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2024年12月3日に公開された動画のテーマは、名古屋市長選挙勝利の裏側を聞く!
今回はゲストに、日本保守党共同代表・河村たかし衆院議員をお招きしました。
先日行われた名古屋市長選では、河村氏が応援した広沢一郎候補が勝利。
現場の雰囲気や勝利の裏側に何があったかなどをたっぷりお話していただきました。
市長自らが居酒屋に職員を呼び出した?!河村流の人心掌握術を暴露?!
【このトピックのポイント】
MC伊藤由佳莉「つい、市長とお呼びしそうになってしまうんですが、今は衆院議員でいらっしゃいます」
河村氏「総理を狙う76歳、アゲイン!」
11月に行われた衆議院の首相指名選挙では、河村氏は3票を獲得しました。
河村氏「(過半数の)233票取らんと、総理になれんで。あと230票。これをどうやってやるかだ。毎晩酒を飲んどっても230日かかるでな」と笑いを誘いました。
さて、今回のテーマは、「名古屋市長選挙勝利の裏側を聞く!」です。
名古屋市長選には7名が立候補し、広沢一郎氏が得票率53.4%、約39万票を獲得して当選しました。
MC伊藤「この結果をご覧になって、河村さんはいかがでしたか?」
市長時代に、減税、名古屋城の天守閣の木造化、「一人の子どもも死なせない名古屋」の取り組みなどを行ってきた河村氏は「やっぱり、後継者をちゃんと作っていかんと。市民のためにも」と語ります。
広沢氏が当選して「まあ、良かったわ」と笑顔を見せました。
予算の規模が約3兆円の名古屋市。
名古屋市長には「相当な知性もいるし、やっぱり名古屋の人間でないといかん」と河村氏。
広沢氏は、慶応大学を卒業後、ブラザー工業、伊藤忠商事などの民間企業に務めたあと、会社を2つ起業して、成功した経験もあります。
河村氏は「民間の経験はどえらい重要」とコメント。
民間企業では、どんな相手でも頭を下げ、気に入られなかったら取引を切られる「お金をいただく苦しみ」を経験します。
政治家や徴税権を持つ役人とは「全然違う」と河村氏は主張し、広沢氏のことを「いっぺん会ってくださいよ。ええ男ですよ」と褒めていました。
名古屋市長選では、広沢氏は「市民税を5%から10%減税」の公約を掲げて選挙戦を戦いました。
MC伊藤「やはりこの5%から10%減税の公約が市民に響いたのでしょうか?」
中日新聞の調査によると、減税を評価した人は80%を超えていて「圧倒的」だったと河村氏は言及しました。
どのように減税を実現していくのでしょうか?
河村氏「昔は、減税なんかするときに『起債』は発行できなかったんだけど……」
MC伊藤「起債、いわゆる借金ということですね」
「借金」という言葉に河村氏は「そういうことをすぐ言うていかんのだ。借金と言うと、もうその時点で頭がフリーズして、間違った道に入っていくんですわ」と反論。
銀行に貯金したお金は、誰かが借りないと銀行が潰れてしまうため、河村氏は「公共が使わないかんわけですよ。公共はすぐ、儲けんでもええし」との考えを述べました。
減税は、市民の圧倒的な賛成があっても、議会などで否決され、なかなか進みません。
今、このタイミングで10%の減税を実現するためには何が必要なのでしょうか?
「まずは市長選に勝たないと」と河村氏。
「市長もだけど、実は議員も最高権力者になっとるわけで。民主主義だもんで、一応、市民の代表だ。議会を通さないといかん」と述べました。
地方財政法が改正され市民税の減税に取り組めるようになり、何市かが減税を実施。
しかし、その後、議会で否決され、ほとんどの自治体は1年くらいで減税が終わったと河村氏は解説しました。
税収が減ると、ゴミの収集車が来るのが減り、保育園に入れない待機児童が増えるなどの市民サービスの低下を想像しますが、「名古屋は違う。全然減らん。」と河村氏。
河村氏「毎年100億を減税して、15年間やってきた。1500億を市民の皆さんに返したわけですよ」
誰も見てないと思っていたら、今回の選挙結果でそうでもないことがわかったと語りました。
河村氏は、減税額を決めるためには、1年ごとに、総務大臣の許可が必要だと説明します。
河村氏は、当初、200億円の減税を申請しましたが否決され、5%の減税で100億円に変更しました。
その際、総務省から「全部、起債で充ててはいかんでしょう。借金をしてきて、減税はいかんでしょう。真水で100億作りなさい」と指導があったそうです。
そこで、河村氏は総人件費の削減に着手しました。
河村氏「公務員の人件費が高い。名古屋でいうと、僕が市長になる前は、日本一高かった。東京を除いてね。今は日本で10位ぐらいまで下がってます」
当時の名古屋市長の給与の2300万円を800万円に削減し、4年ごとにもらえる市長退職金を返上することに決めました。
市長の給与の800万円に根拠はあるのでしょうか?
市長就任当時の名古屋市の60歳の管理職の平均給与を参照して「納税者の平均給与と一緒でやる」と、800万円に決めたと当時を振り返ります。
河村氏「1つの哲学。世の中は公務員じゃなく、納税者が重要。公務員とか税金で食っとる連中が納税者を上回っちゃいかん」
自身の給与削減を決めたあと、河村氏は市職員の給与を削減するために、居酒屋に職員を集めました。
河村氏は「減税という恰好で市民に戻すんだと。今、若干公務員の給料は高い。で、一肌脱いでくれないか」と自らが語り、職員の理解を得られるように働きかけたそうです。
河村氏「ほんで、みんなしょうがねえな。市長がやるなら、しょうがない」と同意してくれ「減税分のお金、真水ができた」と解説しました。
河村氏が市長就任の15年間で受け取らなかった市長の総人件費の総額は、4億6千万円にのぼります。
河村氏「これは、本当、俺もやって良かったのか悪かったのか、自分でも深く反省をしていて……」
MC伊藤「悪かった部分は何ですか?」
河村氏「そりゃー、おっかあが怒るわけで……」
「そういう離婚の淵を歩いて、這い上がって忍耐。忍耐はおかんの忍耐だってみんな言うけど。4億6千万円をやってよかったって、やせ我慢だよ」と河村節を炸裂させていました。
河村市政は有名な経済学者も好評価?!減税に経済効果はあるのか?!
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