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2024年10月5日に公開された動画のテーマは「立憲民主党代表選と選挙共闘について」。ゲストに日本共産党・田村貴昭衆院議員をお招きし、2021年に結んだ選挙共闘体制から今日までの変遷や、それに対する共産党の思いを、率直にお話しいただきました。
【このトピックのポイント】
田村氏のプロフィールは以下の通りです。

田村氏は、1997年から北九州市議会議員を2期務めた後に、2014年に衆議院議員に比例代表九州ブロックで当選し、現在3期目です。
実は、初当選前には衆議院に3回立候補して落選しました。
田村氏「下り坂のエレベーターをずっと駆け上がっているような感じで、なかなか上がれなかった……」
しかし、北九州から九州沖縄にエリアを広げ、たくさんの仲間ができた時期でもあり「人生にとって貴重な10年間でした」と振り返りました。

立憲民主党代表選で、4人の論争を関心を持って聞いていたという田村氏。選挙共闘についてどういう考えか、ひとつひとつの政策についてもどうなのか、という思いがあったと語ります。
泉健太前代表の体制で共闘の再構築を目指す形になりましたが「気持ちのよい共闘が見えてこないですね」と厳しい表情を浮かべます。
「共闘というのは、ひとつの政策目標について、お互いにリスペクトして、支援するもの。すべての選挙区で共産党は立候補を止めるというわけではない。選挙区同士を分け合うのが共闘ではないか。そういう流れができない」と訴えます。
さらに野田佳彦新代表に対しては、「共闘の基盤が基本的に損なわれている状況」と語ります。それは、安保法制に対する野田氏の見解です。
田村氏は、立憲民主党とは、憲法に基づいた政治を取り戻す、ということで協力体制を敷いたと説明します。
田村貴昭氏「その上で安保法制を廃止する方向で共闘してきたのに、一方的に安保法制を存続すると言われても困惑する。しかも、その上で一方的に『共産党とは一緒に政権は担えない』などと言われたら、共闘の基本的なところが損なわれていると思わざるを得ない」
閣外協力に関しても、2021年当時の公党間の約束だとし、「公党間の約束がありながら、一方的にやらないとか無視されるというのはいかがなものか」と訴えます。
田村氏「共闘の一丁目一番地はどうなってしまうのか。市民と野党の共闘の基盤がなくなってしまうことを、問題として捉えざるを得ないと思っています」
とはいえ、「だからといって断絶しているわけでもないし、共闘しないと言っているわけではない」と語る田村氏は、地域的にはさまざまな関係があることを示唆します。
田村氏「原点を見つめて、建設的な話し合いができればいいなと思っている」

田村氏自身も2年前に、立憲民主党とれいわ新選組と社会民主党で消費税の引き下げとインボイス廃止の法案をともに提出した経験があります。
田村氏「消費税減税は野党第1党から声が聞こえなくなったのは寂しい。一緒に法案を提出したのに、共闘を続けたいなあと思っています。国民はそれを望んでいる」
田村氏は、立憲民主党のスタンスが変わってきたことに加え、立憲民主党が日本維新の会との選挙協力を匂わせたことについても、違和感を感じると語ります。
田村氏「日本維新の会は、馬場代表自ら「第2自民党」と言っている。自民党の補完勢力。実質与党の一員と共闘するんですか。その錦の旗がないわけです」
安保法制と政権奪取時の協力体制を、2021年時点に戻せばいいのでしょうか。それとも、もう少し違う方法を打ち立てたほうがよいのでしょうか。
田村氏は、「これまでの経過や共闘の財産があり、原点は何も間違っていない」と語り、原点に立ち返るべきと訴えます。
田村氏「憲法通りの政治をやろう、暮らしを大切にしよう、ジェンダーを尊重しようといったところはものすごく大事。訴えるものが何もなければ野合になっちゃうんですよね」

総理大臣の経験がある野田代表の体制になったことで、安定感が得られたことについては、野党として協力できそうな場面はありますか。
田村氏「新しい代表が維新との関係、一丁目一番地の問題、日本共産党との立ち位置についておっしゃっているので、そこは一番大事なところではないでしょうか」
田村氏は野田新代表と財務金融委員会で一緒に活動していた頃を振り返り、「他党の主張は聞いてくれる人だと思いたい」と期待します。
立憲民主党の論戦の中では、共産党との連携が、時にネガティブな意味合いで使われているように思われる場面が見られましたが、田村氏は、「気持ちのいい共闘の結果、2021年に50を超える小選挙区で勝利した財産がある」ときっぱりと語ります。
田村氏は、「地方など、立憲民主党の個々の議員は共産党だから問題だという思いを持っているわけではない」と説明します。
将来社会に対する考えなどで異なる部分があるから、別の政党を組んでいるとしても、一番失ってはいけないところでがっちりとスクラムを組む。国民に理解してもらうのが重要で、「『立憲共産党』などといったラベリングに屈してはならない」と田村氏は訴えます。
そんな共産党での、衆院選の争点について。先日、中央委員会総会を開催し、選挙運動の方針を示した中に、「政治不信や与党の説明不足の中、共産党の先駆的立場は際立っている」という文言がありました。
そうしたことを広めていく中、共産党の衆院選での目標数値は。
田村氏「党として掲げているのは、全国比例650万票、そして10%得票率を目指す。そして、衆議院の各比例ブロックで議席の上積み、現有確保。沖縄1区、オール沖縄の小選挙区での勝利。小選挙区の候補も奮闘しようということ」
比例を軸に戦っていくとの方針を示しました。
具体的な争点については……次の動画をご覧ください!
共闘の一丁目一番地はどこへ?共産党田村衆院議員、心情を吐露!
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