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2024年11月2日に公開された動画のテーマは「今後の国会運営どうなる?」
元衆院議員の豊田真由子氏を迎え、衆院選後の各党の動きに関して、解説していただきました。「首班指名選挙の決選投票で、候補者以外の名前を書かない戦略もある」と語る豊田氏。その心は?
【このトピックのポイント】

今回の衆議院議員選挙で、自由民主党と公明党の与党勢力が過半数割れをしました。このことで、国会運営を円滑に行うため、与野党がどのような組み合わせで運営するかを協議しています。どのような展望になるのでしょう。
就任間もない石破茂首相は続投の意向、野党側との政策協議で政権維持を図る方針で、直ちに自公連立政権の枠組みの拡大を図ることには否定的です。
一方、直近の世論調査では支持率32.1%と、選挙前からマイナス20%という状況です。
選挙後のトップのあり方について豊田氏は、一般論では大敗の責任を取って辞めることはあるだろうとしても、総裁選を行ったばかりの自民党が、トップを退任させ、再度総裁選からやり直すことはないのではと指摘します。
豊田真由子氏「有権者の方から見て、『なんだ続けるのか』というのはあるのかもしれないけれど、石破辞めろ、という数字が強く出ているわけではないじゃないですか」
総理としては、国政も停滞させてはいけないという思いでなんとかやっていこうということだと思うと総括しました。

一方の、野党勢力の動きは。
立憲民主党は首班指名で、野田佳彦代表への投票を各党に呼びかける方針ですが、各党は明確に反応を示していない状況です。
豊田氏「どの党も国政で目指すことは、政策を実現することだと思うのです。とすると、与党もしくは与党側でないと、政策は実現できないですね」
結果、第1党である自公連立プラス、国民民主が政策ごとに協議をしている状況が可能性として高いと分析します。
豊田氏「もともと、小選挙区比例代表並立制は、核となる大きい政党があって、大きさの異なる中小の政党があり、組んだり協力したりしながら、多党制でそれぞれの主張を、話し合いで入れていくという前提」
豊田氏は、数を足し上げると野党が多くなるので政権交代が起こるという理屈はあるものの、「政策が合わない党がくっついても、政権運営がうまくいかないことをみんなわかっている」と解説。
比例代表並立制があることで、多様な政党の意見を、調整によって国政に反映されます。
さまざまな党の意見を調整によって入れていく方法は、与党政権が続いたこれまでの日本ではレアな形ですが、「むしろそれでいいんじゃないかという、発想の転換をすると面白いかもしれない」と提案します。
ただ、首班指名選挙では制度上、決選投票に進むと二者択一になってしまいます。これが調整を難航させるのでは。
豊田氏は、「無効票になっても自党の党首の名前を書くことは、戦略というか思想としてはある」と思案します。
決選投票は1票でも相手を上回ればよいので、石破氏か野田氏と書かずに敢えて無効票にすることは、戦略として十分考えられると語りました。

協議が進んでいるとみられる中、自公+国民民主の連合にほかの野党が加わる可能性は。自民党から見て政策を協議したいのは、国民民主党と日本維新の会だろうと思われます。
国民民主党は、これまで自公と対峙してきました。政策は実現したいけれど自公にはくみしないとしてきたこれまでの戦略が、功を奏しています。
一方、自公に反発をしてきた日本維新の会は、連立に加わることで、有権者を裏切ることにつながりかねないという思いがあります。党としての存在意義をどう守るか。
野党勢力はどのようになれば伸びていくでしょうか。
2009年の野党政権と違い、それぞれの政党が微妙なバランスを保っている現状に対し、「親和性が低い中、数でむりやりまとめても……」と豊田氏は首をかしげます。
各党にとってのポジショニングが難しい現在。話題に出てくる党以外にも、目を配る必要がありそうです。
首班指名の決選投票に向けて、各党の思惑は?元衆院議員が解説!
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