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2024年8月23日に公開された動画ではゲストに国民民主党代表・玉木雄一郎衆院議員をお招きし、玉木氏の今後の進路や立憲民主党の代表選について語っていただきました。
今後の進路は総理大臣!政権与党に入るための構想とは?!
【このトピックのポイント】
玉木氏のプロフィールは以下の通りです。
玉木氏は、1969年生まれの香川県出身です。
東大法学部卒業後、大蔵省(現財務省)に入省しました。
2009年の衆議院議員選挙で初当選し、以後、5回当選。
民進党、希望の党で要職を務められ、2018年から現在まで、国民民主党の代表を務めています。
MC伊藤由佳莉「東大法学部から大蔵省というピッカピカの経歴は、自民党総裁選に立候補を表明された小林鷹之さんと同じようなコースを歩まれています。ご本人と面識はありますか?」
玉木氏「私の方が財務省の5年先輩だったかな。だから、よく知っていますよ。」
小林氏について「私が最初に民進党の代表選挙に出たのが3期生で47歳の時。前原さんと蓮舫さんに勝てなかったけど、推薦人20人を集めて挑戦しました。(小林氏が)4期生で今の候補者の中では1番期数が少ない。代表選に出るのは素晴らしいなと思いますね」
今日のテーマは、玉木代表の進路相談!
MC伊藤由佳莉「ご本人と一緒に今後どの方向に進まれるのがいいのか考えていきたいと思います」
玉木氏「これはね、今、政党の代表をしていますから、当然、進路というか目標は総理大臣ですよ!」
「小さな党で無理じゃないか」と言われても玉木氏は「次の選挙の後は、どの政党も過半数取れないような状況になるかもしれないし、どうなるかわからない」と力説しました。
1993年の細川内閣の時、当時の日本新党は第5党と少数政党でしたが、連立与党の組み合わせの中で、細川氏が総理大臣になった例もあります。
今、自民党総裁選に立候補を表明している小泉進次郎氏は、玉木氏と同じ5期目です。
玉木氏「仮に小泉さんが総理大臣になったとしたら、野党も同じ位の期数の人で政治をやっていかなきゃいけない。与党は変わらなきゃいけないけど、野党も変わらなきゃいけないと思っているので、いつでも、総理大臣ができるつもりで臨んでいます!」
玉木氏「ここからが、国民民主党の玉木雄一郎の腕の見せどころ!というところに来ていると自覚しています」
目標は総理大臣と熱く語る玉木氏ですが、そこに至るまでは、どのような道のりを思い描いているのでしょうか。
玉木氏「もうね、選挙が行われますから、いろんなことがあっても、選挙の後の話だと思います」
選挙の前に、野党全体で連立構想を描いて共闘を組むのは「今のままだと難しい」と玉木氏は言及。
今の野党勢力をコントロールするのであれば、安全保障や原発を含むエネルギー政策や憲法などの国の基本政策において、ある程度の一致点を見出す必要があるとコメントしました。
玉木氏「そこ(政策の議論)を飛ばして、選挙区調整だけでやろうとするから、国民に見透かされるし、ワクワクもしない!」
MC伊藤「次の選挙がひとつのターニングポイントになるのでしょうか?」
玉木氏「なる。もう、10月解散、11月選挙でしょ!」
国民民主党は同党の国会議員から首長になる人材を輩出してきました。玉木代表の進路としても首長を選択する可能性はあるのかという問いに、玉木氏は「ない」と即答します。
「小さいとはいえど志の高い国民民主党の代表をしている。やはり国政政党の代表として目指すのは総理大臣」と断言。「常に自分が国家運営をする意識でやってきた。だから国民民主党の政策は非現実的なことを言わず、でも今の政権与党だとできないことを言い続けてきた。(中略)政策本位で対決より解決、改革中道勢力でやっていこうと決めた多くの仲間といつか必ずまた政権を担おうと思ったから国民民主党を残した」との想いを吐露しました。
MC伊藤「以前から玉木さんは、政権交代の必要性であったり、ご自身が総理大臣になることを言及されてきましたが、今もそれを変えずにいるのは、タイミング的にはチャンス到来と感じます」
玉木氏「ずっと同じことを言い続けているし、ポジションは変えてないので。むしろ、時代が我々を必要とするような状況になってきたのかな。立憲にはもっと頑張ってもらいたいですね。本当に……」
立憲民主党の代表選は、前代表の枝野氏や民主党政権時代に総理大臣だった野田氏に注目が集まっています。
この状況に玉木氏は「枝野さんや、野田さんにしても、民主党の悪夢だとか、野党がバラバラになった責任を負っているような人たちじゃないですか。そういう人がまた出てくるのは、国民の期待を集める野党第一党にならないんじゃないかな」と述べました。
MC伊藤「やはり、新しい世代がドンドン出るように」
玉木氏「野田さんに出馬要請をするんじゃなくて、自分達が出よう!と。私よりも当選回数が若い人間がどんどんやらないと、活力が生まれないですよ!」
自民党は小泉氏や小林氏などの若い世代が総裁選に立候補を表明しています。
玉木氏「今、自民党は変わるかもしれないという期待がある一方で、むしろ変わらなさそうなのが、野党側というのは致命的」だと語り「(立憲民主党は)代表選挙を通じて、前に進むんじゃなくて、後ろに下がっていることを確定させるような選挙になるんじゃないかと懸念している」とコメントしました。
国民民主党出身の首長が増えているその訳とは?!
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