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リアル×ネットで支持拡大!石丸氏から学んだネット戦略を国民民主党・玉木雄一郎代表が語る!選挙ドットコムちゃんねるまとめ

2024/11/21

選挙ドットコム編集部

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YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。

2024年11月12日に公開された動画は、ゲストに国民民主党の玉木雄一郎代表をお招きして、玉木流のネット戦略について語っていただきました。

衆院選候補者の中でYouTube再生数がぶっちぎりの1位!玉木氏のYouTubeの秘訣とは?!

【このトピックのポイント】

  • 急にやっても回るわけない!YouTubeで大事な「ネットどぶ板」とは?!
  • LIVE配信にリスクはつきもの!スパチャ世界一になる秘訣は即レス!
  • 炎上した時のたった一つの解決策とは?!

YouTube登録者数40万人!選挙選の秘訣は『ネットどぶ板』?

選挙ドットコムで、衆院選小選挙区の候補者別に選挙期間中のYouTubeの合計再生数を調べたところ、玉木氏の『たまきチャンネル』が、約228万回再生と圧倒的な再生数で1位でした。

たまきチャンネルのスタートは6年前。玉木は、国会議員の中でいち早くYouTubeチャンネルを開設しました。

MC伊藤由佳莉「どういう思いで、YouTubeチャンネルを開設されたのでしょうか?」

玉木氏は「仕方なくやった」と苦笑し、当時は政治家がYouTubeをやることに対して「どちらかというとご批判も多数いただきました」と振り返ります。

YouTubeチャンネルを開設した理由は、与党や野党第1党と比べると圧倒的に、TVや新聞で取り上げられる率が少なかったからだと玉木氏。自分の発信メディアを持つ必要性を感じて、YouTubeの取り組みを始めたと語りました。

11月8日の収録日時点での「たまきチャンネル」の登録者数は41.3万人。

YouTubeチャンネルが「非常に、認知度が上がっていく大きなツールになったことは間違いない」と玉木氏。「どぶ板選挙」ならぬ「『ネットどぶ板』も大事」だと力を込めました。

他の候補者が、選挙が行われから急にアカウントを作ってYouTubeの発信を始めて「なんか回らないぞ(動画再生数が増えない)」という言葉に「(急には)回らないですよ!」と断言。

普段から支援者を獲得するように有意義なコンテンツの発信や、頻度をある程度高く行って、積み重ねた結果、選挙で爆発するということを実感していると語りました。

収録日までに公開した動画の本数は、885本なので、週に数本は動画を公開している計算になります。

玉木氏は、YouTubeの収録は週に1回行い、配信は原則週に2回行っていると解説しました。

「試行錯誤の連続。やっぱなんとか増やしたいと思って、政策ばっかりやっててもつまんないから、ピアノを弾いたり、ギターを弾いたりとか。カジュアルに、気軽な話題でも見ていただきたいなと思って色んなことをやってきました」と玉木氏。

MC伊藤「ぜひお聞きしたかったのが、みんなに見てもらえるように、注目を集める企画作りをやってまで、得たいものや大事なものは玉木さんにとって何なのでしょうか?」

玉木氏は「日本国ですよ」と即答。

「日本のために政治家をやっているし、そのためには議席を増やさなきゃいけないし、議席を増やすためには、認知度を上げなきゃいけない」と言及し、「そのために党の代表が率先してやらないと広がっていかない」と語ります。

玉木氏「いい意味で、影響力と権力を持って、この国を変えて行く。そのための力が欲しい。そのためにやっています」

ネットの活用で大事な2つのポイント

MC伊藤「開票後のインタビューで、石丸伸二さんを研究されたということが話題になりました。どういったところを研究されたのでしょうか?」

玉木氏は、選挙選でネットを活用するポイントを示しました。

  1. メッセージは単純で明確にすること
  2. リアルの運動と連動を図ること

石丸氏は、選挙戦でネットを非常に活用したことが強調されますが、都知事選の候補者の中で街頭演説回数が最も多かった点にも玉木氏は注目しました。

たくさんの人が集まっている動画が拡散されると「こんなに集まってんだ。自分も行こう」と感じ、「単純で明確なメッセージと、リアルとネットの組み合わせで増幅効果を持ったということが大事だと思います」と玉木氏はコメントしました。

MC伊藤「玉木さんも昼間は、全国各地に飛び回られていて、そして夜にLIVE配信をされていたのが印象的でした。みなさん、収録のしたものが多いと思うのですが、あえてLIVEにされたのはなぜですか?

玉木氏は、あらかじめ録った動画を発信するような「かつてのテレビコマーシャル的な発想でやると、ネットは全然ダメ」と言及します。

いただいた意見に、すぐにコメントを返し「相手方にとっても参加感というか、繋がっている感を出すのが極めて大事」とコメントしました。

MC伊藤「LIVE配信の同接者(見ている方)がどんどん増えていきました。どういうことが響いたのでしょうか?」

選挙直後のLIVE配信の同時接続は6万人で、スパチャ(投げ銭と一緒にコメントができる機能)は1時間で140万円を超えて、その時点で世界一になりました。

玉木氏は、選挙戦の状況や、いただいた意見を実施したら良かったよと、「すぐフィードバック」をしていったと語りました。

MC伊藤「LIVE配信を行い、そこで臨機応変に答えるのは、リスクもあると思いますが、その対応策はどのように考えてますか?」

確かに「リスクもある」と玉木氏。しかし「間違ったら『ごめんなさい』と、そこでちゃんと時間をかけて説明することが大事だ」とコメント。

玉木氏「間違うことが多いですから、人間誰でも完璧な人はいないんで」

以前、尊厳死に関する発言を行い、批判やプチ炎上を経験したことも。「丁寧に説明をさせていただいて、それで鎮火したというか、ご理解いただいたこともあるので、しっかり丁寧に話をするのが大事だと思いますね」

選挙後は、103万円の壁が話題になり、税収減になるのではという批判がある中で、玉木氏は、政策を解説する動画も公開しました。

MC伊藤「どんな政策にも賛成があれば反対もあります。一方的に玉木さんが言いたいことを発信するだけじゃなくて、その反対意見に対しても説明をしているのが印象的です」

玉木氏は「誰かが常に正しいってことはないので、よく議論をして答えを出し、導いていく。これがまさに国会の機能なんですけど、そういうのが今まで全然できてなかった」と言及し「俺が正しいと、自分が正しい人同士で集まって、もう無茶苦茶になってるね」と苦笑します。

玉木氏「みんなそれぞれ思いを持ってやってるから、議論の中でちょっとずつ譲りながら、合意点を生み出すっていうのが議会制民主主義の原点だと思います。そういうことやっていくべきだと思いますね」

動画本編はこちら!

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2023年に年間1億PVを突破した国内最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営しています。元地方議員、元選挙プランナー、大手メディアのニュースサイト制作・編集、地方選挙に関する専門紙記者など様々な経験を持つ『選挙好き』な変わった人々が、『選挙をもっとオモシロク』を合言葉に、選挙や政治家に関連するニュース、コラム、インタビューなど、様々なコンテンツを発信していきます。

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