や労働力の確保
・民間投資促進のための産業用地の確保
・TSMCの波及効果を捉え、人口減少を食い止める
・宇城市をもう1度10万都市にする
・若い人が働ける場を確保し、従業員を雇用して住宅地を増やす
溝見氏は宇城市生まれ、九州学院高等学校卒業。有限会社溝見石油役員を歴任。2009年から宇城市議会議員を4期連続で務めました。
溝見氏は以下の政策を掲げました。
スポーツを中心としたまちづくりと健康づくり
●硬式野球の練習試合ができる場所等の設置
●総合グラウンドの設置
●サッカーアカデミー観覧席の屋根設置
●スポーツ施設の整備充実
●住宅用地・住宅環境の整備
●スポーツ基金の設置商工業の支援 地域活性化への取組み
●企業誘致(ホテル・水族館・物流倉庫等)
●松橋駅・小川駅周辺の開発
●公園整備(交流人口を増やす取り組み)
●不知火温泉の利活用
●フェリーの復活(インバウンドの取り込み)
●新駅の整備(豊川エリア)市民参加型のまちづくり
●お出かけ市長室の設置
●国際交流(イベント等を通じて)
●台湾との文化スポーツ交流
●ふるさと祭りなどの各種イベントに対する取組み強化
(住みやすい地域づくり、移動販売との連携)子育て支援・教育 福祉の充実
●3つの無償化の完全実施(学校給食・保育料・18歳までの子ども医療費)
●学童保育に対する負担軽減
●小中学校の完全LED化
●保育園留学の取組み(お試し保育・お試し移住)
●いじめ対策・不登校対策に取り組む
●松橋高校、小川工業高校の特色づくり
●5歳児検診の実施農林水産業の支援 地域活性化への取組み
●地元農産物を活かした特産品開発
●鳥獣対策・耕作放棄地対策に取り組む
●農業用水の確保
●「食のみやこ熊本県」との連携(学校給食の地産地消の充実)災害に強いまちづくり
●FMラジオ開局(地元の災害情報・ローカルニュース・コミュニティ)
●避難所の環境整備(エアコンの設置等)
●自主防災組織の活動強化
●徹底した治水対策(不知火奥湾)
福田氏は農業に従事。2006年から宇城市議会議員選挙で5期連続当選しました。
福田氏は以下の政策を掲げました。
・若年層の働く場の確保
・スクールカウンセラーなどの拡充
・企業用地の確保、企業の誘致
・農業、商業、工業の振興に向けた各業種の声を反映させる審議会の設置
・過疎化、少子化を食い止める
・市民とともに課題を解決し考える市政の実現
【政治家・候補者の写真は無料で掲載できます】
選挙ドットコムの政治家情報には顔写真などを無料で掲載することができます。有権者にとって候補者の写真は重要な情報ですので、掲載を希望される方はこちらのフォームよりお送りください。
この記事をシェアする
選挙ドットコムの最新記事をお届けします