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四條畷市・東修平市長が語る、話題の若手政治家3人の政治手法の特徴/コロナ禍で発揮された市と議会との信頼関係とは?

2025/1/16

選挙ドットコム編集部

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2024年1月15日に公開された動画のテーマは「元全国最年少市長はアノ人をどう見る?」

当選当時、史上最年少市長だった大阪府四條畷市の東修平市長に、今をときめく若手政治家3人について、お話を伺いました。方向性が全く異なるようなアノ人と、そんな共通点が?ぜひお楽しみください。

【このトピックのポイント】

  • 髙島崚輔・芦屋市長「丁寧に合意形成を積み重ねる」
  • 吉村洋文・大阪府知事は「決断が速い」
  • 元安芸高田市長の石丸伸二氏との共通点とは?

芦屋市長・髙島崚輔氏との共通点は、まちづくりへの姿勢

1人目は、兵庫県芦屋市長の髙島崚輔氏。当選して間もなく2年になります。東氏は髙島氏とは「市長同士の中ではかなり仲のいい」関係性だといい、「彼のこれまでの歩みをまよく見てきている」とした上でその手腕を非常に素晴らしいと評価します。

現職市長を倒して市長になった髙島氏にとっては、前市長が進めてきたいろいろな計画の方針を転換することが非常に難しいと語る東氏。その中で対話を重視し、庁内を巻き込みながら市民に寄り添った市政を行っていると紹介します。

東修平氏「髙島氏のすごいなと思う点は、すぐに結果を求めない姿勢」

史上最年少で市長になって、市民、メディアから大きな注目を集めると、人は結果を求めたがるものだと、東氏は語ります。

東氏「髙島氏は着実に長期的に見て芦屋が良くなるために、一歩一歩進めておられる。少し乱雑にやればトップダウンでも得られるものを、丁寧に合意形成を経て積み重ねておられる。長い目で見ればそちらの方が芦屋がより発展する。20代でそれができるのは、素晴らしい」

東氏は、髙島市長との共通点を、「街づくりの主体は市民であるという考え方」と表現します。

そんな髙島氏の印象は「無邪気です、とても。歩く好奇心」。疑問に思ったことは徹底的に質問するので、「まわりの職員さんはたいへんな時があるんじゃないかな」と笑いました。

吉村洋文・大阪府知事、強気の発言の裏側は

続いては、大阪府知事の吉村洋文氏。

東氏「吉村氏は対外的にはすごい強気なスタンスに見えるかもしれませんが、すごく市町村のことを考えてくださっている」

吉村氏は市町村それぞれの主体的な取り組みを応援し、困ったことがあったら大阪府として支えていきたいというスタンスで、「世間的に思われているイメージと乖離がある印象」と語ります。

吉村氏といえばSNS上での過激な発言が話題に上ることがもありますが、東氏は「顔と顔を合わせて語り合える市と違い、大阪府民880万人とはなかなか意思疎通が難しい。ある程度強い言葉で発信することでメディアを通じてコミュニケーションを取る、相当考えられての発信ではないか」と推察します。

市長の立場からみたと吉村知事の評価を尋ねられると、「決断が速い」と即答します。市町村として少し速すぎると思うことがあったと振り返りながらも、「決断しない人より我々はやりやすい」とコメントします。

四條畷市の市長選では維新系候補との対立もあった東氏ですが、吉村氏との関係に影響はなかったとのことです。

東氏「大阪府、四條畷、国をよくしたいという思いがあるかたがたなので、市として支援や連携が必要となれば、選挙とは切り離してやっていただけた」

元安芸高田市長・石丸伸二氏との共通点とは

3人目は、元安芸高田市長の石丸伸二氏。市長同士として意見交換をしたことがある関係だったそうです。

石丸氏の、議会と対立を辞さないスタイルは、東氏とタイプが違うように見えますが。

東氏「政治家としてのタイプは一致するとは言いませんが、理解できるというか、似ている部分もあるんじゃないかと正直思っています」

石丸氏の中で、果たしたい究極の目標・目的があり、それに向かうためにはどういう手法がいいのかというのを考えて、ブレずに実行すると見立て、「これが非常に大事だと思う」と語ります。

東氏は、「やっていることは違いますけれど、信念の貫き方で、もしかしたら近い部分もあったのかもしれない」とし、市長の後継候補を公募したことを次のように話しました。

東氏「短期的に見た場合には、四條畷を知り抜いた人がいいという考えがあるかもしれないが、僕は少し長い時間軸で見て、新しい空気や要素を取り入れられる街がより発展していくという考えを持っている」

石丸氏のスタイルも、長期的に見た時に、安芸高田市の発展につながるのではないかという考えに基づいているのではないかとコメントしました。

コロナ禍で発揮された四條畷市と市議会の信頼関係

ところで、議会や市民との対話を重視した東氏にとって、議会と首長のあるべき関係とはどういったものでしょうか。

東氏「いちばん大切なのは、まず緊張感。これを失ってしまうと、二元代表制が成立しないと思っています。それぞれがそれぞれの代表者として、意見交換や議論をすることが最も大切。その上に信頼関係だと思っています」

市長を含めた行政職には守秘義務があります。東氏は、行政が判断の根拠をつまびらかにできない中、考え抜いた結論を議会に受け入れてもらうためには、双方の違いを理解した上で信頼関係を構築することが難しいと語ります。

その上で東氏は、四條畷市議会と市役所の関係を示すエピソードを語りました。

コロナ禍でワクチン接種を開始する時、一分一秒を争う状態で行政が大変でした。その際、四條畷市議会では、委員会や本会議の中でワクチンの進め方や準備や進捗に関する質問を一切しなかったとのこと。

ワクチン接種の件は、一般市民から見ると大きな関心事で、議員はなぜ質問しないのか、というリスクを負います。ですが、質問に挙げてしまうと、答弁の調整を含め、市にさまざまな時間が発生します。市議会では、その結果ワクチン接種が遅れることが間違いないとした上で質問を控えたのだそう。

もちろん、市側も定期的に細かく進捗状況を説明する機会を設けたとのこと。市と市議会の信頼関係が成立した結果、四條畷市は、大阪府内で最も速くワクチン接種が進んだと振り返りました。

市長の任期が1月19日までとなる東氏。現在は「次のことを考えないようにしている。1月20日、晴れて無職となったその日から、何をするか考える」と笑顔で締めくくりました。

動画本編はこちら!

芦屋市長、大阪府知事……四條畷市・東修平市長が見た若手政治家の姿とは?

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