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日本共産党・山添拓参院議員登場!共産党だけ仲間外れ?非自民・非共産の枠組みに物申す!選挙ドットコムちゃんねるまとめ

2024/2/5

選挙ドットコム編集部

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2024年2月2日に公開された動画ではゲストに日本共産党参院議員の山添拓氏をお招きし、非自民・非共産の枠組みについて語っていただきました。

共産党が連携を望むパートナーとは?

【このトピックのポイント】
・非自民・非共産の枠組みは国民の声に答えられるのか疑問
・自衛隊解消は国民の同意なしには実現させない
・立憲民主党との野党共闘は逆風気味だが今後再構築していきたい

山添氏のプロフィールは以下の通りです。

被選挙権が30歳の参議院において、31歳で初当選を果たした山添氏。政治家になろうと思っていたわけではなく、共産党の東京都委員会からの要請にこたえる形で出馬を決めたとのことです。

共産党で自分から政治家になろうという人は少ないという話にMC乙武洋匡が驚きを見せると、「共産党で議員になっても金が集まるとか、楽になるとか、天下り先があるとかありませんから」とコメントし、笑いを誘いました。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして山添氏に回答していただきました。

非自民・非共産の枠組み おかしくない?

前原誠司氏が新党立ち上げの理由として「非自民・非共産」の枠組みに言及しています。

名指しで除外される心境についてMC乙武が問うと、山添氏は政策的な一致を探ることなく早々に枠組みから除外することは「国民の声に本当に正面から答えるものになるのかという点は、疑問に思う」と返しました。

特に、前原氏が党名に掲げた教育無償化は共産党も実現を目指す政策の1つです。山添氏は、この点においては一致できる可能性があるのではないかとの見方を示しました。

また、山添氏は前原氏の新党に限らず、いわゆる「反共」的なキャンペーンがたびたび展開される点に言及。「共産党の主張している政策や、綱領で掲げている理念、目指している社会像を丁寧に、多くの人に伝えていく努力が必要」とコメントしました。

2021年の総選挙では、安保法制の不一致や、共産党が自衛隊を違憲としていることを理由に与党が野党共闘を批判しました。山添氏はそれに対し「事実に基づかない非難」と反論します。

その理由として、日米安保条約の破棄を連立政権に持ち込まない取り決めになっていた点に言及。自衛隊の解消についても国民の合意なしに行うことはないと訴えました。

山添氏の意見に対し、MC乙武は「共産党さんは自衛隊のことになると玉虫色になってしまう」とコメント。自衛隊の解消は将来的に実現を目指すのではないか、自衛隊がなくなった時に国防はどうするのかという点について問いかけました。

それに対し、山添氏は自衛隊解消後の国防について「攻撃されることが前提の疑問」とし、軍事力や同盟関係に頼らない、平和外交による対話の仕組みによって、戦争をさせないことが重要との見方を示しました。

山添氏「そのリアルさが伝わっていくことが大事ではないかと思います」

また、自衛隊の解消についても国民的な合意なしにことを進めることはないと山添氏。

「いったん任せてしまったら国民が望んでないことも暴走してやってしまうのではないかと思うのは、自民党政治がそうだからですよね」と指摘し、「政治の信頼を崩してきたことは大きな問題」と続けました。

今後、共産党が理念や政策を実現するためには共産党が与党になるか、もしくは与党となった政党と連携を図っていくことが必要になります。その時の枠組みはどのように考えているのでしょうか。

MC乙武「自民・公明・維新・国民民主を悪政4党とするならば、それ以外の党と組んでいくというのは今のところ視野に入っている感じですか?」

MC乙武の問いに対し、山添氏は大事な政策で一致できるかどうかが重要なポイントであり「どの党がいいとか、どの党ならダメというのがはじめからあるわけではない」と返しました。

ここで山添氏が2015年の野党共闘に言及。安保法制の強行採決がきっかけであったとし、今後も安保法制廃止は政策の一致点として大きく扱われるべき問題であるとしました。

その上で維新や国民民主を悪政4党に数える理由、また一致できない理由として、この安保法制を挙げました。

これまで共産党と野党共闘でたびたび連携してきた立憲民主党。議席数も多く、共産党にとっては重要なパートナーであるはずです。しかし、党首が枝野幸男氏から泉健太氏にかわってその関係性は変化しつつあるように見えます。

MC乙武がその点を突っ込むと、野党合同ヒアリングの枠組みが変化したことや、立憲と維新が国会で共闘したことを挙げ「党としての距離感は2021年総選挙の時に比べれば逆風にあっていると感じる」と山添氏。

一方で、野党共闘はそれを望む世論があって前進するものであるとし、政治や経済などさまざまな角度から国民的な大運動を起こすことで野党共闘を後押し・再構築していきたいと語りました。

動画本編はこちら!

非自民・非共産の枠組みどう思う?共産党が政権とったら自衛隊はなくなるの?

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2023年に年間1億PVを突破した国内最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営しています。元地方議員、元選挙プランナー、大手メディアのニュースサイト制作・編集、地方選挙に関する専門紙記者など様々な経験を持つ『選挙好き』な変わった人々が、『選挙をもっとオモシロク』を合言葉に、選挙や政治家に関連するニュース、コラム、インタビューなど、様々なコンテンツを発信していきます。

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