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維新・馬場伸幸代表が岸田総理にエール?「憲法解散、あとは総理がやるかやらないか」選挙ドットコムちゃんねるまとめ

2024/6/13

選挙ドットコム編集部

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2024年6月7日に公開された動画のテーマは「憲法解散の可能性」。

選挙ドットコムちゃんねるへの出演が9か月ぶり、最多の3回目となる日本維新の会・馬場伸幸代表をお迎えします。朝日新聞政治部記者の今野忍氏が、憲法改正の是非を問う衆院解散への維新の考えを掘り下げます!

【このトピックのポイント】

  • 維新・馬場代表「憲法改正の審議が進まない理由は2つ」
  • 憲法審査会「中山方式」の神髄とは
  • 馬場代表、憲法解散にエール?「憲法は必ず組んでやります」

馬場氏のプロフィールは以下の通りです。

馬場代表は1965年1月生まれ。MC今野氏とは10歳違いとのことです。

高校卒業後に予備校入学に失敗するという希有な経験を経たというエピソードを挟みつつ、半生をご紹介いただきました。

馬場氏が堺市議から国政に転じたきっかけは、もちろん大阪維新の会への参加です。

当時、自民党に所属していた馬場氏に惚れ込んだ松井一郎氏から、ミナミの寿司屋の個室などで熱心に大阪維新の会への参加を呼びかけられたことが転機となったというエピソードを語りました。

今回馬場さんに聞きたいこととして用意したのは次の4つです。

憲法改正の審議が進まないワケ

政治資金規正法の改正案は6月6日、自公+維新の賛成で衆議院を通過しました。

自公維がまとまれば、憲法改正を発議できる条件となる、衆議院での3分の2が確保できています。岸田総理は自らの総裁任期までに憲法改正をやると、本会議場でも予算委員会でも何回も発言していますが……。

MC今野忍「憲法改正が何で進まないのか、国民は不思議に思っている。今回の自公維の枠組みで憲法改正の発議ができてしまう。このへんはどうお考えでしょうか」

馬場代表は「(岸田総理は)現場の感覚と違うんやね」と2つの理由を示します。

ひとつは立憲民主党が党内で憲法改正する項目を絞り込めないことから、憲法審査会での議論を前に進めさせないこと。馬場氏は「左から右までウイングが大きすぎるんやね」と語ります。

MC今野「立憲民主党のせいで進まない。これがひとつめの理由ですね」

馬場氏「そこまで言ってないよ」

馬場氏は、「自民党側にも責任がある」と指摘し、国会のスケジュールを解説し始めます。

1月に国会が始まります。

もっとも重要なのが予算。3月末までに予算を成立させないと、4月からの予算が動かせません。

1月から3月末までは予算が最優先されるため、憲法審査会は動かせません。

3月末になり、新年度に入ると、「ぼちぼちと」憲法審査会の動きが復活します。ところが今度は重要法案の審議が始まります。

閣法は政府の出す法律です。憲法審査会をどんどん進めようとすると、閣法を理由に「立憲主義を掲げる人たちが審議を止めてしまう」ので、自民党は憲法議論を前に進められないのだ、と馬場氏は説明します。

憲法審査会の紳士協定「中山方式」とは

憲法審査会で委員を務める党・会派のうち、憲法改正に賛成しているのは、自民党・公明党・日本維新の会・国民民主党・有志の会の4党5会派。立憲民主党と共産党だけが反対という状況です。

MC今野「多数決をすれば多いじゃないですか。護送船団方式を止めてしまえばいいのに、なぜですか?」

馬場氏「はっきり言うと、自民党は党是に『自主憲法の制定』を掲げているにも関わらず、やっぱりね、ほかのことのほうが大事なんやろね」

馬場氏は、自民党は、予算や重要法案を止められることのほうを優先してしまっているので多数決をしないのだ、と説明します。

馬場氏「最後、強行採決をやってでも通すというのが繰り返されてますよね。今野さんおっしゃるように、憲法の発議も多数決をやればできるけれども、それはやらない」

その理由にあたるのは、憲法審査会にある協定です。

憲法審査会には、「中山方式」という暗黙のルールがあります。憲法を政局に絡めないことや、少数野党の声を尊重することなどを柱とする、与野党間の紳士協定です。

これを定めたのが、衆院憲法調査会の初代会長である中山太郎氏。奇しくも、馬場氏が秘書を務めた「師匠」でもあります。

馬場氏「(中山方式は)憲法審査会を作るまでのプロセスの中で、ごちゃごちゃ反対などがあれば、憲法審査会の権威ももうひとつということになる。土俵を作るまでは全会一致になるようにがんばろうというのがほんとうの神髄」

馬場氏は、中山方式が憲法改正に反対する党派に「悪用されて、中山方式は和をもって貴しとなすこととされている」と解説します。

MC今野「中山方式イコール全会一致ではないということですね。最終的には多数決もやむを得ないと」

馬場氏「それが民主主義やからね。議論がやりつくされたら多数決するのが民主主義やから。自民党も立憲のそういうご都合主義みたいなことにもたれかかって。もたれ合いやねん」

今国会も残り2週間。岸田総理は憲法解散する?しない?

今国会の重要法案である政治資金規正法の改正が衆院を通過した中、残りの会期は2週間程度。憲法改正の発議はされるのでしょうか……?

強引にやれば、発議は可能だと馬場氏は語ります。

馬場氏「憲法審査会は定例日以外でもできるし、閉会中もできる特殊な審査会で、議論を煮詰めていくために考えられたルール。6月23日に国会が閉会しても、その後もずっとやっていける。やる気があるのかないのか、そのへんで見えてくるわね」

もし岸田総理が憲法改正を掲げて憲法解散をやるなら、維新は「諸手を挙げて賛成する」と馬場代表は即答します。

馬場氏「あと2週間ですけど、どこまで議論が進むのか。自由討議という、学習発表みたいな場で終わるのか、ある程度憲法改正項目が絞り込まれるのか。そのへんが秋からの臨時国会、また来年の通常国会にも大きく関わってくる」

MC今野「総理が口だけなのか本気なのかもここでわかるんですね」

馬場氏「岸田総理の名誉のために申し上げると、自民党の現場サイドにはかなりやってくださいという指示を出してます。現場サイドのみなさんも、国会全体の流れを考えてリスクに関わる話は総理にも説明しているようですけど、総理はそれでもやれとおっしゃっているので……あとはやるかやらないか」

MC今野「(憲法解散を)突っ込んでくるなら……」

馬場氏「憲法は必ず自民党と組んでやります」

動画本編はこちら!

岸田総理の最後の切り札、憲法解散の可能性に維新馬場代表がエール?

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